存在承認とは?子どもを承認する言葉を増やして、やる気を育てよう

・親が認めてくれない

・学校でも家でも大人から否定ばかりされる

などが原因で、自暴自棄になったり、自分に自信がない子どもが、今の日本には沢山います。

そんな子ども達の自己肯定感を育てるために、親が出来る重要かつ効果的なことが存在承認です。

今日は、子どもを承認することがどうして大事なのかを「マズローの欲求の5段階の法則」を使って説明し、3つの承認の違いや簡単な存在承認の方法(言葉の具体例)についてお伝えします。

思春期になったわが子に「今さら、、、」と、認めることをためらう親御さんもいらっしゃいますが、今、承認欲求が満たされなくてモチベーションが下がっている子も多いですので、参考にしてくださいね。

009947
生まれてきてくれて
ありがとう

存在承認とは

存在承認とは、その名の通り「存在そのものを認めること」で、あいさつはもちろん、名前を覚えて声をかけてあげるなどの行為のことです。

また、髪型を変えた、服装を褒めるなど普段とは違う異変に気づいてあげることも存在承認になります。

子育てコーチングをベースとした「見守る子育て」では、この存在承認をとても大切に考えています。

ですが、今の日本では、周りの目を気にしながら子育てしていくうちに、子どもが存在してくれることが当たり前になってしまって、何か条件をクリアしないと決して認めない主義の親御さんは非常に多いのです…

承認欲求が満たされない子どもがやる気が出ない理由

マズローの5段階欲求説の図
マズローの5段階欲求説
生理的欲求など
低次の欲求が満たされていないと

上位の自己実現したい!という
気持ちにはなりにくい

アメリカの心理学者マズローが提唱した「マズローの5段階欲求説」(自己実現理論:Wikipedia)をご存じでしょうか?

これは、人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、低階層の欲求が満たされると、より高次の階層の欲求に向かうという理論です。

低階層から
1)生理的欲求

2)安全の欲求

3)所属と愛の欲求

4)承認欲求

5)自己実現の欲求

と5段階になっています。

子育て中家庭で起こりがちなのは、例えば、親から怒られてばかりで家庭が安心で安全な場所になっていなかったり(2:安全の欲求が満たされない)、悪いところばかり指摘され親から認めらていると感じない(4:承認欲求が満たされない)状態です。

子ども(人)として当然の欲求を、親がなかなか満たしてくれないので、5:自己実現の欲求(目標を持って頑張る!)という気持ちにはなりにくいという訳です。

自己実現する子を育てるための4つの質問

Q1.(生理的欲求)
寝る、食べるなどの毎日の生活において、子どもの気持ちを尊重できていますか?(しつけが厳しすぎませんか?早く寝なさい!ちゃんと食べなさい!などずっと指示命令している母多し)

Q2.(安全の欲求)
子どもにとって家が安心できる居場所になっていますか?

Q3.(所属と愛の欲求)
そのままの自分を受け入れてくれる仲間や、完璧でない自分でも愛してくれる人(親)がお子さんにはいますか?

Q4.(承認欲求)
自分のことを認めてくれる人、自分の気持ちに共感してくれ大切な存在として扱ってくれる人、がお子さんにはいますか?
↓  ↓
4つの質問の答えが全てYESの場合。
5)(自己実現の欲求)自分の夢や目標を実現するために行動しようという気持ちが湧き出てくる(ことが多い)

自信のある人
親から認められている
(承認欲求が満たされている)

自己実現してみよう!

子どもの心を元気にする!3つの承認

人には「誰かに認められたい」という承認欲求があり、この欲求が強い人は特に、人から「認められた!」と感じると→やる気がドンドンわいてきて意欲的に生きることができます。

ですので、今、意欲が低下しているお子さんに効果抜群!ぜひ今日から試していただきたいのが、親御さんからの承認なのです。

承認には3つあると言われていますので、以下、簡単に説明しますね。

1:結果(成果)承認

その人が出した結果(成果)に対して承認すること。(条件付きの承認)

言葉の例:「100点取って、すごいね!」「優勝おめでとう」「合格すごいね!」

注意)(親がスゴイと思う分野で)何か成果を出さないと子どものことを承認できない。(そのため親から認められたことがないと感じている人が続出→日本には自己肯定感の低い若者が多い現実)

2:行動承認

その人がした行動に対して承認すること。(条件付きの承認)

言葉の例:「お手伝いしてくれてありがとう」「最近、早起きを頑張ってるね」

注意)子どもをよく観察していないとスルーしがち。

3:存在承認

その人の存在そのものに価値があると承認すること。(条件なしの承認)

言葉の例:「あなたがいてくれてよかった」「存在に感謝」「いてくれるだけでいい」「今日もありがとう」

注意)存在してくれることが当たり前過ぎて、忘れがち。誰でも出来る方法なのに、やっている人がほとんどいない。

***

存在承認以外の行動承認と結果(成果)承認は、条件付きの承認となり、子どもが努力しない限りは、認めてあげることが実質できません。

ですので、特に今、意欲低下している子の場合は、親からの承認されたことがない!みたいな感覚があると思われます。

子どもが起こすいろんな問題行動は、たいていの場合、親からの承認不足(愛情不足)が原因です。

子どもの自己肯定感を育てるためには、行動(doing)結果(having)よりも、子どもの存在そのもの (being)を認めていくことが大事です

カンタン!3つの存在承認の方法

挨拶する母親
「おはよう〇〇」と目をみて挨拶。
自然な笑顔で言えたら最高☆

では、中高生、反抗期の時期だったとしても、今日から簡単にできる「存在承認の方法」を3つご紹介します。

1)笑顔で「おはよう」「おやすみ」のあいさつをする
(例:おはよう^^)

2)名前を呼ぶ

(例:おやすみ~ 〇〇)

3)笑顔で相槌

(例:うんうん(^^) それでそれで)

の3つです。

今、思春期・反抗期でお悩みのお母さんも、これなら今日から!できる気がしませんか?

こういった小さな「存在承認」をコツコツと積み立てていくことでお子さんの心の中に、親から承認されている気持ち(愛されている気持ち)がじわじわと溜まっていきます。

そして、これこそが自己肯定感となり「やる気の源」になっていきます。

子どもが話したくなる親
「うんうん」「それで」「すごいね」
相槌上手な母になってみませんか?

存在承認の言葉の具体例

今「不登校」や「勉強の意欲低下」「ゲーム依存症に近い状態」など、今特に自信を無くしているお子さんにお悩みの方もいらっしゃると思います。

そんな状態のお子さんとの会話に使える「存在承認の言葉」をいくつかご紹介しますね。

「自分は何をやってもダメなんだ」など、悲しいセリフを口にする子がなくなりますように。

中学生男子
中学生男子

【意欲が低下した子どもの心の中】
俺は何をやってもダメなんだ!
どうせ勉強やっても出来ないし…
何もかもめんどくさい。
親からも、先生からも、いつも注意されてばっかりだ。
なんか気力がわかないし学校も行きたくない。
自分が嫌いだ。
将来に夢も希望もない!
どうせ話したって反対されるに決まってる!

【存在承認の言葉の具体例】
生まれてきてくれてありがとう。
辛い時は元気が出るまで安心して休んでいていいんだよ。

そのままでいいんだよ。
お母さんは何も心配してないよ。
あなたがいてくれて本当に良かった。
あなたはお母さんとお父さんの宝物。
世界にたった一人の特別な存在。
だいじょうぶ。きっとうまくいくよ。

見守る母
見守る母
中学生男子
中学生男子

お母さんはいつも「そのままでいいよ」と俺のことを認めてくれる。
毎日笑顔でいてくれる。
どんな時も味方でいてくれる。
今はこんな状態だったとしても、俺は愛されてる。
自分は価値のある存在なんだ。

(こんな風に心が感じることで、心にエネルギーがたまっていきます。
そして、自分の存在に「漠然とした自信」が持てるようになると、いろんなやる気が出るようになります)

見守る子育てコーチ
見守る子育てコーチ

直接、子どもに言葉をかけなくても、心の中で思っているだけでもめっちゃ効果あります!
ちなみに、私は寝る前に、独り言のように呟いています(笑)

▼参考記事▼
中学校で不登校になる男の子の原因と段階別心理

究極の存在承認は母の笑顔

「見守る子育て」では、子育てにおいて一番大切なことは「自己肯定感の高い子=自分のことを好きな子」に育てることだと考えています。

そのための、究極の存在承認が、お母さんが笑顔でいること!!

母が「あなたのことなんて心配していない、毎日楽しいのよ。」と笑顔でいると、子どもは自分の存在に漠然とした自信を持ちやすくなります。

逆に、いつも怒っていたり、心配ばかりしている母親がそばにいると、「そのままのあなたではダメだ」という「存在否定」的なメッセージが子どもへ伝わってしまうのです…

脱!心配性!
脱!めんどくさい母!

お子さんの現状が心配なお母さんも多いと思いますが、今どんな状態だったとしても、「大丈夫だいじょうぶ。何とかなる!」と肝っ玉で大らかなお母さんでいることを心がけてみませんか?

自分のご機嫌は自分でとることができる「成熟した母」を目指しましょう!

自己肯定感さえ育っていれば、勝手に「自分で自分の人生を切り拓く子」になっていくのですから。

自分に自信がある人
これからの時代
「漠然とした自信」を持つ子が最強です♪

▼あわせて読みたい▼
東大生の母「存在承認」の言葉

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存在承認とは?子どもを承認する言葉を増やして、やる気を育てよう” に対して2件のコメントがあります。

  1. ソルト より:

    ゆかこさま

    存在承認って「親子だから当たり前」とか「照れくさい」とかで、なんとなく言葉に出来ずにスルーしてしまいがちですが、言葉に出さないと伝わらないものでもあるなぁと思いました。

    それに、子どもに生まれてきてくれてありがとう(赤ちゃん)
    君ははパパとママの宝物
    世界にたった一人の特別な存在(地球)
    だいじょうぶ。きっとうまくいくよ。は言えても夫にはなかなか言えない我が家の実情(^^;;

    せめて家族にはそういう事をサラッと言える日常を送れるといいなぁ。

  2. yukako より:

    ソルト様

    コメントありがとうございます。

    お子さんにジャンジャン存在承認してみてくださいね。

    そして
    パートナーシップ。。。

    多分ですが
    ここを改善出来たら!

    きっとビックリするほど、いろんなことがうまくいき始めると感じました~

    応援しています(^^)/

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