自己肯定感を上げる12の方法|子どもの教育にお悩みの方に
・自分のことが好きではない
・自分に自信がない
・(自分もだけど)子どもの自己肯定感が低そうで心配、、、
などでお悩みの方は今の日本には非常に多いと感じています。
私は、中高生ママ専門の子育てコーチとして長く活動していますが、子育てをこじらせる親御さんの特徴として、自分の自己肯定感が低いことがあげられます。
自分に自信がない親が、常に世間体を気にして子どもを否定する子育てをしてしまった結果、子どもの自己肯定感も低くなるという負の連鎖が起きているんですよね、、、
子育てに悩んで、コーチングや心の仕組みを学んでいるうちに、「私の子育てがうまくいかない原因は自分の自己肯定感の低さにあったんだ!」と気づいた私。
今日は、そんな私が、実際にやってみて効果があった(と感じている)12の方法をご紹介します。小学生から高校生の保護者さん必見の内容です。

息子の自己肯定感の低さは、母親の私の低さが連鎖していたのか~~~!
もくじ
自己肯定感とは?定義
自己肯定感とは、自分の存在を肯定的に受け止められる感覚のことです。
例えば「今のままの自分で大丈夫だ」と安心して生きることが出来る=自己肯定感が高い状態だと言えます。
逆に、「今のままの自分ではダメだ」「自分には価値がない」と思っている状態は自己肯定感が低いということです。
今の日本には、こんな風に自己評価が低くて自信がない人が、大人も子どももたくさんいます。
私は自分に自信がなく自己肯定感が低い母親でしたが、自分の良いところをだけじゃなく、自分のダメなところ(未熟なところ)を「このままでもいいやん」と受容することで、自己肯定感をだんだん高めることができたと感じています。

自己肯定感を上げるために、私は「自分を知ること(自己理解)」から始めました。
自己肯定感を高める12の方法
自己肯定感を高める方法を12個ご紹介します。
子育てを始め、人間関係や仕事、恋愛・結婚など、人生のいろんなことがうまくいくようになったりしますので、出来ることからチャレンジして下さいね。
1:現状を認める
子育てがうまくいかない原因や夫婦関係がうまくいかない原因が自分の自己肯定感の低さにある…など、自分の現状を知ること、そしてそれを認めることは非常に大事です。
というのは、目的地(=自己肯定感を高める)を目指すには、現在地(=自分の現状)を知ることでスタートラインに立てるからです。

現在地を知ることが超重要
2:強みに注目する
自分のダメなところに注目して自信をなくしているお母さんは、子育てにおいても、子どものダメなところに注目して何とかしようとする子育てをしてしまい、これが子育てがうまくいかない理由になっています。
例えば、こだわりが強い、繊細など、自分の強み(個性)に注目して、伸ばそうとすることは、自分が自分らしく生きるために重要なことです。
自分の強みに気付きたい方は、私たちコーチがよく使う本、さあ、才能(じぶん)に目覚めよう(ストレングスファインダー)で、「強みを見える化」してみることをおすすめします。
3:そのままの自分に〇をつける(自己受容)←超重要
特に人と比較する癖のある人は、不得意なことがある自分を認めることが出来ない方が殆どです。
「(人と比べて)〇〇が出来ないから、自分はダメだ…」という思考になりやすいんですよね…
凸凹は誰にでもあり、完璧な人は誰もいませんから、自分の凹んでいる部分を許して、そして受け入れるってめちゃくちゃ大事です!(自己受容)
4:小さな成功体験を積む
自分に自信がない人も多いですが、自己信頼感(自信)は、何か行動した後につくものだと言われています。
ですので、今、自分に自信のない方へのオススメなのは、小さく行動して小さな成功体験を積み上げていくこと。
例えば、「食べたことがないものを食べてみる」「本当は好きな色の洋服を着てみる(脱!無難)」など、簡単に出来る事から積み上げて、自信に変えていきませんか?

積み上げると
いつしか自信に☆
(まずは親が楽しく積み上げる
背中を見せませんか?)
5:リフレーミング
リフレーミングとは、物事を見る枠組み(フレーム)を変えて、違う視点で捉え、ポジティブに解釈できる状態にすることです(NLP用語)
有名な話ですが、コップに水が半分入っている時、「半分しか入っていない」というフレームと「半分も入っている」というフレームでは、感じ方が随分異なりますよね?
同じように、例えば今「言いたいことは言わずに我慢する(言うと嫌われるから)」という思い込み(フレーム)がある人は、「言いたいことがある時は、上手に伝えると皆が幸せになる」みたいなフレームに変換すると、なんだか人生がうまくいきそうな気がしませんか?
6:失敗をネタにする(肯定的に受け入れる)
過去の失敗を繰り返さないように生きている人は、過去の失敗に囚われている人。
例えば、私。
過去の子育て黒歴史を皆さんにカミングアウトすることで、同じような経験を持つお母さん方からの共感を得て、とても肯定的に生きられるようになりました。
こんな風に、過去の失敗は、話のネタにして笑い飛ばせるくらいになると、過去を乗り越え自己受容が出来るようになります。
7:環境を変える整える
今苦しすぎる場所にいる人は、自分の置かれている環境を変えるのも一つ。
自分を取り巻く環境が合わないと、どんどん疲弊していきますもんね。
また、心の状態と家の状態は似ているらしく、断捨離して、スッキリ暮らすことで、人生が激変しちゃた話も結構お聞きします。
つまりは、「自分にふさわしい居場所づくり」をおすすめします。
8:自分の気持ちを大切にする(自己尊重)
我慢ばかりしている人は、自分の本音を大切にしていない人。
自分が我慢していることにすら気づいてない方もいらっしゃいますので、時々「本当はどうしたいと思っているの?」と自分に質問してみませんか?
(1か月に1回くらい、この質問でガス抜きできるとよいですよ~)

9:自分の味方になる
心の中で自分を責めてながら生きている現代人は多いです。
たった1回しかない人生を、幸せに生きるために、味方は一人でも多い方がよいと思っていますが、その中でも特に、自分が自分の味方になれれば最強です。
具体的には、失敗した時は「そんな日もあるよね」、やりたいことがあるけど勇気が出ない時は「誰だってそんな時あるよね。失敗しても大丈夫だよ」など、優しい言葉を自分にかけてあげて下さいね。
10:自己卑下しない(謙遜し過ぎない)
子育て人生の最初の頃に私の得た教訓は、「なるべく謙遜して、周りの人をたてるようにすると、自分も子どももうまくいく」(苦笑)
なので、ママ友との会話では「私なんか全然ダメで…」「うちの子は本当に困ったとこばかりで…」など、自分を下げて相手を持ち上げることが習慣になってしまっていました、、、
自己卑下は、自分のことを粗末に扱う行為で、自己肯定感をどんどん下げてしまいますから、気付いた方からやめましょう。
11:自分をご機嫌にする習慣
自分をご機嫌にする「何か」を知っていますか?
例えば、お気に入りの音楽、香り、色、花、服、旅行、カフェなど。
・上手くいかない日が続く時は、この音楽を聞く!
(わかばやしセレクト:365日の紙飛行機)
・元気を出したい時は、クスっと笑える本を読む!
(オススメ本:夢をかなえるゾウ)
・疲れた日は、お気に入りの香りの入浴剤を入れて、ゆっくりお風呂に入る!
自分の心の栄養になることを定期的にとるようにして、自分のご機嫌は自分でとれるようにしましょう。
12:自分を否定しない人と過ごす(否定する人とは離れる)
私は定期的に会う友人がいます。
季節が変わる頃に「元気~ またお茶しない?」と連絡をくれるその人は、素の私のことを一切否定しない人。
近況報告しながら美味しいものを一緒に食べて、一緒に沢山笑うだけで、さあ明日も頑張ろう!と心がとっても元気になります。
逆に、自分を否定してくる人からはなるべく距離をとると、精神的にすごーーーーーく楽になります。(ストレス源からは離れるのが鉄則!)
好きな人に囲まれて生きる許可(=我慢して人付き合いしなくてもいい許可)を自分に与えてあげませんか?

素の私を大切にしてくれる友に感謝☆
子どもの自己肯定感を上げるための教育方法
子育てに悩んでいて子どもの自己肯定感にたどり着いたという方に向けて、子どもの自己肯定感を上げるための教育方法を3つご紹介します。
1)褒める・認めることの重要性
・テストで80点以上じゃないと褒めない
・ちゃんと出来ないと褒めない
など「親が設定した条件」をクリアしないと褒めない・認めない子育てをしている人が日本には非常に多いですが、これが日本の若者の自己肯定感が低い理由になっていると感じています。
子どもは全員!親(大人)から褒められたいと思っています。
親から褒めたり認められたりすると、子どもは安心感がわき、それが自信ややる気の礎になります。
日常的に子どもを褒めたり認めたりすることは、食べ物と同じくらい子どもの成長にとって大切なものです。
2)安心できる環境作り
家庭が子どもにとっての安全基地になっていると、子どもは安心して毎日を過ごすことが出来ます。
・小言を言わない
・短所よりも長所をみて認める(褒める)
・比較しない
・話を否定しないで最後まで聞く
・家族や親子は仲良くする
などを意識して、家庭を安心で安全な居場所に整えていきましょう。
3)共感的なコミュニケーション
子どもの話をついつい否定して、アドバイスしていまう親御さんが日本には多いです。(過去の私)

明日は学校に行きたくないな。
何言ってるの!学校にはちゃんと行かないとダメでしょ!

こんな風に、子どもの気持ちを受け入れずに正論(持論)を押し付けていると、子どもはの心の疲弊していき、前向きな行動が出来なくなったりします。
この状態から共感的なコミュニケーションに代えてみると、子どもの心が満たされ元気になります。
見守る子育てでは「笑顔が増えました!」「学校への行き渋ることがなくなりました!」というご報告を多くいただいています。

明日は今日は学校に行きたくないな。
そうなんだね。
そういう日もあるよね。
何かあった?
お母さんでよかったら、話聞くよ~

自己肯定感が低い子どもの特徴
自己肯定感が低い子どもの特徴を3つご紹介します。
1)自信のなさ
自己肯定感が低くなると、自分に自信がない状態になり、以下のような状態になりやすいです。
・チャレンジを避ける
・自己否定
・意見を言わない
・完璧思考が強い
・落ち込みやすく、ネガティブ
・褒められても喜ばない
・親に依存する(自立できない)
・決断の遅れ(ずっと悩み続ける)
・成功を素直に喜べない
・感情のコントロールが苦手

私にご相談をいただく9割以上のご家庭のお子さんが「自信のない状態」だと感じています。
2)他者との比較
自己肯定感が低い子どもは、周りの人との比較を過剰に行い、劣等感を感じやすくなります。
これは、親が周りと比較して子どもを叱責しながら育ててしまうことで、比較する習慣がすり込まれてしまっているとも言えます。
3)失敗への恐れ
自己肯定感が低い子は、過去の失敗を引きずっていることも多く、再び失敗することへの恐れが強く持っていたりします。
ですので、新しいことにチャレンジすることが少なくなり、自信を積み上げるために必要な小さな成功体験が極端に少ない、という悪循環が起きています。
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自己肯定感を高めるのにオススメの本
最後に、自己肯定感を高めるためにオススメしたい本を3冊ご紹介します。
1)自己肯定感の教科書(中島輝)
わかばやしイチオシの本。(動画内でもご紹介していています)
何かで悩んでいた息子も読んだらしく(テーブルに置いておいたら、勝手に読んでた~~ww)「これめっちゃいいやん!」と絶賛!
仕事、人間関係、恋愛・結婚、子育てなど「人生は自己肯定感で10割決まる」という帯の言葉に衝撃を受けました。

自己肯定感の教科書
2)自己肯定感、持っていますか?
水島広子先生(精神科医)の本は、心の仕組みを知るために何冊も読ませていただいおり、とても分かりやすくおススメです。

3)敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法

図書館でも良く見かける本です
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この記事を書いた人(監修者)

長野県松本市在住
中高生ママ専門の子育てコーチとして、悩める母専門のコーチングセッションを行う。
【経歴】
・コーチングオフィス ままはぐ代表
・ICA国際コーチ協会認定 ポテンシャルコーチ
・セッショントータル5,000時間以上を実施
・26歳(社会人)と23歳(大学院1)2人の息子を持つ母親
・京都大学にて教授秘書歴7年
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はじめまして、6年と中2の男の子の母親です!メール登録してみました、これから楽しみです。
私は最近毎日、イライラしてばかりで子供を否定する言葉を使ったり、無視したり最近なんかご飯も作らない事もあります。
学校から帰ってくるとやはり、ゲームをずっとやっていて時間を守りません。お風呂も言わないと入らないです。
なので寝るのも遅く、当然朝も起きれません。私が毎日起こしてます。起こさないと多分お昼くらいまで寝てると思います。
私が何も言わなかったら学校行かなくてラッキーだと思ってゲームやると思います。そうなると思って毎日怒りながら起こしてます。
毎日、私は早く子育てから解放されたいとしか思えず、疲れ果ててます・・・
2泊3日で、子供から離れて1人で旅行をして行こうと考えてます・・・
今こんな状況なので、メールを見て、何か変わればいいなと思い、縋る思いで登録してみました!
子育ての悩みみたいになってしまいすいません。
メール登録&コメントありがとうございます。
男の子二人のママさんなのですね。
中2といえば反抗期真っ盛り。
家事だけでも大変なのに、やることをやらずにゲームばかりだと本当にイライラしちゃいますよね。
今とてもお疲れのようですので、ママが元気になれること、自分で自分をご機嫌にできること、をしてリフレッシュできるといいなぁと感じました。
7日間メールセミナーがお役にたてますように☆
応援してます(^^)/
こんにちは。小6、中2の2人の息子の母です。
私は毒親?と自分でも感じているのですが、それをどうしていけばいいのかわかりません。。
特に長男に対しては過干渉ばかりです。。
勉強のできが悪い長男に対して、私が不安に襲われてしまうのです。
なので余計に過干渉になってしまいます。→きっとそれが悪循環です。
いけないと思いつつ、自分が変えられません。本当に悩んでいます。。
メール登録させていただいたので、これから自分自身の考え方を少しでも変えられたら嬉しいです。
メールセミナーへのご登録をありがとうございます。
男の子二人のお母さんなのですね。
毎日お疲れ様です。
不安が過干渉の根っこにあるともう気づいておられるのですね。
自分の不安とどう折り合いをつけるか?の答えが見つかるといいなぁと思いました。
「見守る子育て」がお役に立てば嬉しいです。
「笑顔の子育て」になりますように☆
応援してます(^^)/
こんばんわ。いつも、拝見させていただいてます。
現在高校2年生の息子が、中3の時、若林さんのブログに出会いました。
希望の高校、行きたい大学、やりたい事があるくせに、勉強しない我が子に、イライラして、どなりちらす毎日。塾の夏期講習は、ボーナスを全額つぎ込み、最も過酷な回数と時間を費やさせました。でも、全く成績は上がらず、、、そんな、ある日突然「なんの為に生きてるのかわからない」と息子が言い出しました。お互い半狂乱になりながら、それでも、受験はどーするんだ!と喧嘩する私達に、主人は「お前は息子を何にしたいと思ってるんだ?大切なことは、息子が元気にいることだぞ」と言われます。私の子育ての仕方になにも言わない主人。でも、そんな風にたしなめられてもその頃の私は、それは、それ、と思っていたのです。そんな頃 私は、ネットで「思春期男の子」「男の子の育て方」なるものを調べ続けてるうちに、若林さんにたどりついたのです。
実は、これでも保育士の私。職場では、自己肯定感を育みましょう。結果ではなく、過程を誉めましょう。言われています。わかっていることばかりの若林さんのブログに、(しってる!)(わかってる!)(でも、我が子は、そうは言ってられないの!)と思い続けてしました。…申し訳ありません…。それでも、毎週更新されるブログを読みながら、受験期間を手探りで過ごしていました。そんな、ある時、滑り止めで受けるつもりだった高校の体験入学へ行ったとき、ビビッときた、私と息子。急に方向転換して、早々に推薦入試で一足お先に合格を決めたことで、高校入手はあっけなく終わったのでした。
ところが、ここで、終わらなかったのは、やっぱり、拗らせている私の教育論…。進学高校へ、棚ぼたのように受かったものの、ほぼドベからのスタート。わかっているものの、焦る私は、勉強しない息子にまた、怒鳴りちらします。怒鳴った所で勉強はしませんよね。案の定、懇談会では、ほぼドベの成績表を見せられながら、1つ下のコースへの転コースをすすめられました…。 やっぱり、と思うのと、それでも、進学コースにいることへの(私の)プライドがまざり合うなか、息子は、絶対転コースしない!と言い張ります。このままでは、落ちこぼれるよ?と言いながらも、頑として転コースしない!と言い張る我が子に、なにか憑き物がおちた私。(せめて、高校卒業の単位さえ、落とさなければ、まっいいか)(この子の人生だもんね)と初めて思えたのでした。
それからは、ホントに勉強しなくても気にならなくなった私。「でも、せめて、留年落第はしないでね」と息子に言いながらも、怒鳴ることはほとんどなくなりました。
そうすると、ホントに不思議なもので、息子本人から「このままじゃヤバいから塾にいかせてくれ」と言い出したのです。そのころは、もう、塾なんて行かせるつもりもなかったので、正直めちゃくちゃ驚いたのと、費用の事が頭をよぎりました(笑)でも、ここは こういう支え方しかできないんだろうな、と入塾をさせると、息子の様子が一変。 家でこそ勉強はしませんが、毎日塾に通い勉強するようになったのです。相変わらず、成績は上がりませんが(ついつい期待をしてしまうので、まだまだ甘いのですが(笑)) やりたい事をあきらめられないやっぱり、行きたかった大学を目指す!と言い出したのです。行きたい大学は理系。でも、高2へ上がるときの理系、文系を選ぶ所で、文系を選んだ息子。理系は、ムリ、と諦め文系を選んだものの、やっぱり、やりたい事が諦められない!と言うのです。そんな息子に、「後悔しないためにもやれるだけやったら?」と言えるようになった私。今までだったら、安全な推薦で行ける大学を進めていたかもしれません。まだまだ、大学受験まで先は長いですが、息子が自分で選択し、積み重ねた経験は息子の糧になると信じています。中3の頃、高校1年生を経て ようやく、ここまでの気持ちが持てるようになりました。
ひとえに若林さんのブログのお陰です。
長い文章になってしまいましたが、感謝をいつか、伝えたい、と思いコメントさせていただきました。
ありがとうございました。
嬉しいコメントをありがとうございます。
息子さんが中3の頃から読んで下さっているのですね。
その3年の間の物語をセキララな言葉でに教えていただき、「次は一体どうなるのだろう?」とドキドキしながら読ませていただきました。
お母さんの憑き物が落ち、怒鳴るのがなくなった後に起きた、息子さんの変化。
そして、最後の、文系から理系の大学を目指すと宣言した息子さんのくだりに感動~
また、その選択を信じて見守る覚悟をされたお母さんも、めちゃくちゃかっこいいです!
・・・・・・・・・・
Where there’s a will, there’s a way
意志あるところに道は拓ける
・・・・・・・・・・
↑ 私の大好きな言葉を贈らせて下さいね。
こちらこそ、感動をありがとうございます。
感謝を込めて。