【子どものお金の教育】豊かに生きる子を育てるには
・無駄遣いばかりする子に困っている
・将来お金に困らない子に育てるにはどうしたらよい?
・子どものお小遣いはどうやって決めたらいいの?
みたいなことにお悩みの方に向けて、「子どものお金の教育についてお伝えします。
「お金の教育」については本当にいろんな考え方があると思うのですが、「無駄使いをしない堅実な子」というよりは「自分らしく楽しく豊かな人生を歩む子」になって欲しいと願う親御さんに読んでいただけると嬉しいです。

もくじ
子どもにお金の教育をする理由
人の「3大悩み事」としてあげられるのが
1)健康
2)人間関係
3)お金
と言われています。
私が「見守る子育て」を通して主にお伝えしているのが、2)の人間関係の部分で、特に「家族間のコミュニケーション」について。
お互いを尊重し合って「良質のコミュニケーション」をとりあうことで「最強で最幸の家族をつくりませんか?」みたいな発信をしておりますが
同時に!
子育て期間を通して、子どもに「お金との付き合い方」について教えていくこともめちゃくちゃ大事だと思ってます!
というのは、「自由で幸せな人生」を送るには、人間関係も!お金も!(もちろん健康も!)豊かにあった方がいいですから。
子どものお金の教育あるある:無駄につかってはイケナイ!
だけど、真面目でキッチリしたお母さんに多いのが
1)とにかく使うな系
2)よいことだけに使いなさい系
の方。
ぶっちゃけ、過去のワタシも↑この価値観に囚われていた期間が長かったです。
要するに、大人の目から見て「無駄使いはダメだ!」ということを教えている方が今多いと思うのです。
ですが、「無駄使いをすること」に目くじらを立てすぎることは「自由に自分らしく楽しめる人生」には繋がりにくいのかなぁと考えています。
というのは、お金ってね。
例えば
・好きなグッズを集めたり
・趣味に使ったりして
「人から見たら無駄に思えるけど自分が心から楽めること」にお金を使える人生が本当に豊かな人生じゃないかなぁと思うようになったから。
今、沢山の「男の子の子育て」に悩むお母さん達のお悩みを聞く立場になって感じているのは、小さい頃に自分の親から教えられたこと(=親の価値観)を、大人になって自分が子どもを育てる時にも当たり前のように採用している方が殆どです。
(反面教師の方もいるけど)
そして、その「親から受け継いだ価値観」こそが、今の「生きづらさ」の原因の場合が多いです。
特に「お金は(時間も)正しいことだけに使いなさい」という「価値観」に縛られて、パートナーや子どもを裁いてしまっているために、今苦しんでいる方も多いんだなぁ。。。
というのはね。
実は、この「無駄」の部分には「お金」だけじゃなくって「時間」も含まれていることが多くてね。
特に思春期・反抗期の男の子達が皆こぞって「楽しいと感じる事」
例えば
・ゲームなどの遊び
・それに使うお金や時間
に対して、無駄=ダメ=無意味=悪とし、子どもを裁き続けて関係悪化させている方がほんとーーーーに多いのです。。。

子どものお金の教育NG編
子どもにお金の教育をする際、NGなのは「使い方に対して細かく文句をいうこと」です。
というのは、お金も!時間も!本当の本当は使う人側の自由であるべき部分。
逆に、この部分をずっと親に支配(管理)されたままだったり、否定され続けたりすると本当に苦しい苦しい人生になってしまいます。
だけど、子育て期において、特に、お金に関しては親が稼いだものを子どもに与える図式があるからこそ、余計にその使い方に対して無駄使いは絶対ダメ!という「強固な姿勢」になりがちです。
例えば
・誰のおかげでやらせてもらってると思ってるの!
・無駄使いばかりして!
・せっかく申し込んだのにどうしていかないの?!
・いつかちゃんと返しなさいよ!
・ちゃんと感謝しなさい!
・かけた分だけ成果を出しなさい!
みたいな感じで、子どもにお金にまつわる「お小言」(「嫌み」や「恩着せがましさ」)をついつい言ってしまう方が多いんですよね。。。

子どものお金の教育で一番大切なこと

息子達に「お金との付き合い方」についてどう教えたらいいかを悩んでいた私が、一番最初にやってみたのが「お年玉のうち5千円は自由に使っていいよ制」です^^
確か、長男が小5で次男が小2の時くらいから導入しました。
当時、我が家では、赤ちゃんの頃からの習慣で子どもに手渡された「お年玉」はそのまま母の私が回収し、本人名義の郵便局の口座に毎年積み立てる、ということをやっていました。
最初のうちは、文句もでなかったこのシステムですが、だんだん文句が出るように~
というのは、当時、もらったお年玉で何万円もする「新しいゲーム」を買ったりするという「羽振りのいい同級生」がいまして(笑
「息子:どうしてうちだけ?」みたいな言葉が聞かれるようになってきたからです。
なので「お年玉のうち5千円だけは自由につかっていいよ」にしてみました。
すると、忘れもしないその最初の年!!
息子達はこの5千円を握りしめて、ほくほく顔でお父さんと出かけて行き、兄弟共に買ってきたのが!当時流行っていたカード(デュエルマスターズ)の大人買い!(箱買い)笑
5千円全部をつぎ込んで!箱買いしたカードのパックを大興奮しながら次々に!開けていたなぁと。
これね。
本人達が期待したように強いカード(キラキラカード)はあまり出なかったんですけど、一見、無駄使いにも思えるこの経験は息子達にとっても!親の私にとっても!めちゃめちゃ楽しかった想い出で、その後の息子達のお金の使い方にも大きな影響を与えているように感じています。
(ちなみにその後の我が家では中学生からお年玉は全額渡す制になりましたが、めっちゃ考えて使うようになりました(笑))
何が言いたいかというと、「笑顔で自立していく子」を育てるためには、子どもの成長に従って、時間も!お金も!自分の自由に使える経験をさせてみることが必要だってこと。
(何にどう使ったかについては文句は言わないことが大事です)
その子自身が「嬉しかったなぁ」とか「失敗したなぁ」と思う経験を沢山つくっていけるといいなぁと。
その経験の中で「好きなモノが買えて嬉しい経験」は、将来お金を稼ぐモチベーションに繋がっていくと思います。

お金はこうやって使うと良いんだ!
沢山使いたいから、沢山稼ぐには
将来どうするといい?
逆に「失敗した!!」という経験は、今後のお金の使い方を考える「学び」に繋がると思うから。

「失敗からの学び」は
生きる力になります
子育てってね。
子どもが、失敗しないように親が「先回りする育児」よりも、とにかくなんでも自分でやらせてみるってことが、ホント大事です。
勿論!最初は当然失敗します!
だけど、親としての「痛みを覚悟すること」(←ココが大事)
その失敗から学んでいく子どもを、黙ってそばで見守ることこそが、「子どもの心」と「生きる力」をグググーンと成長させるのです。
▼先回りの育児をしていないか?ご心配な方に▼
⇒過干渉な親チェックリストどこからが毒親?
子どものお金の教育:お小遣い編
お小遣いの額についても相談をうけることがあるのですが、これも親が一方的に決めるのではなくて、子どもの気持ちをちゃんと聞いて、そして親側の都合や実情も話した上で、親子で話し合って決めていけるといいなぁと思っています。
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