子どもを伸ばす親とつぶす親の「3つの習慣」
- 子どもを伸ばす親はどんな育て方をしているのかを知りたい
- 子育てが上手な親になりたい
- 今子どもをつぶす親になっていないかが心配
という方はいらっしゃいませんか?
長らく「男の子の子育て」に悩んできた私ですが、実は「教育コーチング」の学びの中で出会った言葉に救われ、子育ての基本姿勢を変えると、息子達は可能性や才能を伸ばし始めました。
今日は、親がどんな基本姿勢に変えると「子どもを伸ばす親」になれるのか?について、男の子ママ専門の子育てコーチとしての経験をもとにお伝えします。
もくじ
子どもをつぶす親の習慣~よくある現状~
今、わが子をちゃんと育てなきゃ!と思えば思う程、子育てをこじらせてしまう方が多いと感じています。
ここでは、結果として、子どもの才能や能力をつぶしてしまう親御さんの習慣をご紹介します。
つぶす親の習慣1:短所を伸ばそうと躍起になっている
例えば、今、親の期待通りに「ちゃんと勉強しないこと」「成績が悪い事」などにいら立っていて、どうにかして勉強する子に育てようと躍起になる親御さんが多いですが、あなたはいかがでしょうか?
ですが、きっともう、うすうすわかっておられるとは思うのですが、親が責め立てれば責め立てるほど、子どもは勉強することが嫌いになり、自分から勉強する子にはなりません。
「口やかましさ」は子どもをつぶしてしまうことが多いのです。

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つぶす親の習慣2:可能性を否定する(ドリームキラー)
もしも、お子さんが今「プロゲーマーになりたい」「ユーチューバーになりたい」など、親として安心できない夢(目標)を子どもが語り出した時、あなたはどうしますか?
もしも「そんなの無理!いったい何考えてるの?!」という言葉で、バッサリ否定してしまうようなら、それはドリームキラーになってしまっているということです。
こういった夢を持つ男の子はよくいますが、本当にその夢に向かって進み始める子は、私の感覚的には10人に1人くらいの印象です。
ですので、まずはお子さんがその夢をいいなぁと思った経緯などを聞いてあげれるといいですね。
というのは、ドリームキラーは子どもの夢や可能性をつぶし、日常生活のいろんなやる気も減退させてしまうからです。

もしかしたら
親がドリームキラーになっているからかも。
つぶす親の習慣3:父親(母親)の悪口を聞かせている
夫婦仲の悪いご家庭にありがちなのが、母親が父親の悪口(反対もあり)を子どもに告げているってこと。(子どもに愚痴の聞き役をさせている人もいる)
自分の両親が仲が悪い状態は、それだけでも子どもにとったらストレスで「漠然とした意欲低下」につながります。
母親にとってはパートナーの悪口でも、子どもにとっては、自分と血のつながった父親の悪口になりますので、できるだけ慎みましょう。

子どもには良い影響を与えますが
夫婦仲が悪いと悪い影響を与えます
子どもを伸ばす親「3つの習慣」
では、子どもをつぶす親とは違って、子どもを伸ばす親は、どんな習慣を身につけているのでしょうか?
ここでは、子どもを伸ばす親のやっている「3つの習慣」について解説します。
子どもを伸ばす親の習慣1:人は成長する生き物だという見方をしている
子育て中のお母さんの不安の一つに「この子は〇〇ができないままだったらどうしよう」という不安があると思います。
例えば、このまま
- 片付けられないままだったら…
- 偏食のままだったら…
- 勉強しないままだったら…
- ゲームばかりやり続ける子になったら…
- 人とかかわるのが苦手なままだったら…
- 苦手なことから逃げ続けるままだったら…
みたいな「ダメなままかもしれない不安」に、今とりつかれていませんか?
こんな時に思い出していただきたいのが人は成長する生き物だってこと。(←「教育コーチング」の基本理念です)
私はこの言葉に救われました!
私たちは、毎日子どものそばにいるからこそ小さな変化や成長が見えにくいし、感じにくいけれど、人は基本的に、心も体も成長したいと思っている生き物です。
親が温かい目で見守っていてあげれば、子どもは自分のペースですくすくと伸びていくと信じていることが、「子どもを伸ばす親」の1つ目の習慣です。

子どもを伸ばす親の習慣2:「結果よりも成長」に注目する
完璧思考で結果重視タイプの親御さんは、お子さんの「小さな成長」を見つけるのが苦手です。
例えば、テストでいうと前回50点だったお子さんが、今回は少し頑張って55点をとったとします。
ですが、自分が安心できる点数(例:80点)以上ではないことに対して、怒りの感情が湧くので、子どもの頑張り(小さな成長)を認めてあげることができず、否定や叱咤激励ばかりの子育てになりがちです。
また、例え、一時的にやる気が出したとしても、単に親に怒られないために勉強しているだけなので、「やる気」が持続しないことも多かったりします。
50点→55点。
この5点の小さな成長が見えるかvs見えないかが、実は「子どもを伸ばす親」と「つぶす親」の境目なのです。
というわけで
子どもを伸ばす親の2つ目の習慣は「結果よりも成長」に目を向けていて、その成長を認めて褒め、一緒に喜んだりしています。
今回は、わかりやすいようにテストの点数を例にあげましたが
・ゲームの腕が上がっている 笑
・世渡り上手になっている
など、あなたのお子さんが以前より成長している部分に目を向けて承認してあげると、子どもの心が満たされ、いろんな意欲がわくようになります。

「子どもの成長している部分」を
沢山!探してあげてくださいね。
子どもを伸ばす親の習慣3:諭すより聞こうとしている

諭そうとしていませんか?
子どもを伸ばす親御さんは「聞き上手」です。
例えば、夕食の時などに、楽しそうに子どもの話を聞くことに重きを置いていて、子どもとのコミュニケーションを心から楽しんでいます。
今、子どもを諭す、叱ることで子どもを良い方に導こうとしている親御さんが多いですが(つぶす親の特徴)、子どもを伸ばす親は「話を聞くこと」「語らせる」ことで子どもの意欲や可能性を引き出そうとしています。
ポイントは、子どもが話したくない時に無理に聞き出そうとしないこと。
「え?じゃあ一体そうすればいいの?」という疑問には、日頃から、諭そうとはせずに、否定しないで聞くことを心がけていると、子どもはだんだんいろんなことを話してくれるようになるので、「親の姿勢を変えてしばらく待つこと」が必要になります。
要するに「子どもを伸ばす親」は「子どもが自分から話したくなる親」だったりするのです。
***
以上
「子どもを伸ばす親の習慣」をまとめると
1)人は成長する生き物だという見方をしている
2)「結果よりも成長」に注目する
3)諭すより聞こうとしている
の3つです。
教育コーチングの理念もたっぷり入っていますので、よかったらお試し下さいね。

を目指すのが早道です♪
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