毒母とは?今すぐ毒母卒業編
毒母とは、過干渉な母親のことで、子どもに悪影響を及ぼす母親のことです。
今回のブログを書くにあたって、「毒母」について調べてみたら、衝撃的なことがわかりました。
「毒母」と検索すると、上位に表示されるサイトは、親側の目線の記事よりも、育てられた子ども側の目線で書いた記事が殆どで、毒親育ちによる毒親対策的な記事ばかりでした。
そして、この毒親対策記事の多くの結論が、親は何を言っても変わらないので「毒親とは距離を置く(捨てよう)」だったのです。
要するに、毒(悪影響)を与え続ける母親でいると、将来子どもから嫌われ距離を置かれてしまうというわけです、、、
私は、7日間無料メールセミナーの中で、「毒母」という言葉を使っています。
昔、息子に「ちょっと毒母だったね」と言われた私が、コーチからの質問をきっかけに、どうやって毒母を卒業したか?についてお伝えしているのですが
・将来距離を置かれたくない!
・親子仲良くしたい!
・この不名誉な称号から1日も早く卒業したい!
と思うお母さんに向けて、今日は「毒母になってしまう理由」や「親子のやりとり例」をご紹介し、毒母を卒業するための3STEPについてご紹介します
もくじ
毒親・毒母とは?
「毒親」とは、「毒になる親 一生苦しむ子供」(スーザンフォワード著(講談社刊、玉置悟訳)が話題となり、この本をきっかけに生まれた言葉だとされています。
その後、『過保護のカホコ』(日本テレビ系)、『お母さん、娘をやめていいですか?』(NHK総合)など、毒親を描いたTVドラマも話題になり、今の日本では、子どもから、毒だとか、害だとか、重たいと言われる親は、決して珍しいことではないと感じています。
毒親の中でも、特に母親に限定した「毒母」は、「子どもの人生を支配し、子どもに悪影響を及ぼす母親」のことで、自分の理想を押し付け、思う通りの道を進ませようとして、過保護や過干渉な言動を繰り返しているのが特徴です。
要は、自分の欲求を満たすために子どもを思うようにコントロールしようとしているのですよね、、、
これ、実は、子どもにどっぷり依存(他のものによりかかり、それによって成り立つこと)している状態なんです。

▼どこからが毒親になるか?をチェックしたい方に▼
⇒過干渉な親チェックリストどこからが毒親?
どうして毒母になってしまうのか?私の場合
過去の私は一人で立っていられなかったんです!
自分自身に自信がなくって、子育てで成功して自信をつけたかったというのが本音でした。
だからこそ、子どもに私の理想の「かっこいい結果」を出してもらう必要があったんですよね。。。

今の私から「過去の私」を振り返って眺めると、「あ~ 私、どっぷり子どもに依存してたな~」ってハッキリ思います。。。
「わかばやしさんスゴイ!」って人から言われたくて、私が幸せになるために「世間体のよい子ども」が必要だったのですから。(言葉にしてみるとホント最悪!で凹む、、、)
「あなたのためだから」「子どものために」という言葉を(ぁ←コレ本当は「自分のため」です)ある意味、「免罪符」や 「隠れ蓑」にしている、過去の私のようなお母さんはいらっしゃいませんか?
冒頭でも言いましたが、
このまま「毒母」(悪影響を与え続ける母)で居続けてしまうと、子どもから嫌われ、捨てられてしまう未来がやってきてしまうかもしれません…

脱出のチャンスですよー
毒母の特徴、よくある親子のやりとり
毒母の特徴は、子どもに過干渉な言動を繰り返し、していることです。
では、普段、親子でどんなやりとりをしているのか?よくある例をあげてみます。
特徴1:子どもの気持ちを理解しようとしない
子どもに過干渉な行動をし続けてしまうお母さんは、子どもの気持ちを理解しようとせず、子どもの気持ちに共感を示すことはあまりありません。

今日先生に怒られた。
俺、全然悪くないのに。
どうせ又なんかやったんじゃないの?
優秀じゃない子は先生からも信用されないのよ!


俺の気持ちを全くわかってくれない。
今回だって、先生の方が悪いのに、いつだって俺を悪者にする!
特徴2:めんどくさい母状態
自分の思い通りにならないと機嫌が悪くなるお母さん、「かまってちゃん」状態の方も多いです。
ちっとも優しくしてくれない。
好き勝手やらせてあげてるのに…


は~ めんどくせ~
なんかいつも恩着せがましい
特徴3:必要以上に体面を気にする(他人軸)
必要以上に体面を気にしていて、子どもに「世間体のよい優秀な子であること」を求めているお母さんも多いです。
不合格、失敗、不登校、浪人、留年など、「ネガティブな経験」をさせてしまうと私の人生終わる。くらいの勢いで悩んでいる方も、、、
Aさんのところは旧帝大、
Bさんのところは有名私立大学
なのにうちの子は、、、


いつも誰かと比較されてばかり。
結局のところ、子どもよりも自分の世間体の方が大事なんだよな。
あの人は。
特徴4:検閲システム(母の許可が必要)
進路や買い物など、子どもの欲しいもの、選択することに対して、とりあえず反対から入る方は多いです(無自覚)
母の検閲を通ったものでないとダメなシステムになっていませんか?

新しい服が欲しいからお金頂戴。
また変な服買ってきちゃうからダメ!
ママが一緒に行くから!


昔から俺の「本当に欲しいもの」は絶対買ってもらえない。
まずはダメだと反対されて、そこに自分の考えをかぶせてくる。
で、「無難なもの」をあてがわれる。
特徴5:被害者意識が強い
夫婦仲や親子仲が悪いのは「相手のせい」だと思っていて、自分は被害者で悪くないと思っている。
夫は頼りにならないし
息子もちっとも言う事をきかない!
どうしてこうなったんだろう、、、


あの人はいつも自分が正しいと思ってる人。
人のせいにばかりして、いつもヒステリックで、話す気がなくなる
特徴6:発言に一貫性がない
ワイドショーやママ友からなど、外からの情報に振り回されて、言ってることがコロコロ変わります。

テストで平均点以上だった!!
約束してたスマホ、いつ買ってくれる?
やっぱりあの話はナシ!
中学生でスマホ依存になった子の話を聞いたんだけど、怖いらしいから。
あなたなんて、スマホ依存になっちゃいそうだし。


なんだよ!
いつも嘘ばっかりだ!
人には嘘はつくな!って言ってるくせに。
しかも俺がスマホ依存になるって決めつけやがって!
▼毒母に育てられると…▼
⇒過干渉な親に育てられる子の特徴と行く末
毒母卒業Step1:悪影響を与えていることを自覚する
この「毒母」状態から卒業するための、最初の一歩は、自分が子どもに悪影響を与えている母親であることを自覚することです。
- 子どもの現状や将来が眠れないくらい不安で心配。
- 自分のいうことをきかないと、腹が立って罰を与えたり、ひどい言葉を言ってしまう。
(時には手や足も出る) - この子は私がいないとダメだと思う。
に1つでも〇がつく人は、子どもに悪影響を与えている可能性大です。
ですが、毎日必死で頑張っているのに、実は子どもに悪影響を与えていた!なんてこと、自分では認めたくないですよね。。。
なんか、かっこ悪いし。
だけれども、ここをちゃんと自分で認めることが毒母卒業への第一歩。
事実は事実として、潔く認める母がカッコいいのです!
毒母卒業Step2:「嫌なこと」をしていないかを子どもに聞いてみる
「人の嫌がることをしてはいけません」と子どもに教えているお母さんは多いと思うのですが、実は今、自分自身が、「子どもの嫌がること」をやり続けてしまっている母って多かったりします。(矛盾してます)
「男の子を育てるには、厳しく言う人がいないとダメだから」「あえて憎まれ役に」と、自分の在り方を正当化する親御さんも少なくありませんが、自分の姿を鏡に映して見てみるつもりで、「嫌なことをしていないか?」を、お子さんに尋ねてみませんか?
お子さんからの言葉(母へのフィードバック)を素直に受け取って、行動を修正できる母は、もう毒母を卒業する準備ができている人です。
逆に、せっかくもらったフィードバックに腹を立て、素直に聞けない人は、毒母からの卒業は難しいんだなぁ。。。
【嫌なことをしていないかを子どもに聞く場合】
ねえ、ママに辞めてほしい事ってある?


・ゲームをしてるとイライラしだすこと
・勉強して結果を出せと言われること
・パパの悪口をいうこと
・信じてもらえないこと
・約束を守らないこと
・悪い方ばかり考えること
教えてくれてありがとう!
沢山あるけど、その中でも一番やめてほしいものは何?
一度に全部は難しいけれど、これからはなるべく気を付けるね

毒母卒業Step3:子育て以外に「打ち込めること」を見つける
毒母になりやすいお母さんの特徴は、子育てが生きがいになっていて、子育て以外のことを楽しめていないことが多いです。
頭の中の殆どが、子どもの心配で埋め尽くされているために、自分のことを楽しむ余裕がないのです。
なので、Step3と言いながらも、Step2と同時進行でやると効果的なのが、「打ち込めることを見つけてやってみる」です。
どうしてかというと、「自分の打ち込めることに没頭することで、その時間は子どもの心配をしなくてすみ、依存状態から脱出できる」からです。
打ち込めることの探し方
今「やりたいことは何ですか?」と聞いても、「わかりません」と答えるお母さんが殆どです。
そんな方はじっくり、「私、何をしている時が楽しいかな?」って考えてみて下さいね。
韓流ドラマでも!ヨガでも!あなたが時間を忘れるくらい没頭できることってないでしょうか?
「好きなことが仕事につながるといいよね~でも、そんなこと私にできるわけがない、、、」って、今思っているそこのあなた 笑
仕事につながるかどうかは、結局は「続くかどうか」です。
楽しければ!どんなことがあっても、わりかし(笑)続けられるんですよね。
(私はコーチングもブログを書くことも、楽しいことでした)
それにね。
例え、仕事に繋がらなかったとしても、母が好きなことをして毎日楽しそうにしてくれることは、依存され、見張られ、管理され続けていた子どもにとっては、実に嬉しいことだったりするのです。
例えば

「色彩心理」ってなんだか奥が深そうな学問ですよー。

私「リハビリメイク」っていうの、やってみたい時期がありました。。。
友達にやってあげても喜ばれそう!

バンド組んだりも楽しそう♪

最近流行ってますよね!

なんてたって!無料で!始められますから
「そんなこと言ったって稼がなきゃ!」って方にはこの【感動動画】はいかがでしょう?
↓ ↓ ↓
あるレジ打ちの女性の話(You tube動画 6分50秒)
(これ泣けます~)
今、好きなことが見つからない人は、この「レジ打ちの女性」のように、とにかく目の前にあることをひたむきにやってみることで、あなたの能力が磨かれて、あなたの「仕事」で誰かを幸せにできるようになります。
結果!
自分も幸せを感じることができ、「自信」や「充実感」を感じながら生きることができるようになるんだなぁ。
(子どもに依存しなくてもよくなり、そのうち、子どもからも尊敬されるように。。。)
母親の最後の役割
Mothers have to be there to be left.
by Erna Furman
母親は子どもに去られるためにそこにいなければならない
これ↑、おススメの子育て本「子どもを信じること」(田中茂樹著)の冒頭にある言葉で、私がとても感動した言葉です。
「見守る子育て」の目的は、「子どもの笑顔の自立」としていますが、近い将来、子どもが笑顔で自立して行く時、見送る側の母親は「心が成熟した状態」になっていることが必要です。
なぜなら、子どもが後ろ髪をひかれることなく、安心して新しい場所へと巣立っていけるようにしてあげるのが「本当の親の愛情」だと思うからです。
子どもに依存しない、自分のことは自分で幸せにできる、かっこいい母親になりませんか?
毒親だなんてもう言わせない!一日も早く!この不名誉な称号からオサラバしちゃいましょう!
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