ゲームばかりの中学生をゲーム依存にさせない対応
今日は「ゲームばかりの中学生とお悩みママとの会話例」をご紹介しながら、 「質のいいコミュニケーション」+「信じて見守る姿勢」で、ゲーム依存にならず、ゆくゆくは自分で自己管理できる子を育てる対応について説明していきます。
うちの息子達も、中学時代はゲームばかりやってましたが、ゲーム依存にはならずに、ゲームとうまく付き合えるようになっています。
スマホやゲーム依存が心配な中学生の親御さんの参考になれば嬉しいです。
もくじ
ゲーム好き中学生がゲームばかりする理由
同じ学年の男の子でも、ゲームにはまる子とはまらない子がいますよね?
この理由について考えたことがありますか?
その理由は
「その子が今一番楽しいことがゲームだから」です。
今、ゲームにあまりはまっていない子は、ゲームより楽しいと感じていることが他にあるはずです。
例えば「部活」とか「音楽」とかね。
要するに
今お悩みのお子さんは、たまたま「ゲーム」が「今一番自分を楽しませること」になっているだけで、この先、高校や大学になれば、他の楽しいことに出会う可能性はいくらでもあるのです。
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ゲームばかり中学生への対応1:《今》を否定しない
ゲームばかりの中学生への対応の一つ目は
「ゲームを好きな今の気持ち」を否定しないです。
というのは
ゲームは、この時期特有の、思春期男子を「楽しませるもの」の一つ。
なので、ゲームにはまる《今》を否定しないで、彼らの気持ちを大切に扱う対応をしていると、「ゲーム大好き期」はサラッと通り過ぎていくことも多いからです。
実際に、うちの息子達。
中学生時代はゲームが大好きでちっとも勉強しませんでしたが、「ゲーム大好き期」を経て、「部活」や「音楽」「ファッション」など「自分を楽しませること」がどんどん変化していき、その結果、高校時代には勉強にも力を入れるようになりました。

だけど
《今》を無駄なことに使っている!とイライラしまくっているお母さんも多くてね。
とにかく子どもの将来についても「否定的な見方」をしていて、心を傷つけていることも多かったりするのです。
誰だって、自分が一番楽しいと思っていることを、自分の親から否定されるのは悲しいですよね?
そして、その「否定的な見方」が自己肯定感を下げ、いろんなやる気(含む勉強)を出にくくしてしまっているのです。

毎日ゲームばっかりでちっとも勉強しないんです…
お子さんの《ゲームを好きな気持ち》を理解してあげていますか?
勉強などのやる気につなげるには、親が子どもの《今》を否定しないことが大事です。

ゲームばかり中学生への対応2:危険性を愛情を込めて伝える
親が子どもの《ゲームを好きな気持ち》を理解して、《今を否定しない》ようになると、まずは親子関係がググっとよくなります。
そうして、親子間に信頼関係がある上で、「親として心配なこと」を伝えてみましょう。
例えば、
・やり過ぎるとゲーム依存になる危険性があること。
・ゲーム依存になってしまうと、治療するのが大変なことなどです。
あなたは大切な存在だから、こういった危険から守ってあげたいということを、愛情をもって伝えてみてほしいのです。
ここでの注意点は、
ゲームに関して、親が全部管理して解決しようと先走るのではなく、彼らが自分で考えて問題を解決していく姿勢を、親も一緒になって支えたいんだよと伝えるってこと。
「子どもの自主性」を育てることを、視野に入れることが大事です。
誰しも、自分の気持ちを聞いてもらえず、一方的に怒られる話し合いは嫌です!
だけど
親が自分の気持ちを尊重して、目の前にある問題を一緒に解決しようという「話し合い」だとしたら、どうでしょうか?
ゲームばかり中学生への会話例

ママが一番心配なのは「ゲーム依存」のことなんだよね。
(あれ?何かいつもと違うぞ?頭ごなしに怒られないぞ???)


ゲームが今一番楽しいことっていうのは、ちゃんと理解しているつもりだから、楽しみながらも、ゲーム依存にならないためには、あなた自身はどうしたらいいと思う?
どうすればいいかは、少し考えてみるけど、ゲーム依存が怖いことは自分でもちゃんとわかってるし、休憩したり、課金しないようにしたりって、ちゃんと自分でも考えてる。


そうだったんだね。ちゃんと自分でも考えてたんだね。それを聞いてママ安心したよ。今まで信じてあげなくてごめんね。
ママにできることって何かある?
できるだけ怒らないでほしい!
キリのいいところがきたら、ちゃんと自分でやめれるから、俺のことをまずは信じてほしい!
いつもは、めっちゃいいところで声かけてきて、その声を聴くだけでムカついてる。
本当はゲームしてスッキリしてから、宿題をやろうと思ってるのに、今は、余計にストレスたまったりしてる…


そうだったんだんだね。わかった。これから気を付けるよ。
他にも何かある?
ゲームばかり中学生への対応3:ルールは親が一方的に決めない
ゲームをする際の時間や場所のルールを決める場合は、親子でよく話し合うこと。親が勝手に決めないことが大事です。
なぜなら、たいていは、親が一方的に決めたルールに納得してないからこそ、ルールを守らないことを繰り返しているからです。
例えば
・ゲームは1時間以内(時間制限)
・ゲームをやるのはリビングで(場所制限)
・充電はリビングで
などのルールがあるお宅も多いですが、これらは本当にお子さんと沢山話し合って、お子さんが納得してつくられたルールでしょうか?
もしも、今、親子間でもめごとが絶えないようであれば、お子さんの気持ちをちゃんと聞く耳を持って聞き、既存のルールの見直しをお勧めします。

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ゲームばかり中学生への対応4:本人に任せて見守る
心配な点を伝えて、友好的な話し合いができた後は、アレコレうるさく言わず、とにかく本人に任せて見守ってみましょう。
まだまだ、タガが外れることはあると思いますが、多少のことには目をつぶって、嫌味も言わずに黙って見守れるのがベスト!
どうして「本人に任せて見守る」のがいいかというと、何事においても自分で考える癖がつき、自分のことは自分で管理する子になるからです。 (少し時間はかかるかもですが)
例えば、ゲームをやり過ぎると、たいていはテストで失敗します。
ですが、子どもは皆テストではいい点数を取りたいと思っていますから、痛い失敗をしてしまった子は、次は挽回したいと思うはずです。
だから、この先ゲームとどう付き合っていけばいいか?を自分で真剣に考えるようになるのです。
つまり、失敗が学びになる。
なので、できるだけ沢山、子どもが失敗することを許してあげられる母になりませんか?
まとめ:ゲームばかりの状態から自己管理できる子に育てるために
今お困りの親御さんは、
・《ゲーム好きな今》を否定していないか?
・日常的に嫌味な言い方をしていないか?
などを自問してみてくださいね。
「わが子は、自分で自己管理できるようになる子だ!
そのために、今ゲームという誘惑の強い道具で、「自己管理能力」を育てている」
↑これは、ゲームが大好きでちっとも勉強しなかった中学生の息子達の子育てに悩み続けていた私が見つけた《ゲームばかりする中学生息子の捉え方》です。
私はこの《捉え方》をすることで、息子たちは二人とも!ゲームばかりの状態かを自然に卒業して、ゲームとうまく付き合えるようになり、高校からは勉強にも力を注ぐようになりました。
「親が管理し続ける子育て」では「子どもの自主性」を育てられません。
ゲームばかりで勉強しない中学生の時期に、「質のいい会話」+「信じて見守る姿勢」で自己管理できる子を育ててみませんか?
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