中学生をやる気にさせる親の関わり方

勉強しない中学生

今日は「質問」や「承認」「共感」など代表的なコーチングスキルを使って、今現在勉強のやる気が出ていない中学生に対して、やる気にさせる親の関わり方についてお伝えします。

「3つのスキルを効果的に使う順番」「中学生のやる気を引き出す13の質問」も書いています。

よかったら参考にしてくださいね。

中学生のやる気に効く♪3つのコーチングスキル

母親コーチング
母が子どものコーチになる!


「親子間の信頼関係」が重要になってくるのが「中学生の子育て」ですが
今日は、信頼関係を作ったり、やる気を引き出したりする「コーチングスキル」を3つご紹介します。

Step1:承認する(信頼関係をつくる)

Step2:共感する(信頼関係をつくる)

Step3:質問する(やる気を引き出す)

Step1:承認する(信頼関係をつくる)

承認する母親
どんなあなたでも大丈夫!
生まれてきてくれてありがとう!


人は誰かに「認められたい」という「承認欲求」があって、この「承認欲求」が満たされることで「勉強しようというやる気」がわいてきたりします。

だけど、今の日本では
自分の子どもを褒めたり認めたりが苦手なお父さんお母さんもめっちゃ多くてね。

子どものやる気を育てるどころか、つぶしてしまっていることも多かったりします。

特に
「何かを成し遂げないと親から認めてもらえない」(要するに、ずっと認めてもらえない)と心で感じていた子どもには、

どんな自分でも愛されていると実感できる「親からの存在承認」は、まるで羽毛布団にくるまれているような安心感をもたらします。

この親の愛情(承認)は、例え反抗期だったとしても!やる気に火をともしやすかったりするのです。


そんな「存在承認」をはじめとして、全部で3つの承認について、以下簡単に説明していきますね。

1)存在承認

存在(ありのまま)を認める
例:生まれてくれてありがとう。いてくれるだけでいい。子どものことを必要以上に心配しない。笑顔でいる。握手やハイタッチ。目を見て笑顔で挨拶など

子どもがそばに存在しているのが当たり前すぎて、3つの承認の中では一番難しいが、毎日意識してやり始めると、親も子も多幸感を味わえる。

親から「存在承認」された子どもは自己肯定感が高くなり、やる気もわきやすい。根底に、親から愛されているという「漠然とした自信」があるので、いろんなことにチャレンジする子に育つ。

2)行動承認

努力を認める
例:お手伝いしてくれてありがとう。毎日勉強してるんだね!


お手伝いや勉強など、その努力を認めること。

努力しないと幸せになれないと考えている親御さんは(沢山いらしゃいます!)勉強や部活などで、努力し続けることを子どもに求めている場合が多い。

そのため、親の期待したレベルで(←完璧志向の方多し)努力をしない子どもにイライラしていて、子どもの「小さな行動の変化」や「ちょっとした努力」が見えなくなっている。

子どもの側からすると
「親から求められるレベルが高いから、ちょっとくらい頑張っても認めてもらえない。頑張っても頑張らなくてもどうせ認めてもらえないなら、もう頑張らなくてもいいや」となりがち。

「頑張れない自分はダメなんだ」と自己否定する子に育つ可能性高し。

子どものタイプ(努力を認められたいタイプ)によっては、やる気に直結する。

3)成果承認

成果を認める
例:合格おめでとう。100点とってすごいね!


努力した後、成果をつかんだ時に承認すること。

「努力+成果」が必要なので、一番ハードルが高い。

子育て中のお母さんで、未だに
「親から認められていない」
と感じている人は、自分の親がこのタイプだった可能性が高い。

「成果を出した時だけ認めてあげる子育て」になっていると、子どもの「承認欲求」がいつまでたっても満たされないので、やる気がわきにくくなる。

自己肯定感も育ちにくい。

「親に認めてもらえない」という過去からの連鎖を断ち切るためにも、例え成果が出なくても子どもを承認する経験をコツコツ増やしていけるとGood!

どんな自分も!
親から認めてもらっている!
と、心で感じ始めた子どもは、安心感で包まれ、勉強を始めいろんなやる気もわきやすくなります。

そして
そのやる気の土台になるのが「存在承認」です。


なので
今「勉強しない」「ゲームやスマホばかり」の中学生の子育てにお悩みの方は
ぜひとも!いの一番に!
子どもの「存在承認」を心がけてみてくださいね。

Step2:共感する(信頼関係をつくる)

共感する人
勉強って、やる気が出ない時もあるよねぇ

共感するとは 「他人の意見や感情などにそのとおりだと感じること」です。

学校に!
塾に!
部活に!忙しい毎日の中で
体の成長に心が付いていかなくて、不安やストレスを感じている、悩み多き中学生たち。

「だるい」

「ウザい」

「めんどくさい」

と口にする息子さんのことを、親はどうしても心配してしまいますが

彼らの気持ちを否定することなく、
「そうなんだね~」とただただ受け止めてあげれるといいなぁ。


というのは
私たち大人も、不安な時、悩みがある時、誰かに共感してもらうことで、救われたり、やる気が出たりしませんか?


大切な存在だからこそ!
気持ちに共感して、「子どもが自分の悩みを話したくなる親」になれたらいいなぁと思うのです。



Step3:質問する(やる気を引き出す)

息子に質問する母親
「将来どんな大人になりたいの?」

そして、やっと!
コーチングっぽいスキルの登場です♪

中学生のお子さんと信頼関係が築けている前提で、やる気を育てるために効果的な質問を13個ご紹介しますね。

中学生のやる気を引き出す13の質問

  • 何をしている時が楽しい?
  • やっていて楽しいと感じる科目(勉強)は何かな
  • どの高校で、どんな3年間を過ごしたい?
  • 憧れの大学はどこかある?
  • 将来どんな大人になりたい?
  • もしも何でもできるとしたら、何をやってみたい?
  • どんな未来だといいなぁと思う?
  • 自分の強みって何だと思う?
  • 将来に向けて、何かもう始めてることってある?
  • (憧れの先輩がいたら)その人のどんなところがカッコいいと思うの?
  • もしも〇年後、あなたの憧れの大学に入っているとしたら、それは今何をやったからだと思う?
  • 親にしてほしいことある?
  • お母さんにできること何かある?

お子さんのご機嫌次第では、自由に沢山!話してくれそうな質問を挙げてみました。



ここで大事なことは
どんな答えがでてきたとしても!
否定することなく(←否定されたと感じると一瞬で話さなくなる)
自由に!沢山語らせてあげてくださいね。



機嫌のよい時の中学生は、よい聞き手がいると、沢山話してくれます!

否定せずに「うんうん(*^_^*)」って笑顔で話を聞いてもらえるって、実はとても楽しいことだったりしますからね~

そんな
自由に話せる会話の中で
自分の「強み」や「本当にやりたいこと」に気づいて、勉強を始めとした「やる気」のきっかけを見つけるかもしれません。

お子さんの本当の味方(コーチ)になって、「やる気」や「将来の可能性」をどんどん引き出しちゃいましょう!


母親のコーチングで目標達成する息子
母親コーチングで目標達成\(^o^)/

まとめ

中学生は反抗期も重なり「勉強をしない」「ゲームやスマホばかり」など、子育てが難しい時期となりがちですが、

親が「信頼できる大人」になることで、反抗期を長引かせずにすみます。



また
努力したり(行動承認)、成果をあげないと認めてあげない(成果承認)よりもまずは、子どもの存在に感謝する「存在承認」を心がけることで、自己肯定感がアップし、やる気の芽も出やすくなります。



そして
親子関係が良好な時には「質問」を使って、お子さんの「本音」や「やる気」や「将来の可能性」を引き出せると、将来に向けた「勉強のやる気」を引き出すことも可能になります。



肯定的な目でわが子を見守れますように。

そうすれば、きっと
例え、反抗期だったとしても!
この先の高校受験や大学受験に向けて、自分の将来のことを肯定的に考え始めるはずだから。

余談です


実は
コーチングは質問型のコミュニケーションスキルとも言われることから《コーチング=質問》というイメージがあったりします。

なので
「勉強のやる気を引き出す方法」として、コーチングに目を付けた意識高い系の親御さんは(まぁ私のことなんですけどね笑)

この《コーチングの質問》を、すぐに!バンバン!使いたくなってしまうのです~~


9年前、コーチングを学びたての私は、Step1「承認する」とStep2「共感する」をすっ飛ばして

いきなり!
Step3の「質問する」を息子にしてしまいました

さて、いったいどうなったと思いますか?


「答え」は、撃沈!!

息子たちのやる気を育てるどころか
「なんで今その質問に答えなきゃいけないの?」
と冷たい目で見られ、ウザがられるという悲惨な結果になりました(涙)


要するに
信頼関係のない時にいきなり使うとウザがられるのが、心の深いところに踏み込むコーチングの「質問」です。

なので
私のように撃沈しないよう、ご注意下さいね。

中学生のこの時期、一番大切なのは「親子間で信頼関係をつくること」
信頼関係がある上で「質問する」ことで、勉強のやる気も少しずつ育てていくことができます。

子どもに質問して失敗した母親
中学生への質問はどうぞ慎重に

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