人生観 って、その人の内面に出るって思うんですよね。
例えば私。
親を二人とも突然亡くしてます。
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父親は交通事故
母親はくも膜下出血
二人とも「その日がくるまで」本当に元気だったから
残された私はずっと親が突然居なくなった理由を探してました。。。

もくじ
私が見つけた「理由」
父親が亡くなった時は「私に死ぬという事を教えてくれた」という答えを見つけました。
実は「その時」の私は、長男の出産のために実家に里帰り中。
出産してちょうど1ヶ月の時に起きた出来事(父の事故死)でした。
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もうね。
あまりにも突然で、衝撃的すぎて、自営業の会社のもろもろのこととか、初めての出産直後だったこととかで、心も体も大混乱。
「あー、人が一人いなくなるってこんなに大変なんだ」
って痛感したんでしょうね。
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だからこの「父は私に死ぬということを教えてくれた」という答えが、心にストンと下りてきた時、モヤモヤしていた気持ちが消化できた。
「ああ お父さん私に教えてくれたんや」って、ラクになれたんです。。。

今度は、母親
で、今度は母親でした。
ああ、これはもうホントにきつかった…
父が亡くなった後、母は一人暮らしだったから、発見が何と3日後。
お風呂の中でした。
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そして、私の見つけた答えは
「もう一人でも大丈夫だと私を信じてくれてるから、いなくなった」
でした。
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心配性の母は、私が結婚してからも、子どもを産んでからも、常に、私を心配してたから。
だから、そんな答えを見つけたんだと思います。

信じて見守るとは?
でね。
実は、この母が亡くなった時に見つけた答えが、そのまま、信じて見守る姿勢なんですよね。
「きっとどこかで両親は、私のことを見守っていてくれる」
この「寂しさ」と「温かさ」の共存した想いが、ずっと、私の心の大きな支えになっています。
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そしてね。
私は体感してるんだなぁ。
親に黙って見守ってもらうと、びっくりするぐらいの「やる気」があふれてくることを。

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だから、頑張れました
母が亡くなった、その直後に、まるで導かれるように出会ったコーチングの世界。
うまくいかないことも沢山あったけれど、もがき続けながらも10年以上、私が目標を手放さなかった原動力は、両親が信じて見守ってくれていると、心で感じていることだったから。
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親に
「自由にやっても大丈夫」
「何があっても大丈夫」
って見守ってもらえてるってね。
本当に力が湧いてくるものなんですよ。

子どもに自由と愛情を与えること。
どんなことよりも
子どもの心にエネルギーを与えます