見守る子育てのルーツは8年前。
「見守る」でうまくいく男の子の子育てコーチングという「ブログタイトル」で発信を始めました。
その後、リニュアルを繰り返して、今に至りますが、実は最初「見守る」と迷った言葉があるのです。
それは「押し付けない」です。
「押し付けない」でうまくいく、男の子の子育てコーチングと迷ったのですが、これいかがでしょうか?
こっちの方が わかりやすかったかなぁ。。。
ブログを書くことが好きな私は、ブログ(HP)はとても大切な場所です。
その大切な居場所の名前について考えていた時に、私の「こんな感じにしたい!」という「熱い想い」を聞き取ってくれていたコーチ(&コンサル)が『「見守る」か「押し付けない」、どっちがいい?』と質問してくれました。
その時に「見守るがいい!」と即答した私!(笑)
そうして「見守る子育て」がスタートしたという訳です。
ですが、最近「本当に見守るだけで大丈夫なのでしょうか?」という質問をよくいただくようになりました。
で
確かに!
興味を持って下さった方にしてみればこれは当然!わいてくる疑問(不安)だろうなぁと、思ったので今日はそれにお答えします。
もくじ
え?実は○○を押し付けてたの?
「見守る」とどっちがよいか?か迷った言葉が「押し付けない」だったことからも推測していただけると思うのですが、見守る=押し付けないことと考えています。
特に、子どもが思春期に入る中学生以降の子育てでは「親の価値観を押し付けない」ことが「うまくいく条件」で、親が「よかれと思って」現在進行形で押し付けている「〇〇すべき」という価値観をやめる必要があると思ってます。
ですが、そもそも人って、何かを「始める」ことで今を改善しようとする人が多いのに、私が提唱しているのはその逆!
コーチとして、実は、最も難しいと感じている、「習慣化していることをやめる」の部分なんです。。。
だからこそ、急に「見守る」って言われても、今までいいと思ってやってきた子育てのアレコレをやめることになるから
ものすごーーーく怖いし
ものすごーーーく抵抗があるし
ものすごーーーく勇気がいることだと、感じています。
ぶっちゃけ、その人の生き方を変えることにもつながりますしね…
というか、ワタシ自身も最初はむちゃくちゃ怖かったですから。
だから、皆さんからの質問「本当に見守るだけでいいのでしょうか?」と言う言葉の中には、「今までやっていたこと」を「やめる」という事に対しての不安や疑問が含まれていると感じています。
大切なことだからこそ!ぜひご夫婦での話し合いを。
お父さんとお母さんの「子育て方針」が一致していることってめちゃめちゃ大事です!
ここが食い違っていると、お互いを責める理由にもなっちゃうし、育てられる側の子どもも混乱します。
だからこそ!ご夫婦で「今の子育てがどうしてうまくいかないか?」「どんな子育てをしたいか?」についてゆっくりお話をされてみませんか?
・学生は(少しは)勉強すべき
・親の言う事をきくべき
・だらだらゲームばかりすべきじゃない
・一度始めたことはやめるべきでない(逃げてはいけない)
・何事も一生懸命頑張るべき
・学校には行くべき
・塾も休まず行くべき
みたいな「価値観」をわが子に押し付けていないか?
毎日の態度が、大切なわが子の心を追い詰めてしまっていないかなぁってことを。。。
もしも、親御さんがこの価値観を強固に持っているとね。
どうしても、子どもの「できないところやダメなところ」に注目して、そこをどうにかして直そうとする子育てになりがちです。
そして、親側はそんなつもりは全くないのに!(←ココが切ない)「あなたはこのままではダメなんだよ」という否定のメッセージが子どもに飛んでしまうのです。
そのため、「意欲」や「やる気」の源で、めちゃくちゃ大切だと言われている「自己肯定感」(自分を肯定的に見る気持ち)が育ちにくくなっていたり、逆にどんどん失われていったりしているんだなぁ。。。
子どもの表情が教えてくれます
こういった「〇〇すべきだという価値観」は、私たち自身もずっと自分の親から言われてきたことで、世間一般的にも「当たり前」だと言われることが多いですから、この部分を手放そうとすることは難しいことかもしれません。
が
お子さんは
今
どんな表情をしていますか?
今、子育てがうまくいってないと感じる「あなた」にこそ、「親の価値観を押しつけない子育て」=「見守る子育て」で、子どもの心に寄り添った子育てをすることを考えてみて欲しいと思っています。
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