オンライン授業にイライラしているお母さんへ
「休校 勉強しない子ども イライラ」「コロナ休校中ゲームばかりで勉強しない」などの検索キーワードで「見守る子育て」のブログにご訪問下さる方が急増しています。
これは、中高生男子の場合、普段から家では全く勉強しない子も多いことから、男の子ママの「頼みの綱」だった塾や学校に行けない今「このままでうちの子は大丈夫だろうか?」と心配になっているお母さんが多いからだと考えています。
今日は、長引く休校でオンライン授業時代となった今、中高生男子の学習面が心配な親御さんに向けて新しい時代に必要な考え方についてお伝えします。
3月初めにいきなり休校になってから、公立と私立の差はありますが、5月に入って中学や高校で「オンライン授業が始まりました」とのお話を聞くことが増えてきました。
現在休校中の中学や高校も、この先、時間差登校など、密を避ける形での登校も始まると考えられますが、今回のコロナはなかなか完全には終息しない感じですよねぇ。。。
多分、ここからしばらくは「withコロナ時代」=「コロナと共に生きる時代」となり、子ども達は、3密を避けながら学びを続ける時代になっていくと思われます。
そこで、肝になってくるのが「オンライン授業」!
ですが、このオンライン授業。
まあまあサボりやすいために、自分から勉強しようという意欲がないと、塾頼みだった男の子(ママ)にとっては、結構難しい学習スタイルだったりもするんですよね。。。
では、オンライン授業時代でも自分から勉強したい!と思う男の子に育てるには?どうしたらよいのでしょうか?
もくじ
休校中にゲームばかりで勉強しなかった中高生男子の理由
今日から学校に行かなくてもいい。むしろ来てはダメ!とこの春、急に言われた中高生男子達。
さて、あなたの息子さんは、今回の休校に対して最初どんな反応をされたでしょうか?
もしかすると、「やった~\(^o^)/」と喜んだ子が多かったのでは?
というのは、そもそも彼らにとっては「学校はかったるい。勉強したくない!」と思っている場合が殆どで、学校が休校になったことはある意味ラッキーと感じたんじゃないかなぁと。
しかも、外出自粛で巣ごもりするには最適の道具であるゲームやYouTubeを大手を振ってできる環境になったことに喜んでいる子も多いのでは?と考えられます。
だから、今まで「なんで学校行かなあかんねん」「勉強なんかしたくないわ」と思ってきた子ほど、この休校中勉強しないのはある意味当然なんじゃないかなぁと。
だけど、私は思うのです!
今回の休校がきっかけとなって、急に加速した「オンライン授業化」が、中高生男子達が勉強を好きになる救世主になるのでは?と。

勉強しない子が勉強したくなるためには
では、ここで質問です!
Q.ゲーム好きな中高生男子が「勉強しよう!」という気持ちになるために必要なものは何だと思いますか?
・
・
それは「楽しく勉強を教えてくれる先生の存在」が一つだと考えています。
というのは、これまでの子どもたちは、学校での先生を自分で選ぶことはできませんでした。
私自身の学生時代を振り返ってみても、残念ながら「教えるのがうまい!この人から教わりたい!」と思った先生には出会ったことがありません。
きっと、今勉強が楽しくない男の子達も、まだ自分が心から尊敬できる先生に出会っていないことが、今勉強しない一つの理由なのではないでしょうか?
現行の日本の教育システムでは、提出物など、まじめにコツコツ頑張る子が評価されるシステムですから、そもそもコツコツ型ではない男子達にとっては、まじめさやテストの点数で評価されるシステムは当然面白くないと思うのです。
で、そのシステムで自分を評価してくる先生も、ぶっちゃけ、うっとおしかったりするんだろうなぁと。
ですが、今回のオンライン授業化により、学び方がガラッと変わります。
オンライン授業が日常化すれば、ちょっと極端ですけど、日本に「わかりやすく教えてくれるプロ先生」が数人いれば事足りてしまう未来になるのでは?と思っているのです。
となると、各学校において、教科を教えなくてもよくなる先生が現れ、先生の負担も減るはず。
なので、ティーチングをしなくてもよくなった先生方には、ぜひクラス運営の方でコーチングを活かしていただいて、生徒たちの心に寄り添って、生徒のやる気や可能性をどんどん引き出していただく日本になったらいいなぁと。(わかばやしの理想の教育論です♡)
スマホで勉強する時代がキターー!

コレ、息子から聞いたんですけど、今お母さんたちが毛嫌いしている「YouTube」の中には、無料で数学や物理など難しい問題ををわかりやすく教えてくれるユーチューバーさんがいるらしいです。(ヨビノリ)
こういった勉強系ユーチューバーさんは東大卒の方などが多いらしく、板書もきれいでめっちゃわかりやすいのだとか!
また、あっちゃん(中田敦也さんYouTube大学)など、お笑い出身の教育系ユーチューバーさんは、歴史や経済などを面白可笑しく教えてくれるのだと。
で、これまた!お母さんたちが毛嫌いしている「スマホ」を使えば(笑)、それこそ学びたい時に、どこでも学べる時代が来ているのですよね。
要するに、ゲーム好き男子にとっては、これまでスマホでゲームをしていた時のような「クリアしていく楽しさ」を勉強の中に見つけさえすれば、ゲームから勉強へとラクに移行していけると思うのです。
スマホ=悪ではないんだなぁ。
わが家にも、中学生時代、ゲームばかりでちっとも勉強しなかった息子が二人いますが(笑) 今、大学や高専でオンライン授業が始まり、オンライン授業の方が普段の授業よりも優れている点について楽しそうに話してくれたりしています。
リアルからオンラインへ。
ゲーム好きな中高生男子にとっては、ネットの中に楽しく勉強を教えてくれる先生が見つかりさえすれば、得意のスマホを使って違和感なく「勉強を楽しむ未来へ」と移行できるのでは?と考えています。

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オンライン授業時代の中高生男子のメンタルの育て方
では、そんな「オンライン授業化」の時代に、学ぶのが楽しい!と思える子を育てるために、親は何に気を付けたらよいでしょうか?
「勉強はやればできる!」という漠然とした自信(メンタル)を育てるために、親として大切な見守り方です。
今日は特に意識するとよいポイントを3つお伝えしますね。
1)勉強は「親の問題」ではないから、心配し過ぎない
一番重要なのがこれです。
子どもが勉強するorしないは、親の問題ではなく「子ども自身の問題」です。
今回、休校が長引いたことも、今勉強のやる気が見えないことも、心配しなくても大丈夫です!
きっとなんとかなるから。
むしろ、親が心配している間は、子どもはなかなか勉強しません。
なぜなら、「勉強」が親の問題になってしまっているために、子どもは、自分で何とかしようという気持ちにはなりにくいからです。
必要以上に子どもを心配しないことを肝に命じ、基本「勉強しなさい」と言わない子育てを絶賛オススメします!
2)やみくもに勉強することを求めない
私が教育ママだった頃、夫からよく言われていたのが「お母さんの話を聞いてると、まるで1日中勉強しろって言っているように聞こえるよ」ってこと。
当時の私は、先生からダメな親だと思われたくなかったので、とにかく、学校から言われた宿題を毎日こなさせることに必死で、やみくもに勉強することを息子達に求めていました、、、
***
「そもそも勉強は何のためにやるのでしょうか?」
この答えは子どもが時間をかけて自分で見つけるものです。
そして、この「何のため」の自分なりの答えが見つかった時に、子どもの心にカチッとやる気のスイッチが入り、これまでずっと「やらされてきた勉強」が→自分の「やりたい勉強」へと姿を変えるのです。
なので、どうぞ親は介入し過ぎないよう、黙って見守ってあげてくださいね。
そもそも、親の思う通りに勉強させることは、ほぼ不可能なのですから。
宿題やらなかったら→先生から怒られる→自分でどうしたらいいかを考える→やるようになる(やらないかもしれないけど、それは子どもの問題)みたいな見守り方ができるといいなぁ。
▼高2で急にカチッとやる気スイッチを入れた息子の話▼
⇒勉強しない高校生男子のトリセツ
3)まんべんなくを求めない
中3生高校受験の場合、多くの子が受ける県立(都立)高校受験は5教科の勉強が必要なために、どうしても弱点を克服して、まんべんなくできるようになることを求める母が多いです。
例えば、男の子は英語が苦手な子が多いので、母は苦手科目の英語から何とかしたくなっちゃうんですよね。。。
だけど、これも「子どもの問題」です。
凸凹のままでいい。
まんべんなくできなくてもいい
凸凹があっても親が口を出さずに、黙って見守れるようになって初めて、「自分の行きたい高校に行くには、どういう戦略をとるといいか?」を自分で考え始めます。
そして
「合格」という結果を勝ち取ることも大切かもしれませんが、この「自分で考える」ことこそ、高校受験という関門を乗り越える際に、子どもに経験させるべきことではないでしょうか?
▼受験生ママに▼
受験生なのに!勉強しない中3&高3息子の理由と親の対応
まとめ
これまで、勉強は塾頼みだった中高生男子のお母さん達。
ちっとも勉強しないお子さんの現状を見て、「将来どうなるの!」と今とっても不安かもしれませんが、どうぞ自分の作り出す不安に負けないようにして、子どもの力や可能性を信じてあげて下さいね。
この子は絶対!大丈夫だからと。
最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。(ダーウィン)
やる気になりさえすれば、オンライン授業やYouTubeなどで、いつでも勉強できる時代になりました。
しかもスマホやYouTubeは、中高生男子にとっては得意分野です。
時代の変化を悲観せず、変化に柔軟に対応していく母をめざしましょ(^^)/

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