勉強しない高校生|本当のやる気を引き出す親の9つの極意

お悩みママ
お悩みママ

高1男子です。せっかく進学校に入ったのに、赤点ばかりで、このままでは留年の危機だと担任から言われました。それなのに、テスト前でもスマホばかりいじっていて、ちっとも勉強しない息子に対して、どう対応すればいいのかわかりません。

進学校に入学されたのに、ご心配ですよね、、、

中高生ママ専門子育てコーチの私の元には、「大学には行く」と行ってるのに、なかなかやる気を出さない高校生へのご相談が多く寄せられます。

大人になりかけの多感な時期に、親はうるさく管理&干渉することをやめて、「その子の力」を育てる意識を持つと上手くいきます。

この記事では「自主性」や「やる気」を引き出す9つの極意について詳しく解説します!

わかばやし
わかばやし

勉強する高校生男子
無理やり持たされたペンよりも
自分で握ったペンの方が
何倍も早く動く

勉強しない高校生に
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勉強しない高校生の主な理由

口では大学に行きたい!と言っているのに、遊んでばかりで勉強しない高校生。

これって一体どうしてだと思いますか?

実は、彼らも小さい頃から「勉強の重要性」については言われているので、頭ではわかっているんです。わかってはいるれど、心と身体が動かない状態。

実は、人は心で納得しないと、行動しません。

しかも、親から正論を押し付けられ続けた子どもは、自己肯定感が低くなり、勉強のやる気が出にくくなっていると感じています。

ここではその他にも、高校生が勉強しない理由を5つご紹介します

❶勉強が苦手・嫌い

さすがに義務教育ではないだけあって、高校からの勉強は急に専門的になります。

高校時代、数学や物理が苦手だった私は当然苦手な科目の勉強は苦痛でしかありませんでした。

苦手な教科では赤点をとったり、補習や追試になったりして、やる気を失っている場合もあります。

さらには、親が正論で「勉強はすべき!どうしてやらないの!あなたは英語が苦手なんだから」と決めつけられ続けたために、苦手意識が加速して勉強嫌いになっている可能性もあります。

❷授業についていけない

授業中、難しくてわからないことが多い→理解できないから嫌いになる→テストで赤点→苦手意識が加速→さらに授業についていけない→勉強が嫌いで勉強しない。

こんな負のルーティーンが起きていそうです。

❸強制されるのが嫌

高校生は大人の一歩手前の時期で、自我が形成され、大人から何かを強制されるのが嫌な時期でもあります。

ある意味、健全な成長でもありますが、強制されることを極端に嫌うタイプの子もいます。

❹勉強に集中できる環境がない

自分の部屋がぐちゃぐちゃで片付けない高校生も多く、家で勉強が出来る状態ではないこともよくあります。

実は、うちの息子達もそうでした。

勉強のやる気が出る前は部屋が散らかっていましたが、やる気スイッチを入れる前に、自分で部屋を掃除し始めるという謎の儀式がありました。

❺勉強する意味が分からない

例えば、大学に行く為には、その大学に入って何がしたいか?という目的意識がないと受験勉強のやる気はなかなかでません。

何のために勉強するか?何の為に大学に行くか?そしてどんな人生を生きたいのか?

人生の目的を見つけるには時間がかかりますが、こういった意味を探し始めるのが高校時代かもしれません。

勉強しない高校生の将来の行く末と本当のリスクとは?

高校生が勉強しない理由はわかったけれども、だからと言って、ほっておくとどうなるのでしょうか?

❶授業がわからなくなる。
❷勉強嫌いになって落ちこぼれ、志望高校や志望大学に入れず、将来収入面でも困るようになる。

など将来的な影響が考えられます。

本当のリスクを知る

つまり勉強しない高校生をほっておくと、将来困るに違いないから、親は必死になって勉強をさせようとしている場合が多いです。

あなたはいかがですか?

ですが、親が学歴を重視し過ぎた結果として、親子関係を悪化させ、子どもをつぶしてしまう悲劇が起きているのもまた事実なのです。

実は、本当のリスクは、子どもの自己肯定感が育たなくなることです。

日本の若者は、諸外国に比べて自己肯定感がダントツ低いと言われていますが(下の図を参照)これは、学校や家庭で周りと比較され否定されて育てられた弊害だと考えています。

実際に私にいただくご相談でも、親離れする時期がきても家にひきこもっていたり、経済的に依存している状態のわが子に悩んでいるお悩みは少なくありません。

勉強は、子ども達が自分の未来を切り拓くためにとても大切なものですから、ガミガミ言わずに自主的に勉強する子に育てる方法を次の章でお伝えします。

 

【文部科学省による自己肯定感の国際調査記事】

日本の子供たちの自己肯定感(「人並みの能力がある」、「ダメな人間だと思うことがある」)は諸外国に比べ低い状況であるが、前回調査に比べると肯定的な回答が増加し、否定的な回答が減少している。

引用元:文部科学省 「高校生の生活と意識に関する調査」における国際比較

高校生の本当のやる気を引き出す9つの極意(親がとるべき行動)

階段を上る制服の男子高校生
コーチングは
人のやる気を引き出すのに
効果的な
コミュニケーションスキルです

勉強した方がいいのは重々承知しているけれど、なかなかやる気が出ない高校生たち。

やればできるのに、このまま勉強しないままでは行く末が心配になりますよね。

自立目前に迫った彼らの「本当のやる気」を引き出すために、私たち親はどんな行動をするとよいでしょうか?

実は「見守る子育て」では、親が何も言わなくても自分から勉強を始めました!というご報告が多いですが、中高生ママ専門コーチとして知り得た9つの極意をお伝えします。

人の意識の部分を扱うコーチングの要素も多分に含まれています。

❶勉強を強制しない

「見守る子育て」では勉強しなさいと言わない子育てを提唱していますが、なぜか高校2年生くらいから猛烈に勉強を始める子が多いんですよね。

以前読んだ本の中で「無理やり持たされたペンよりも、自分で握ったペンの方が何倍も早く動く」という言葉に感銘を受けた私は、息子に勉強を強制しなくなりました。

我が家の場合は5年ほどかかりましたが、息子達は二人とも自らペンを握る子になり、この言葉が真実だったことを目の当たりにするのです。

❷叱りすぎないで見守る

周りと比較して、勉強のこと、生活のこと、スマホのことなど、毎日何かと小言を言っているお母さんが日本には多いですが、この行為が子どもの自己肯定感を下げてしまっています。

実は、人はある程度の自信がないと、勉強をはじめとした新しい事にチャレンジしようという気持ちにはなりにくいのです。

「あなたなら大丈夫」と親が子どもを信じて見守ることで、自分を信じる力が高まります。

❸なぜ勉強しないのかをシンプルに聞く

勉強しない理由についてシンプルに質問してみるのもいいですね。

答えが見つかると、やる気に繋がる場合も多いからです。

ただ「どうして勉強しないの!(責める気持ちがある)」という詰問にしてしまうと、やる気を削ぐ対応になってしまいますのでご注意ください。

❹悩みや不安を解決するサポート(話を聞く)

恋愛や友人関係の悩みなどがあって、勉強に集中できない場合も大いにあります。

子どもが相談してくる場合は、悩みをゆっくり聞いてあげましょう。

親に話しながら解決方法が見つかることもありますし、味方になってくれる人がいるだけで心が強くなったりします。

相談する女子学生
アドバイスは求められた時だけ。

ただ聞くことに徹すると
沢山話してくれます

❺勉強する環境を整えるサポート

部屋が汚くて勉強する状態ではない場合、「何かサポートできることはないか?」と声かけしてみましょう。

(親が勝手に片付けるのはNGです)

我が家の場合は、息子「お母さんクイックルワイパーある?」という言葉があり、私がしたのは「(クイックルワイパーは)ココにあるよ」という返事のみ。

子ども部屋が汚いことをずっと嘆いている方が多いですが、私は子どもの領域のことは口を出さずにそっとしておく派でした。

「心の状態と部屋の状態はリンクしている」と言われるように、息子やご報告くださるママ達の事例を鑑みると、本人のタイミングで自室を掃除することが、その後の爆発的な勉強のやる気に繋がる行動だと感じています。

わかばやし
わかばやし

片付けられない特性がある場合もありますが、母が嘆くのをやめて(←ココ大事)、勝手に部屋を片付けなくなると、たいていは自分のタイミングで部屋を整え始める子が多いです。

❻小さな目標を立てる質問

子どものコーチになったつもりで、質問してみましょう。

質問例
・本当はどうなりたいの?
・どの大学に行けたら最高?
・何の教科から始めると良さそう?
・次のテストでどんな結果を手に入れたい?

人は、人から言われたことよりも、自分で気づいたことの方が行動に移しやすいと言われています。

❼適度な声掛け

見守ると放任は違いますから、「親は自分に無関心だ(愛されていない)」と感じさせる態度は避けたいです。

適度なコミュニケーションで家の中を明るい雰囲気に保ちましょう。

❽勉強する意味を問う

「勉強は何のためにするのか?」の答えは、自分で探すことに意味があります。(親の考えを押し付けるのはNGです)

そして、「自分なりの答え」が見つかると動き始める子が多いのです。

❾静かにゆっくり考える時間を与える

息子が大学2年生だった時に「高3で受験生なのに勉強しない理由って何だと思う?」という質問をしてみました。すると

「将来を考える時間」を親に奪われているから

という返事が返ってきました。


息子が言うにはね。

わかばやし息子
わかばやし息子

「本当は《将来のこと》子どもが自分で考えるべきことで、その時間はものすごく大切。

でも、口うるさい家庭では、親がその時間を邪魔してしまう。

だからこそ、口うるさい親がいる高校生は《将来を考えるチカラ》が育ちにくい。

結果、自分の将来のために勉強が必要だと理解できないから、勉強のやる気が出ないんじゃない?

俺の場合は、考える時間が沢山あったから、高2の冬に将来のことを考えて、大学の志望校を決めて、それに向けて受験勉強をしようと思ったんだよ。

確かに、将来の為には勉強が必要だと理解することがとても重要ですよね。

その為にも、高校生の親は静かにゆっくり考える時間を与えてあげましょう。

寝そべってスマホを触る男子高校生
ダラダラしている時間も
漠然と将来の事を考えていたりする
大切な時間なのです

高校生の親が避けるべき2つの行動

よく気がつく親ほど、良かれと思っていろんな事をやってしまいがちです。

ここでは、子どもが自分の人生を考えて動き始める為に「親が避けるべき行動」を2つお伝えします。

否定する言葉を使わない

「そんなんじゃダメ(否定)」「一体何考えてるの!(非難)」「みんな頑張ってるのにあなたはどうして、、、(嘆いて否定)」など、子どもを否定する言葉を、ついつい使っていることがあります。

言葉は人のやる気に火をつけることもできますが、反対に、やる気をごっそり削いでしまう事もできる道具です。

わが子を否定する言葉は封印しましょう。

ふわふわ言葉とチクチク言葉
チクチク言葉ばかり
使っていませんか?

進路に干渉しすぎない

例えば「大学はMARCH以上でないとダメ!」「Fラン大学だと恥ずかしい(学費は払わない)」など、限定した進路しか許さない発言をしている親御さんも実際多いと思います。

実は、できるだけ制限のない中で、自分の将来について自由に考えることができる土壌があると、やる気も出やすいのです。(うちの息子もこのパターン)

「子どもの選択肢を広げてあげたい」と言いながらも、この道しかダメ!と選択肢を狭めている場合も多くて、矛盾しています。

過ぎたる干渉が、純粋なやる気を削いでしまっています。

操り人形
親の許す道(良かれと思う道)しか
ダメ!

この状態って
やる気が出ると思いますか?

専門家の支援を受ける場合

高校の勉強について行けないという場合、発達の特性が原因となっている場合もあります。

部屋を片付けられない、忘れ物が多い、友達ができない、、、など、どんな困りごとがあるか、まずは書き出してみて、心配な場合は病院を受診してみましょう。

また、友人とケンカした、彼女と別れた、バカにされた、などがキッカケとなりメンタルダウンしている場合もあります。

この状態が長く続く時は、心療内科や児童精神科などを受診して元気になれるように、早めの対応をとるといいですね。

そして、勉強しない状態を解決する方法として、一番手っ取り早いのが塾に行かせることや家庭教師をつけるなどの方法です。

ですが、高額の受講料を支払っているのに、やる気も成績もアップしない!というご相談は中高生ママ専門コーチをしている私に本当に多くいただくお悩みです。

そんな親御さんにお伝えしているのが、ご家庭での関わり方を見直してみるということです。

特に、「勉強すべきだ」という価値観でこれまで真面目に子育てしてこられた親御さんほど、このブログでもお伝えした「9つの極意」と「避けるべき2つの行動」を実践していただくと、必ずお子さんの変化を感じていただけると思います。

子どもの心に注目して正しい対応をすれば、やる気は育つ!

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まとめ

高校の3年間は、身体も心もグググーーーンと成長する時期。

そのうち、特に!心の成長に欠かせないのが、静かに自分の将来について考える時間だったりします。

もしも親がずっと嘆き続け小言を言い続けたら、「将来の為には勉強が必要だ」と腹落ちさせることができませんし、自分で考えて動く力(主体性)も育ちません。

自立前となった高校生の親の課題は、子どもの力を信じて黙って見守ることだと感じています。

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この記事を書いた人(監修者)

わかばやしゆかこ

長野県松本市在住 
中高生ママ専門の子育てコーチとして、悩める母専門のコーチングセッションを行う。
【経歴】
・コーチングオフィス ままはぐ代表
・ICA国際コーチ協会認定 ポテンシャルコーチ
・セッショントータル5,000時間以上を実施
・2人の息子(社会人)を持つ母親
・京都大学にて教授秘書歴7年

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勉強しない高校生|本当のやる気を引き出す親の9つの極意” に対して6件のコメントがあります。

  1. 金子靖子 より:

    今年、わかばやしさんのブログにすごく助けられました。
    ありがとうございます!
    1月に入ればすぐ高校受験です。
    色々あってもおかげさまでなんとか強い気持ちでここまできました。思っていた受験とは違ってしまいましたが、クチは出さずにお金だけ出して(笑)どんな結果も受け止めます!!
    来年も、わかばやしさんのブログを頼りにしております。よろしくお願いします。

  2. yukako より:

    靖子さん

    こんばんは(*^_^*)
    コメントをありがとうございます。

    お子さん、高校受験生さんなのですね!
    口は出さずにお金だけ出す(笑)
    最高に素敵な「見守る母」ですね~

    春はもうすぐ。
    一番いい結果がきますように☆

    心より応援しています!

  3. 石川 未津夜 より:

    おはようございます。

    無料のメールコーチングを受信したいのですが、届きません。多分ですが、迷惑メールの設定のせいだと思います。なので、受信オッケイの設定をしたいので、ホームページのどこかに、受信できない方は、このアドレスを受信許可設定して下さいというコメントを付けて下さると、嬉しいです。

  4. yukako より:

    おはようございます(*^_^*)

    メールコーチングをお届けできていないようで
    ご迷惑をおかけしております。

    メールコーチングを配信しているアドレスはコチラです。

    ↓  ↓

    yukacoach17★xvf.biglobe.ne.jp

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    受信許可設定のご案内コメントの件も
    教えていただきまして、ありがとうございます。

  5. くりくり より:

    yukakoさん
    いつも助けられています。
    ありがとうございます。
    先日もコメントさせていただきましたが、、、
    息子は推薦希望で大学を目指す発言きけましたが、英検を受けるから本買う!までは良かったが、そのまま本は置きっぱなし、、、
    どう勉強するか、いつからやるかは子供が決めること、と黙ってますが、イラつきます、
    こうしたら?とか言っちゃいけない、とか考えたり、、
    というより、自分の育て方が悪かったのか、と考えて焦りショックです。
    自分を責めるあたりが依存的なのか、、、
    色々な思いが湧いてきて、時につらいです、、、

  6. yukako より:

    くりくり様

    高校生の息子さんの子育てお疲れさまです。

    過去の自分のことを責めておられ、とてもお辛そうです…

    自分責めは良くありませんので、「過去の私はそうだったかもしれないけど、今、変わろうとしている私ってスゴイ!頑張ってる~」みたいな感じで、切り替えられるといいかなぁと。

    また、文面から「受験に向けて1日も早く勉強してほしい」というお気持ちが伝わってきますが、この気持ちを減らすためにも、自分の人生を充実させる方にスイッチしていけるといいのかなと感じました。

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