勉強しない高校生のトリセツ

・せっかく進学校に入ったのに、赤点ばかりで留年の危機

・テスト前でもスマホばかりいじっている様子に怒り心頭!

・友達と遊んでばかりで、勉強を始めやるべきことをちっともやらない、、、

など、高校生のお子さんにイライラしていませんか?

中高生ママ専門子育てコーチの私の元には、近づいてくる大学受験のことや、ゲームばかりで週末はほぼ部屋から出てこない高校生の将来が心配で、、、といったご相談が多く寄せられます。

今日は、高校2年生の時に急に勉強のやる気を出すようになったうちの息子へのインタビュー内容も織り交ぜながら、「高校生が勉強しない理由」や 「やる気を出すのに必要な3つのこと」について説明します。

大学受験を見据えて今の高校に入ったはずなのに、ちっとも勉強しない!とお悩みのお母さん。

特に、進学校で高2、高3と学年が上がるに従って「理想と現実とのギャップ」に追い詰められているお母さんに読んでいただくことで、大人になりかけの多感な時期に、親がどんな対応をするとよいのか?を解説しています。

高校生が勉強しない理由

そもそも高校生になって勉強しなくなる理由は何なのでしょうか?

高校でまじめに勉強を頑張れば

  • 成績が上がる!
  • いい大学に入れる!
  • 将来の可能性も広がる!
  • 安定した人生を歩める!
  • モテるかもしれない!(笑)
  • 親を安心させることができる!

など「いいこと尽くし」 (親から見て) のはずなのに、待てど暮らせど勉強しないその理由。

それは、単純に親とは違う思考回路だから です。

高校生に勉強させたい!親側の思考回路

親は、子どもよりも長く生きてきたからこそ、見える世界があります。

人生の長さの分だけいろんな経験をしてきたからこそ、こんな時はこうするべき!的な価値観が、脳に沢山インプットされていて、その中でも「勉強」は自分の人生を左右するくらい重要なファクターだったりします。

例えば今、ある程度自分の人生に満足感を持っている親御さんは「勉強を頑張ったこと」が自分の人生を豊かにしてくれた感覚があるでしょう。

逆に今、人生に満足感のない人は「あの時もっと勉強しておけば、もっと幸せな別の人生があったかもしれない」
という後悔の気持ちがあることも多いです。

なので、無意識のうちに「自分の出来なかったもう一つの人生」を我が子に代わりに生きさせようとして(=投影)「勉強を頑張らせること」に執着している場合も多いです。

要するに、教育熱心な親御さんほど「勉強を頑張ること」が、豊かな人生を歩むための「必須アイテム化」しているのです。

将来、息子が不自由なく暮らすためには

いい会社に就職する

いい大学に入る

高校時代は、その第一歩!
いい大学に入るためにちゃんと勉強すべきだ!と、息子の人生を逆算して見ている親御さんが多いです。

勉強はしたくない!高校生側の思考回路

対して、高校生側の思考回路です。

今の日本では教育熱心なご家庭も多くて、親が先回りして子どもの将来のレールを引こうとしている場合もかなりあります。(親は無意識な場合が多い)

要するに、子ども自身が、自分で自分の将来についてじっくり考えてさせてもらっていないのです。

一応は、親から何回も言われているので、自分の将来に勉強が大切だと頭ではわかっているんです。

だけど、心では納得ができていない状態なんですよね。

人は心で納得しないと、行動しません。

しかも、今の日本では、中学生から、塾に通うのがほぼ当たり前になっています

(辞めたくても辞めさせてもらえない子多し。塾に毎回遅れていく、勝手に休むなど「塾に行きたくない&辞めたいサイン」が出ている子が多いですよ~)

また、小さい頃から「勉強を頑張らないこと」を親からずっと責められ続けた子どもは、自己肯定感が低いことが原因で「勉強のやる気」が出にくくなっていることも多そうです。

▼高3受験生なのに勉強しないお子さんにお悩みの方に▼
受験生なのに!勉強しない中3&高3息子の理由と親の対応

勉強しない高校生はほっておく?

特に、私へのご相談で多いのが、進学校に入ったと喜んだのもつかの間、成績が低迷し赤点ばかり。

授業にもついていけてないようで留年が心配、、、というお母さんからのご相談です。

こういった場合、本人よりも親御さんの方が困っておられるのが特徴で、もしかしたら「勉強方法がわからないのでは?」と先回りし、家庭教師や個別指導の先生に指導をお願いをされる方も多いです。

ですが、結局は本人のやる気がないことが根本原因なので、実際にはあまり効果が出ないことも、、、

では、高校に入って勉強の意欲を失っている子どもに対して、親はどんな対応をするとよいのでしょうか?

勉強は本人の問題ですから、親は基本ほっておくことをおすすめしますが、「見守る」とは放任することではありません。

子どもの問題は子ども自身に任せながらも、親が「子どもが自分で何とかする力」があることを信じることがとても重要だと考えています。

見守る=基本ほっとく+信じる

理由は、自信を失い勉強への意欲が低下している我が子に、やる気の源になる愛情エネルギーをじゃぶじゃぶ注いであげることが出来るからです。

そして、子どもの心に充分エネルギーが貯まった時、本人がやるぞ!と決めたタイミングで、動き始めるのです。

5つの実例:高2からやる気を出す子が多い「見守る子育て」

高校生男子
高校生男子

高2からスタートすれば、ワンチャン憧れの大学に合格できるかも?

実は、私の主宰する「見守る子育て」では、なぜか、高2から、やる気を出す子が多いです。

これは仮説ですが、親から見守られて、心にエネルギーがたっぷり貯まった子どもがスタートを切るタイミングとして、高校2年生が最適なのかもしれないなぁと。

【実例1】このままじゃヤバいから塾に行かせてくれ(高2)

【実例2】ある日「勉強する人格が追加された」(高2)

この2つの記事は、「見守る子育て」を実践されたブログ読者さんのお子さんが、高2から勉強のやる気を出されたお話です。

また、個別サポートをさせていただいたクライアントさんからも、高2からやる気を出しました、と言うご報告をいただいております(以下、【実例3】と【実例4】参照)

【実例3】
元クライアントのKさんからのメッセージ
高2の息子さんの変化
(1年半後の変化)
【実例4】
元クライアントのMさんのライン
やっぱり高2の息子さん
(3年後の変化)

【実例5】うちの息子も高2から▼
「勉強しなさい」と言わなくても、自分から勉強する子に育てるには

高校生がやる気を出すために必要な3つのこと

親とは違って、自分の人生を逆算して考えない子どもにとっては、高校3年間は特に自由に過ごしたい時期。

だって、青春ですもん!
恋だってしたいですもんねぇ。

いろんな状況のお子さんがいらっしゃると思いますが、私が考える「高校生がやる気を出すのに必要な3つのこと」について説明します。

高校生に必要なこと:1)やりきった満足感

スマホに夢中の高校生男子
好きなことは好きなだけやりたい!

一つ目は、やりたいことを好きなだけ「やり切った満足感」です。

お子さんの小さかった頃のことを思い出してみてくださいね。

幼稚園や保育園の頃って、好奇心旺盛!

砂遊びでも、水遊びでも、遊び始めたら、自分が満足するまで辞めずに遊びたがりませんでしたか?

子どもの成長にとって、「満足感」って超大事です!!

特に男の子は、自分の好奇心を満たすことの優先順位は相当高いですから、母親は特に、彼らが「自分の好奇心」を満たそうとする過程を邪魔をせずに、黙って見守ることが大切です。

ちなみに「そばで文句言いながら、渋々自由にさせる」VS.「何も言わずに黙って見守る」では彼らの「満足感」は全く!違ってきますのでご注意下さいね。

黙って見守られる満足度を10とすると、文句を言われながらだと1とか2に下がってしまいますから。

どうせ自由にさせるなら!気持ちよく!全部本人に任せる!がポイントです。

高校生に必要なこと:2)気持ちに共感してもらうこと

ため息をつく女子高生と心配そうな母親
親には話せないことも
いろいろあって
しんどい日も

高校時代は、友達と揉めたり、自信を失ったり、自立へ向かう時期だけにいろんな悩み事も増える年代。

そんな多感な時期に、「そうなんだね。しんどい日もあるよね」と親が子の気持ちに共感してあげることはすごく大事だと実感しています。

この「共感」は特に女の子が求めている傾向があります。

理由は、男性よりも女性の方が「わかってほしい気持ちが強い生き物」だからです。

もちろん男の子も共感を欲している子はいますから(特に親から認めてもらってないと感じている男子)、話しかけてきた時は「うんうん。そうなんだね」と否定はせずにゆっくり話を聞いてあげましょう。

高校生に必要なこと:3)将来についてじっくり考える時間と環境

将来について考える高校生男子
親に黙って見守ってもらえると、自分の将来についてじっくり考えることができる


高校時代に必要な3つ目のこと。

それは、「自分の将来について自分でじっくり考えること」です。

コレは男女ともに必要ですから、親は静かにじっくり考えられる時間と環境を与えてあげて下さいね。

実は先日、冬休みで帰省中の息子(大学2年生)に「高3で受験生なのに勉強しない理由って何だと思う?」という質問をしてみたんです。

すると、こんな風に答えました。↓

「将来を考える時間」を親に奪われているから

息子が言うにはね。

「本当は《将来のこと》子どもが自分で考えるべきことで、その時間はものすごく大切。

だけれども、アレコレ口うるさい家庭では、その時間を親が邪魔してしまう。

だからこそ、口うるさい親がいる高校生は《将来を考えるチカラ》が育ちにくい。

結果、自分の将来のために勉強が必要だと理解できないから、勉強のやる気が出ないんじゃない?

俺の場合は、考える時間が沢山あったから、高2の冬に将来のことを考えて、大学の志望校を決めて、それに向けて受験勉強をしようと思った」

さらに、息子曰く

「例えば、スマホのゲームは息抜きになっていて、その時間でちゃんと息が抜けることが大事。

でも、親にスマホのことでルールを押し付けられたり、ずっと嫌味を言われ続けたりすると、親に管理されていて、背中に常に親の冷たい視線を感じながら、ゲームをせざるを得ない。

家に看守がいて、常に見張られてるような気分。

また、例えば1時間という感じで、ゲームの時間を決めることは、牢屋に無理やり入れられているようなもので、息がちゃんと抜けるどころか、ストレスがたまる。

結果、せっかく好きなゲームをやっていても、ちゃんと息が抜けない

のだそうです。

(う~ 辛辣過ぎて耳が痛い私、、、

過去の1時間ルール、ごめんなさ~いm(__)m)

親から見たら、全く無駄に見える時間も、高校生達にとっては、とても大切な息抜きの時間になっているようです…

ゲームする高校生男子
ちゃんと息抜きすることで、
いいアイデアが浮かぶこともあるらしい

▼高校生のスマホ依存がご心配なママに▼
スマホ依存にさせない!高校生親の対応

まとめ

子どもにとって高校の3年間は、身体も心もグググーーーンと成長する時期。

そのうち、特に!心の成長に欠かせないのが、静かに自分の将来について考える時間だったりします。

現時点で、勉強しない高校生の子どもは、もしかしたら

「いい加減ちょっと黙ってて!
自分の将来についてゆっくりのんびり考える時間が欲しい!
自分のことは自分でちゃんと考えられるから!」

と反抗することで、私たち親に訴えているのかもしれません。

「勉強すべきだ」という執着をサクッと手放して、子どもにとっても!親にとっても!「人として大きく成長できる高校3年間」になりますように。

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勉強しない高校生のトリセツ” に対して6件のコメントがあります。

  1. 金子靖子 より:

    今年、わかばやしさんのブログにすごく助けられました。
    ありがとうございます!
    1月に入ればすぐ高校受験です。
    色々あってもおかげさまでなんとか強い気持ちでここまできました。思っていた受験とは違ってしまいましたが、クチは出さずにお金だけ出して(笑)どんな結果も受け止めます!!
    来年も、わかばやしさんのブログを頼りにしております。よろしくお願いします。

  2. yukako より:

    靖子さん

    こんばんは(*^_^*)
    コメントをありがとうございます。

    お子さん、高校受験生さんなのですね!
    口は出さずにお金だけ出す(笑)
    最高に素敵な「見守る母」ですね~

    春はもうすぐ。
    一番いい結果がきますように☆

    心より応援しています!

  3. 石川 未津夜 より:

    おはようございます。

    無料のメールコーチングを受信したいのですが、届きません。多分ですが、迷惑メールの設定のせいだと思います。なので、受信オッケイの設定をしたいので、ホームページのどこかに、受信できない方は、このアドレスを受信許可設定して下さいというコメントを付けて下さると、嬉しいです。

  4. yukako より:

    おはようございます(*^_^*)

    メールコーチングをお届けできていないようで
    ご迷惑をおかけしております。

    メールコーチングを配信しているアドレスはコチラです。

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    受信許可設定のご案内コメントの件も
    教えていただきまして、ありがとうございます。

  5. くりくり より:

    yukakoさん
    いつも助けられています。
    ありがとうございます。
    先日もコメントさせていただきましたが、、、
    息子は推薦希望で大学を目指す発言きけましたが、英検を受けるから本買う!までは良かったが、そのまま本は置きっぱなし、、、
    どう勉強するか、いつからやるかは子供が決めること、と黙ってますが、イラつきます、
    こうしたら?とか言っちゃいけない、とか考えたり、、
    というより、自分の育て方が悪かったのか、と考えて焦りショックです。
    自分を責めるあたりが依存的なのか、、、
    色々な思いが湧いてきて、時につらいです、、、

  6. yukako より:

    くりくり様

    高校生の息子さんの子育てお疲れさまです。

    過去の自分のことを責めておられ、とてもお辛そうです…

    自分責めは良くありませんので、「過去の私はそうだったかもしれないけど、今、変わろうとしている私ってスゴイ!頑張ってる~」みたいな感じで、切り替えられるといいかなぁと。

    また、文面から「受験に向けて1日も早く勉強してほしい」というお気持ちが伝わってきますが、この気持ちを減らすためにも、自分の人生を充実させる方にスイッチしていけるといいのかなと感じました。

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