勉強のやる気が出ない原因が親にある時の解決方法

コロナ禍では、「子どもがちっともやる気を出さないのでイライラする」「成績がちっとも上がらない(下がる一方)」などのご相談が増えました。

中高生が勉強のやる気が出ない原因は、反抗期に入ったことや、思春期特有の悩みの影響などが考えられますが、それに加えて「親の言動」が大きな原因と考えられます。

特に、新しい生活様式となったコロナ禍では、親はテレワーク、子どもはオンライン授業などで家庭が密となり、ついつい余計な一言で、子どものやる気を削いでしまっているお宅も多いのではないでしょうか?

「もしかしたら、自分の関わり方がマズイのかも、、、」と不安を感じている親御さんに向けて、わが子のやる気を削ぐ言葉かけのパターンや、やる気を引き出す子育てコーチングのコツについてお伝えします。

子どもに怒る母親
子どものやる気
どうしたら引き出せるでしょうか?

やる気が出ない原因は、それぞれの理由+親の圧

子どもが勉強のやる気が出ない原因は、その子のタイプや、置かれている環境によって様々です。

・部活やゲームなど、他に熱中することがある
・勉強が難しくて授業についていけない
・思春期・反抗期のホルモンバランスの変化
・勉強の必要性を感じていない(勉強なんてしてもムダ!)
・どうせ自分には無理とあきらめている
・自己肯定感が低く、意欲が出にくい

など。

そして、そんなモチベーションが低下している時に、親から正論を言われれば言われるほど、やりたくなくなるのが、反抗期の子どもと言うもの。

一説には、親の不適切な関わりが、子どもの脳を傷つけてしまっている場合もあるのだとか(参考文献:「子どもの脳を傷つける親たち(NHK出版新書)

一生懸命すぎる子育てが空回りして、子どもにストレスを与え、結果としてやる気を削いでしまうのは、悲しいかな、よくある現実だったりするのです。

イライラ母
イライラ母

今やらなくていつやるの!
後悔しないように、ちゃんと勉強しなさい!

今やろうと思ったのに!

今の言葉でやる気が一気になくなった!

反抗期男子
反抗期男子

良くある!受験生母のお悩みパターン

例えば、受験生なのにちっとも勉強しない子どもに悩んでいる「A子さん」という方がいたとします。

A子さんは、わが子に頑張って欲しいのに、(期待するレベルで)ちっとも頑張らない我が子に毎日イライラして、嫌味を言ったり、怒ったりしています。

子どもの方は、塾や予備校には行ってはいるのの、ガムシャラに頑張る様子はなく、自分の受験なのに他人事のようで、成績の方もなかなか上がりません。

A子さんは、受験という「頑張るべき場面」でちっとも頑張ろうとしない子どもの将来が不安で仕方ありません。

お悩みママ
お悩みママ

何回言っても、ちっとも頑張ろうとしない…
一生懸命サポートしているのに、どうしてうまくいかないんだろう…


***

いかがでしょう?

実は、このA子さんのような方は本当に多くて、「受験生の母あるある」だったりします。

こんな方に、子育てコーチの私から質問したいのは「受験は誰の問題ですか?勉強は誰の問題?」という質問です。

すると、A子さんを始め、今、子どもが勉強しないことでお悩みのお母さんの殆どは、きっとこんな風に答えられると思います。

「子どもの問題です。でも!・・・

そして、このでもの後に、「今やっておかないと…、将来困るから…、みんな頑張っているのに…」という理由を付け加えられることでしょう。

可愛いわが子の為に、何かしてあげたくてしょうがないのですよね…

今、無意識に言っている言葉(頑張って!将来困るよ!あなたのためなのよ!)や、良かれと思ってやってしまっていること(塾の送り迎えや複数の習い事、勉強のサポート等)は、本当に必要なことなのでしょうか?

過干渉な関わりになっていませんか?

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過干渉な親チェックリストどこからが毒親?

やる気を削ぐ親の特徴

こんな風に、子どものやる気を削いでしまうタイプの方は、基本、教育熱心な方です。

どうしてかというと、親御さんの人生において「教育(勉強)」の優先順位が高いから、「勉強は絶対すべきだ!」という価値観(正しさ)を押し付けてしまうからです。

しかも、世間体が気になる方は、さらに!厳しい教育ママに…

「いい大学に入れないと、人から馬鹿にされ、収入も低くなり、みじめな人生になる」という思い込み(不安)があって、口も!手も!出す「過干渉な子育て」になりがちなのです。

(あなたの為と言いながら、深層心理は、親としてみじめになりたくないため。そして、子どもは、親がうるさく言ってくるのは世間体を気にしているためだと、うすうすわかっているので、余計にやる気が出ない)

また、「お父さんの出番よ!」とばかりに、父親から勉強の重要性について諭してもらおうとする方も多いですが、たいていはうまくいきません。

威圧感を感じさせやすい父親の勉強面への口出しは、子どもの反発を生み、逆効果だったりするからです、、、

父親に怒られる息子
教育ママより教育パパの方が
威圧感を与える分
こじらせやすい、、、

やる気を削ぐ言葉かけ、3つのパターン

ここでは、子どものやる気を削ぐ言葉かけを、1)命令系、2)嫌味系、3)アドバイス系の3つのパターンに分けてご紹介します。

特に、(1)「早く〇〇しないさい」が口癖になってるお母さんは非常に多いので、「早く!」と1回言うごとに、我が子のやる気を削ぐイメージを脳内で持つと、子どもへのダメージは減らしていけるのでは?と考えています。

  • 早く〇〇しなさい系(命令系)

    早く起きなさい
    早く食べなさい
    早く宿題をやっちゃいなさい
    早くお風呂に入りなさい
    早く寝なさい

    早く!と1日に何回言っていますか?その効果を感じていますか?
  • どうしてやらないの系(嫌味系)

    どうしてもっと頑張らないの?
    どうして何回言っても通じないの?
    どうして親の言う事を聞かないの?
    どうして何度も同じミスするの?
    どうしてゲームやスマホばっかりしているの?

    自分が言われて嫌な言葉は、言わないに越したことはありません。
  • 〇〇したら?(アドバイス系)

    今のうちに宿題をやっちゃえば?
    提出物はちゃんと出しておいた方がいいわよ
    わからないところは先生に質問に行ったら?
    塾の自習室が使えるんだから、もっと通えば?
    夜はもっと早く寝て、朝型に切り替えれば?

    相手が必要としない時のアドバイスは、迷惑なだけ、と心得ましょう。

子どもが勉強のやる気を出す3つのタイミング

では「勉強のやる気」が出る時って、いったいどんな時なのでしょうか?

長らく勉強のやる気が出なかった息子達にずーーーっと悩んできた私ですが、息子達のビフォー(勉強のやる気が出なかった中学生時代)と、アフター(勉強のやる気を急に出した高校時代)の様子から、勉強のやる気が出たタイミングについて3つご紹介します。

  • このままではダメだと実感した時
    赤点や留年の危機など、このままではヤバい!と感じた時。
    本気で変わりたい変わらなきゃ!と思った時。
  • 将来の役に立つと実感した時
    入りたい大学や、なりたい職業など、自分の将来のためには勉強が必要だと実感した時。
    目的意識が芽生えた時。
  • 勉強が楽しい時
    わからなかった勉強がわかるようになった時。
    少し頑張ったら、成績が上がって成功体験を経験した時。

もう、お気づきかも知れませんが、人が勉強のやる気を出す時って、誰かに言われた時ではないんですよね。

どれも「本人なりの理由」が必要で、そのタイミングは本人が決めることなんですよね。

ですので、親はその時が来るまで、邪魔をせず(否定してエネルギーを奪わず)、黙って見守ることが必要です。

(せっかちの人や、心に余裕がない人、人目を気にしてばかりで自分らしく生きている実感のない人にはこれが辛い…)

子どものやる気を引き出す5つのコツ

コーチングは人の意識を扱い、ビジネスコーチングの場合は、部下のやる気を引き出したり、チームの生産性を高めたりする場合に使われてます。

同じように、子育てコーチングで子どものやる気を引き出すことも可能ですが、その場合は、親が子どものタイミングに合わせることが非常に重要になってきます。

どうしてかと言うと、本人がやる気を出したい、と思っていない時に、親がやる気を引き出そうと画策すると、嫌がらせとなり逆効果にしかならないからです。(失敗経験あり。皆様ご注意下さい)

以下、子どものやる気を引き出すコツを5つお伝えします。

1)相手のタイミングまで待つ

早く早く!と、毎日急かして子育てしている母親は多いもの。

ですが、この「早く〇〇しなさい」という一言が、子どものやる気や意欲を奪っている事は、非常ーーーによくあります。

上記で説明したように、本人のタイミングまで待つ(=見守る)ようにましょう。

2)アドバイスしない

「〇〇したら?」とアドバイスしまくっている母もめちゃめちゃ多いです。

自覚がない方は、一度スマホで親子の会話を録音してみるといいかも。

そして、自分が言い過ぎていたことに気付いた方は、今日から、なるべくアドバイスは控えるようにしませんか?

すると、子どもは自分のアタマで考るようになり、自主性や主体性が育ち始めます。

▼自分のアタマで考えて動く子を育てたい方に▼
主体性がないと将来どうなる?就活で困らない子を育てるために

3)子どもの選択を尊重する

何をどうしたいか?その答えはいつも子どもの中にあります。

今、子どもの言動に対して、なんでもかんでも異議を唱えていませんか?

これを「そうなんだね。あなたはそんな風にやりたいんだね」と子どもの選択を尊重するようにしていくと、心の内側からやる気が湧き出てくることも。

4)食事と睡眠を、気持ちよくとれるサポート

食事と睡眠は大切だからこそ、「野菜も食べなさい!」「早く寝なさい!」と毎日命令ばかりしているお母さんは、すごーーーく多いです。

そして、この親の姿勢が、想像以上に、子どもの心にストレスを与えていると実感しています。

どうしてかというと睡眠欲も食欲も、どちらも人の基本的欲求だから。

本来、一番自分の自由にさせて欲しい部分なのに、毎日毎日親からダメ出し(正しさの押し付け)をされるのは相当なストレスだからです。

睡眠も食事も、出来るだけ、子どもが自分のペースで、気持ちよく取れるサポートへと、切り替えていけるといいですね。(例:声かけをやめる、寝る時間について話し合うなど)

また、子ども部屋や机の上が汚いことを嘆く母も多いですが、本人が望む場合のみ、(最初だけ)手を貸してあげることをおすすめしています。(理由:親が見守り始めると、勉強のやる気を出す前に、儀式のように机の上を片付け始める子が多い為)

5)メリットを出す質問をする

人は、やる気がなかなか出ない時、その行動をするメリットが沢山あることを自覚できると、モチベーションがアップすると言われています。

ですので(子育てコーチになったつもりで)我が子に勉強をするメリットについて質問してあげることで、やる気が引き出されることもあります。

【母が子にする、メリット出しの質問例】
・もしも宿題を今やってしまったら、どんないいことがある?
・もしも、勉強して、憧れの大学(高校)に入れたら、どんないいことがある?

(ただし、本人が望んでいない場合は、嫌がられますのでご注意くださいね。また、ご褒美に関しては、本人から言い出す場合を除き、親が先に提示することはオススメしていません。)

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思春期男子の勉強のやる気を引き出す方法

勉強のやる気を出して欲しいお母さんへ

勉強でも、スポーツでも、わが子が一所懸命に頑張っている姿を見ると、親は本当に感動するし嬉しいですよね~

これは、自分の子育ての成果を感じる機会となり、「自分の子育ては間違っていなかった」と思わせてくれるからかもしれません。

ですが、親が勉強やスポーツなどを頑張らせることに執着しているうちは、どうしても「親のみたいなもの」が伝わっちゃいますので、余計にその姿を見ることから遠のいてしまいます。

実際、私も「勉強を頑張るべきだ!」という圧(執着)を手放して、それから5年ほどたった頃に「爆発的な勉強のやる気」を出した息子達の姿をみる機会がやってきました。

また、わが子のやる気を引き出したクライアントさん達のお話を聞いてみても、「勉強はしてもしなくても、もう、どっちでもよいわ~」といい意味であきらめた後、本当に忘れた頃に、急に頑張り始めてビックリした!とおっしゃっています。

勉強のやる気を出すか出さないかは全部「子どもの問題」ですから、親は子どもの勉強のことで過剰に悩まず、心配しないようにしてみませんか?

そして、両親共に(←めっちゃ大事!子どもが不安を感じない夫婦関係がベスト)子どもを信じて見守ることが、勉強のやる気を引き出す最善の環境を整えることになり、それが親の役割なのだと感じています。

受験勉強を必死でする男の子
やる気が出るかは
親の関わり方次第
圧(=執着)を手放そう!

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