子どもの自主性を引き出す子育てコーチング~お家ルールを変えたらうまくいった話~
お子さんが自分で考えない!
自分からから何もしない!と「自主性」が育っていないことでもお悩みのお母さんが多いですが、今日は子どもの自主性を引き出す子育てコーチングについて、子育てコーチング歴10年の私自身が、お手伝いについての「お家ルール」を変えた話を例にあげてお伝えします。
規律は大事
ルールを守る事も大事
それを教えることも大事
だけど、、、
それが家族を苦しめて、子どもの自主性を育たなくしている場合もあったりするんだなぁ。。。
もくじ
自主性を育ちにくくする「お家ルール」
多分、子育て中のご家庭ってそのご家庭ご家庭の「守るべきルール」がそれぞれにあると思うんです。
例えば
・ゲームの時間とかやっていい場所
・お弁当箱はいつまでに出す?
・お風呂の順番やマナー
・朝起きる時間や起こし方
みたいな感じのそのご家庭独自のルールです。
小さいことかもだけど、毎日のことなので困ってる(>_<)ってことがあると思うのですが、さて、あなたのご家庭にはいくつありそうですか?
実は、今日このことをテーマにとりあげてみようと思ったのには理由があって、ぶっちゃけこの毎日の「お家ルール」の存在が「母のストレス」の元凶になっていることが多いからなんです~
なので、今日は、貴女のお宅の「お家ルール」を実際に書き出してみることで、そのうちの何がストレスの原因になっているかを、見極めてみてくださいね。
「お家ルール」の現状把握
実は、この「お家ルール」の数が多いご家庭ほどもめている場合が多いです。
なので、今回、自分のお家のルールを
思いつく限り!
書き出してみることで
家族みんなが笑顔で、エネルギーをチャージできるご家庭(環境)つくりのために、お役立ていただければと考えています。
そのためにも!「お家ルール」を大きく2つに分類してみました。
1)言葉にして伝えている「お家ルール」
例:
・ゲームは1時間まで。
・ゲームは宿題をやってから。
・弁当箱は○時までに出す
・お手伝いは毎日○○をする
みたいな感じです。
お時間のある方は、実際に書き出してみてくださいね。
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書き出してみてこの部分でイライラすることが多い方の傾向と対策
毎日の細かなルールに関して、親側が一方的に決めている場合が多かったりしませんか?
なので、ぶっちゃけ子どもがこのルールに対して、不満や疑問を持っていたり納得していないことが、言っても言っても子どもが言うことを聞かない理由になっています。
対策としては、とにかく子どもとの話し合いです。
子どもに「本当はどうしたいか?」を聞いてみましょう。
で、その時、親側の「○○すべき!というコレは当たり前!の価値観」を少しだけヨコにおくと、子ども達の「本音」が出やすくなり、穏やかで建設的な話し合いへ向かいます。
2)コレって当たり前でしょ!的な暗黙の了解ルール
例:
・友達や先生など、人には迷惑をかけるべきではない
・毎日ダラダラすべきではない
・塾には遅れないようちゃんと行くべき
・知り合いの前では機嫌良く振る舞うべき
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この部分でイライラすることが多いなぁと思った方の傾向と対策
人の「信念」の部分に関連している事が多く、その人が育った環境によってその違いが顕著に表れる部分。
人に迷惑をかけたくないという気持ちが強い方や、どうしても人目が気になっちゃう方は、特に、ここから外れることは不安に繋がるので、ガンとした強固なルールとしてわが子にも守らせたくなってしまうことが多い。
対策としては、○○すべきと思っていることを「なるべくなら○○した方がいい」くらいな感じにちょっとマイルドにゆるめること。
真面目な頑張り屋さんとして生きてきた方は、特にここを手放してしまうことで本当にラクに生きられるようになる方も多いです。
え?私が自主性を育ちにくくしていたの?!
実は、今回のブログを書いていて思い出した話があるのでちょっと聞いて下さいね。
それは以前、私のコーチだったAさんから聞いた彼女の息子さんのお話で、息子さんが小学生の時の「お手伝い」への素朴な疑問の話です。
ある時
「お家でしているお手伝いは何ですか?」
という先生からの質問(宿題)があったそうで、それに対して、買い物とか、お風呂洗いとかって感じで、何か1つのことを書いている友達に対して「どうしてだろう?」ととても不思議がられたそうなんです。
というのは、このAさんね。
「その子らしく育てること」をものすご~く大切にされていて、多分、子どもに対しての「親の価値観の押しつけ」はほぼゼロ!のお母さん。(←こんな人いるんだ!のレベルの人)
「子どもが自分でいろんなことを自由に決める子育て」を当たり前のように実践されている方だったんです。
(これだと子どもの自主性も育ちそうですよね?)
そんなお母さんの元でスクスクと育った息子さん。
この宿題に対して
なんと!!
「お手伝いは気づいた時にするものだから1つではないから書けません」という答えを書かれたそうなんです!!
コレまじでビックリしませんか?
当時の私はこの答えを聞いてめちゃめちゃ衝撃を受けました!
というのは、この話を聞いた時の私って、何かの本で読んだ「子どもには家族の一員としての自覚を持たせるためにお手伝いさせましょう」的な「教え(価値観)」が頭の中にでーんとあった頃。
・長男(中1)ーお風呂洗い
・次男(小4)ー布団敷き
という毎日のお手伝いを私が強制的に決めてさせていました。
だけど、言っても言っても、毎日ちゃんとやらない息子達に対して、本当にイライラ💢イライラ💢しまくっていた時期だったからです。
その後「息子さんにぴったりの人生ってどんな人生だと思う?」というこのAさん(コーチ)からの質問で、自分が自分の理想を押しつけていた母親であることに気づきまして
(このくだりは7日間無料メールセミナーの1日目に書いています^^)
この「お手伝い制度」はやめて、自分のやりたいことは自分で決める「見守る子育て」へと移行していったという流れがあります。。。
(懐かしいな~)
当時は、Aコーチのように「その子らしさを大切にして育てる」ことを実践すると、自然とこんな素敵な視点を持った優しい子ども(人)に育つのかなぁと、「こじらせ母」だった私が「明るい兆し」を感じたとても印象的なエピソードだったりします。
子どもの自主性を育てる子育てコーチングを
「お手伝い」も1つの「お家ルール」だなぁと思って思い出した過去のエピソードでしたが、今回、実際に書き出してみた「お家ルール」を落ちついた場所でコーヒーでも飲みながら眺めてみて下さいね。
そして、特に、自分が「イライラしているルール」についてどうしたらいいかなぁと少し考えてみて
・子どもと話し合ってみたり
・ゆるめてみたり
・手放してみたり
何度も何度も修正しながら(←ココ大事)あなたのご家族にピッタリの「お家ルール」を見つけて、子どもの自主性を育てる子育てコーチングを実践していって下さいね。
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この記事を書いた人(監修者)
長野県松本市在住
中高生ママ専門の子育てコーチとして、悩める母専門のコーチングセッションを行う。
【経歴】
・コーチングオフィス ままはぐ代表
・ICA国際コーチ協会認定 ポテンシャルコーチ
・セッショントータル4,500時間以上を実施
・24歳(社会人)と21歳(大4)2人の息子を持つ母親
・京都大学にて教授秘書歴7年
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3日くらいしたら私がそっと「早く笑顔になりますように☆」という気持ちを込めて、その投稿をそっと消去しています。(始まってすぐに人気のお部屋になっています)
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子どもの叱り方、このところ悩んでいたことです。見守る子育てを意識しはじめてから、特にここが難しく、何も言えなくなってしまい、こちらのストレスがたまり、爆発してしまう..のが、ごくごくたまに起こる最悪のパターンです。
高校生の息子、隙間時間はスマホです。
会話もスマホを見ながら、ご飯も動画再生しながら、車に乗っているときも.。
ここ数日は、食卓に座ると同時にスマホを置き、動画を見るのが当たり前のようになっていました。
どう伝えればよいのか、これも見守らなければいけないのか
困っていました。
食事中のスマホは、マナー違反だから。
作った人に失礼だから。
これは一言で納得できる理由です
ありがとうございます、早速伝えます。
こんなふうに、私が、言葉を思い付けば、そしてダメなことを適切に判断できれば、険悪にならずに 伝えられるのに。
ゆかこさんのブログやラインから、ひとつずつひっぱって、自分のものにしていきたいです。
れいこさん
毎日の子育てお疲れ様です。
またコメントをありがとうございます。
スマホでの動画視聴に困っておられたのですね。
コロナ禍もあって
家族みんなで一緒にテレビを見る時代から、それぞれのスマホやタブレットで個々に映像を楽しむ時代に一気に変わりましたもんね。
子育てって迷うことも多いですが、れいこさんの心にピッタリの言葉が見つかりますように。
参考になれば幸いです。