中学生の勉強でやる気が出ない時の対処法|親が今日できる対応

勉強しない中学生の子どもに悩む母

中2になって急に勉強のやる気がなくなりました。来年は受験生なのに成績も急降下、提出物も出さないし。親としてなにかできることはあるでしょうか?

中高生ママ専門コーチ

中学生は思春期や反抗期も重なって、なかなか勉強のやる気が出ない子が多いですが、ご心配ですよね。

コーチングは人のやる気を引き出すのが得意なコミュニケーションツールです。

そんなコーチングを学び、息子達のやる気を引き出そうと画策しては沢山失敗してきた私ですが(汗)これまでの経験を元に、「親がやってはイケナイNG対応」を5つにまとめました

(★印が増えるほどヤバくなります!)

最後には子どもの塾を選ぶ際のポイントもまとめていますので、参考にしてくださいね。

 

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中学生が勉強のやる気が出ない主な理由(学年別の傾向付き)

中学生が勉強に前向きになれないのは、決して性格のせいだけではありません。

学年ごとにぶつかる壁と、思春期特有の心理的要因が複雑に絡み合っていることが多いです。

【学年別】やる気を削ぐ3つの壁

  • 中1:環境変化と疲労の蓄積 中学校特有の忙しさ(授業・部活・提出物)に、体と心が追いついていません。頑張っても結果が出ない時期が続くと、努力の方向性を見失い、「勉強=手応えがないもの」と無力感を覚えてしまいます。
  • 中2:反抗期と中だるみ 「親の助言=干渉・ストレス」と感じやすい時期です。学校生活に慣れて緊張感が薄れる中、復習を後回しにすると「できない自分」が定着しやすく、学習意欲が大きく沈んでしまいます。
  • 中3:プレッシャーと焦り 進路の現実味が強まり、勉強が「成長の喜び」ではなく「失敗への恐怖」にすり替わります。焦りが感情のブレーキとなり、睡眠の質や記憶力にも悪影響を及ぼす負の連鎖が起きやすい状態です。

【全学年共通】やる気を奪う「3つの要因」

学年を問わず、以下の要素が重なると子どもは「やる気」を失います。

刺激への慣れ(スマホ・娯楽) スマホやゲームなどの強い刺激に慣れると、勉強という「地味で地道な作業」のハードルが相対的に高く感じられてしまいます。

身体的要因(睡眠・疲労) 慢性的な睡眠不足や疲労は、集中力だけでなく感情のコントロール力も低下させます。

自己効力感の低下 「やっても変わらない」という経験が積もると、挑戦する意欲が燃料切れを起こします。

こういった背景を踏まえた上で、中学生の親は各学年ごとにアプローチを変える必要があります。

イライラする思春期男子
訳もなくイライラする時期に
正論を言われると
やる気なんて出ない

勉強のやる気が出にくい中学生3つのタイプ

やる気が出ない状態にもタイプがあります。

我が子がどのタイプかを見極めるために、行動・口ぐせなどを紹介します。

タイプ別チェックリスト

  • やる気ゼロ型
    机の前でフリーズする。
    「無理」「めんどい」などが口癖。
    勉強の手前で完全に止まる。
  • 反抗・不満型
    やらされ感で態度が硬化。
    「意味ない」「今は無理」が口癖。
    指示に対する反発が強い。
  • 刺激優先型
    ゲーム・SNSを優先する。
    「あとでやる」が口癖。
    刺激からの切り替えができない。

▼ゲームばかりの中学生が心配な方に▼
中学生のゲーム事情とゲーム依存にさせない親の対応策

怒る反抗期の中学生男子
俺が勉強しなくて困るのはお前らだ!
親に怒りがある場合は
こんな子も、、、

勉強のやる気の出ない中学生への親の対応3選

では、やる気の出ない中学生へ親はどう接するとよいのか、親の対応を3つご紹介します。

対応1:環境を整える(居心地の良い居場所)

環境を整えるとは、家の中を「居心地の良い場所」に整えるということです。

例えば「勉強をしたくなる環境ってどんな環境かな?」と考えると、図書館のような静かな場所が思い浮かびませんか?

そこには、ガミガミうるさく言う人は誰もいませんよね?

親(人)も環境の一要素だという見方をすると、勉強に関してうるさく干渉してくる親の存在は、やる気をそぐ環境です。

また、「部屋の状態は、その人の心の状態を表す」とも言われていますので、家族で過ごす場所を、なるべく物を少なくしてスッキリ整頓しておくと、みんなの心がトゲトゲせずにスッキリして過ごせます。

お忙しいと思いますが、自分の心をスッキリ落ち着かせるためにも、断捨離や片付けはおススメです♪

わかばやし
わかばやし

(注意)
子ども部屋の片づけは子どもに任せて、母は手を出さないことをお勧めします(脱!過保護)

実は「勉強のやる気スイッチ」を入れる前に、自分で部屋を片付け出す子が多いと感じていますから(心を整えようとする儀式のような感じ)、どうぞこの部分、黙って見守れますように☆

対応2:話を否定せずに聴く

話を聴かない母親
話を聴かない母親4

今、わが子の話を最後まで聞かずに、途中で否定している親御さんは非常に多いです。

これは、子どもはまだまだ未熟で甘いなあと感じることも多いために、親として途中でアドバイスしたくなるからかもしれません。

ですが、話を途中で遮って否定ばかりする親御さんの下では、子どものやる気は育ちません!

わが子だからこそ、話を即座に否定してしまうのですが、わが子だからこそ、ゆっくり肯定的に話を聴いてあげると、やる気は出やすいのです。

「思春期あるある」なのですが、親や教師から「お前には無理だ」と、ずっと否定されてきた子どもが、ある時「大丈夫。君ならきっとできる!」と自分の言葉を信じてくれる人(例:部活の先輩や塾の先生など)との出会いがきっかけで、人が変わったように勉強し始めた!みたいな話って聞いたことありませんか?

やる気ってね。

自分以外の誰かから強く信じてもらうと出やすいのです。

対応3:周りの人との比較をやめる

お母さんが、子どもが勉強しないことに悩んでイライラする理由。

それは、周りの人と比較して、恥ずかしいという感情がわきやすいからです。

人の目を気にしない覚悟を持つと、目の前の子どもの声(呟き)がだんだん聞こえるようになります。

そして、親が子どもの気持ちを尊重できるようになると、勉強をはじめとした、いろんなやる気に火が付きやすいのです。

▼やる気を引き出したい方に▼
思春期男子の勉強のやる気を引き出す方法

親がやってはイケナイNG対応5つ

コーチングは人のやる気を引き出すのが得意なコミュニケーションツールです。

ここでは、子育てコーチングの視点から、私自身の過去の失敗を踏まえて!「親がついついやってしまうけど、やらない方がいい対応」についてお伝えします。

NG1★からNG5★★★★★までありますが、★印が増えるほどヤバくなりますので(粘着質でいやらしい感じ)、ご自覚のある方はご注意下さいね

NG1★:ものでつる

「テストで80点以上だったら〇〇を買ってあげる」

みたいな感じで、「勉強」させるために、いろいろと条件をつけて、やる気を出させようとする対応です。

「鼻の先に人参をぶら下げて、嫌なことをやらせようとする方法」は一時的には効果があるかもしれませんが、将来、常に何かをぶら下げないとやらない子になってしまう可能性が高いです。

NG2★★:ゲームやスマホを取り上げる

「平均点以下ならゲーム(スマホ)は取り上げる」

みたいな感じで、勉強して結果を出さないと罰を与える対応です。

これも、お子さんのタイプによっては一時的に効果があるかもしれませんが、ゲーム機やスマホは親が考える以上に中学生にとっては「大切なもの」だったりしますので、この対応には注意が必要です。

というのは、実際に、ゲーム(スマホ)を取り上げた親に対して、1)全く口をきかなくなってしまったり、2)暴れたり、3)親に暴力を振るったりする事例をここ最近非常に多くお聞きしています。(警察や児童損談所が介入する事態に)

NG3★★★:嫌味を言う、不安をあおる

中学生は、反抗期ということもあって、ほぼほぼ親の言う事をきかなくなる時期。

だからこそ、「ちょっとした嫌味」や「不安をあおる発言」をぶつけてしまう親御さんが多いです。

子どものお尻を叩くつもりで言ってしまっている場合が殆どだと思われますが、追い詰めれば追い詰めるほど親子仲が悪くなり、これらの発言が棘のように刺さってしまい、後々親を恨んでしまう場合もあります。

イライラ母
イライラ母

全部NGです
・塾代いくらかかってると思ってるの!
・毎日遊んでばかりでいいわね!
・勉強は子どもの仕事なのに、どうしてやらないの!
・このままだと不良の行く高校にしか入れないよ!
・このままだと将来困るよ!
(夫婦仲が悪い人は「パパみたいになるわよ!」)
・もう行く高校がないからね!

NG4★★★★:恩着せがましく言う

イライラ母
イライラ母

・誰のおかげでご飯が食べれると思ってるの!
・誰のおかげで塾に行かせてもらってるの!

「恩着せがましい」発言を連発していませんか?

「親のおかげ」ってほんとーーーーーにその通りなのですが、コレ、何かの折に、子どもが自分で気づく方が美しいと思うのです。

「親のおかげ」であることを認めないで、感謝しないのは、子どものせいではありません。

今親に感謝したくない「何か」が、親の姿勢にあるからなんだと感じています。

NG5★★★★★:母の具合が悪くなる

子どもの立場に立つと、地味に一番嫌だと思うのがコレ。

「あなたがちゃんとしないせいで、母の具合が悪くなったのよ!」ってヤツ。

例えば、子どもが受験に失敗した時に、親がショックで寝込んじゃったみたいなことです。

特に、心がやさしいタイプの子どもさんの場合は、精神的に追い詰められちゃいますし、やり過ぎると、母が重たい&ウザいとなり、結果、嫌われてしまいます。(母を毛嫌いする子どもも多し)

NG対応が多いお母さんへ

以上、やる気の出ない中学生に対して、お母さんがやりがちなNG対応を5つご紹介しましたが

私たち母親は、ど・う・に・か・し・て子どもが勉強のやる気を出すように画策しがちです。

なぜなら、人は痛みを避けたい生き物ですから、子どもが勉強しないことが自分の子育ての評価につながると感じている母親にとっては、自分の痛みを避けるために、無意識にやってしまうのだろうと。(過去の私です)

ですが、たいていは逆効果。

なぜって、これらは母親が「あなたのためだ」と言いながらも、本当は自分の世間体を守るためにやっているということに、子ども達はうすうす気づいているからです。

放置が危険なケースと見守りとの違い(見逃してはいけないサイン)

以下のような変化が長引く場合は、子どものエネルギーが消耗してしまい、これ以上頑張れなくなっている可能性があります。

  • 行動・生活の崩れ: 不登校気味、家の中から姿が消える、昼夜逆転、食欲の激しい波、スマホへの極端な依存。
  • 感情のサイン: 理由のない激しいイライラ、突発的な涙、無気力(反応が薄い)、口数が極端に減る。
  • 体の不調: 病院では異常がないのに、学校に行く日だけ体調不良を訴える。

2. 「放置」と「見守り」の違い

  • 放置: 親が現状を把握せず、ただ時間だけをやり過ごすこと。
  • 見守り: 子ども自身の様子に興味関心を持ち、生活リズムや感情の揺れをしっかり観察。些細な変化にも気付くこと。

3. 早めに動くべき相談先

「家の中だけで何とかしよう」と抱え込まず、早めに第三者を頼るのが回復への最短ルートです。

  • 学校(担任・養護教諭・スクールカウンセラー): 学校での様子を聞いてみましょう。
  • 専門カウンセラー: 子どもだけではなく、親御さん自身の不安が強い場合も。
  • 医療機関(心療内科・小児科): 朝起きれない場合(睡眠障害)や頭痛や腹痛など体調不良がある場合。
わかばやし

心身の状態にSOSが見えるときは、「勉強のやる気」は二の次です!!

「勉強させる」よりも、専門機関に繋ぐことを最優先にしてください。

「見守る子育て」では、勉強しない子どもに悩むお母さん向けに様々なセミナーや動画を提供しています。

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おまけ:塾の選び方のポイント

そうは言っても!子どものやる気を引き出してくれる塾に入れたい!と願う方も多いですよね。

塾に通わせている中学生ママ達のお話を沢山聞いている子育てコーチの私ですが、「子どものやる気を引き出す塾」と「そうではない塾」の「違い」が見えてきました。

ここでは「塾選びのポイント」をご紹介します。

  • 子ども目線の先生の存在

    みんな行ってるから。実績があるから。お値段が手ごろだから。個別で教えてくれるから。

    など、それぞれの基準で子どもの塾を選ばれていることと思いますが、私が最も大切だと思うのは「先生の資質」です。

    子ども目線で子どもの気持ちを理解してくれる先生がいる塾が一番いいと考えています。

    というのは、人がやる気が出す為には、心(メンタル)が整うことがとても重要だからです。

    そもそも現時点で苦手に感じているのが勉強です。

    自分を理解し、認めてくれる先生ならば、苦手なことへのやる気にも火をつけてくれるかもしれません。

    そして、そんな先生に勉強のやり方を教えてもらうと、勉強が楽しくなって成績もグングン伸びる可能性が高まります。
  • 数字よりも子どもの表情

    「〇〇高校へ〇人合格!」「偏差値が10以上アップ!」など、効果のほどを数字でアピールする塾も多いです。

    「成績がアップしそうで入塾したけど、ちっとも成績が上がらない」という気持ちがある親御さんは、今の日本には本当に多いと感じていますが、その塾が合っているかどうかは、実際に通っている子どもの態度でわかります。

    時間になっても動かない。逆にもう辞めて欲しいのにやめたがらない。など、その子なりの理由があると思いますから、実際に通うお子さんと穏やかに会話をする機会を持ち、その子の気持ちを尊重してあげれるといいですね。

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この記事を書いた人(監修者)

わかばやしゆかこ

長野県松本市在住 
中高生ママ専門の子育てコーチとして、悩める母専門のコーチングセッションを行う。
【経歴】
・コーチングオフィス ままはぐ代表
・ICA国際コーチ協会認定 ポテンシャルコーチ
・セッショントータル5,000時間以上を実施
・2人の息子(社会人)を持つ母親
・京都大学にて教授秘書歴7年

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中学生の勉強でやる気が出ない時の対処法|親が今日できる対応” に対して2件のコメントがあります。

  1. bio より:

    いつも、ブログからの発信ありがとうございます。

    NGの★がほぼ満点で、とほほ…という感じです。

    親の私自身もなかなかに手強いです…
    また今日から、です。

  2. yukako より:

    bio さま

    いつもこちらこそありがとうございます。

    ポジティブに捉えると、伸びしろがすごくあるということでしょうか?

    こうしてコメントを下さると、承認していただいていると心が感じて、力をいただきます。ありがとうざいます。

    私も「なりたい自分」を目指して、楽しみながら発信を続けたいです(`・ω・´)ゞ

    良い一日になりますように☆

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