子どものやる気を削ぐ言葉9選~無自覚で言い続ける親とやる気を引き出す親の違い

「今やろうと思ったのに!その言葉でやる気をなくした、、、」と子どもに言われた事ありませんか?

宿題やったの?お風呂は?早く寝なさい!など。

実は、親が感情のまま無意識に言ってしまっている言葉が、結果として子どものやる気を削いでしまっている事ってほんとーーーに良くあります。

自己肯定感が低い中高生に悩んでいる親御さんは多いですが、もしかしたら、毎日使っている言葉がその原因になっているかもしれません。

過去にやる気を削ぐ言葉を連発していた私ですが、コーチング(人の意識の部分を扱う)を学んだことによって、心を入れ替え、言葉を意識して使うようにしたことで、息子達はだんだんやる気を出すようになりました。

今日は、どんな言葉が子どものやる気を削ぐか?具体的に9つご紹介します。

あなたも自分の口から出る言葉に気を付けて、『やる気を引き出す方の親』になりませんか?

わかばやし
わかばやし

無意識っておそろしーーーー


自分の言葉が持つ影響力に気付いた人は、ぜひ修正を

やる気を削ぐ言葉を言ってしまう理由

やる気を削ぐ親は無自覚な人が殆どです。

むしろ、子どもの為に良かれと思って(善意で)声かけをしてる場合が殆どだけに、厄介だったりします。

実は、親がやる気を削ぐ言葉をいってしまう本当の理由は、子どもに(自分のタイミングで)動いて欲しいから。

支配欲が原因なんですよね、、、

(子どもの為ではなく)自分の為に言ってしまってます。

親としての責任を感じていることも考えられますが、たいていの場合は、笑われたくない、子育て失敗したくないなど、自分の不安を埋めようとして子どもを動かそうとしてしまっている現状があります。

息子にやる気を削ぐ言葉を言う母親
「あなたのために言ってるのよ」は
ぜんぶ自分のため

子どものやる気を削ぐ言葉9選

子育て中の親が子どものやる気を削いでしまっている代表的な言葉を9つご紹介します。

殆どが、無意識に連発してしまっているので、自分の口癖に気付いた方から使わないようにすることをオススメします。

1)早く早く!(指示命令)

子どものタイミングではなく、自分のタイミング(正しいと感じるタイミング)で動かそうとしています。

仕事や家事など時間に追われて子育てしているお母さんにとっては、しょうがない時はあるとは思うのですが、人のやる気を引き出す際に使うと効果的なコーチングスキル『ペーシング』(=相手にペースを合わせる)とは真逆の対応となります。

2)先にやるべきことをやってから(指示命令)

親が、子どもの行動を管理しようするセリフの代表選手。

たいていは、『宿題(やるべきこと)をした後にゲーム・動画・スマホをやってもいい』というルールがあるご家庭が多いです。

思春期以降、親子関係をこじらせているご家庭の8割はこのルールを採用中の印象あり(中高生ママ専門コーチとしての雑感)

3)塾にいくら払ってると思うの!(嫌味)

塾に行ってるのに結果が伴わない子や、塾を休みがちな子に対する嫌味の言葉です。

「損したくない」気持ちの強い方が言いがちですが、もしも私が子どもだったら、言われたくない言葉NO1。

絶対言わない方がいいと思います。

4)お兄ちゃんは出来たのに、どうして、、、(比較&嘆き)

無意識に身近な誰かと比較して、子どもを否定して嘆いている親御さんは多いのです、、、

特に兄弟間で否定すると、自然に兄弟仲も悪くなるので気づいた時にやめましょう。

5)何回言わせたら気が済むの(責任転嫁)

あなたのせいで私は疲弊していると訴える言葉。

ちなみに過去の私の口癖で、自分を被害者・子どもを悪者にしていた自分に気づいた時、そのいやらしさに悶絶しました(泣)

私が決めた1時間ルール。
息子達は守った事なんて皆無
毎日怒ってやめさせてました~(遠い目)

6)どうなっても知らないからね(不安をあおる)

不安をあおることによって、子どもを動かそうとしている言葉。

実は一番不安なのは自分自身で、その不安を子どもにぶつける事で、自分の不安を解消してもらおうとしています。

7)宿題やったの?いつからテスト?(リマインド)

親は意識づけのつもりでかけている言葉ですが、実はコントロールしようとする言葉。

「ほっといたらこの子は気付かないからから」と連発している方も多いと思いますが、極力回数は減らしていくのがいいと思います。

と言うのは、多くの場合『自分で考えて動く力(主体性)』を奪っていますから。

人を育てる時、自分で気付いて動く力がある事を親が信じて子どもに任せていかないと、自分で考えて動く子には育ちません。

言わないと動かない子を
育てていませんか?

親が前提を変えないと
自主性や主体性は育ちません

8)将来後悔しないようにね(正論。べき思考)

この言葉を使う方もめっちゃ多いです(泣)

自分は後悔しているから(もしくは勉強したおかげで今があるから)あなたは後悔しないようにと。

正しいことを言う時は控えめに。

正論は大切な人を苦しめます。

9)本当に大丈夫なの?(信頼していない)

思春期以降、親子間に信頼関係がないご家庭ほど、問題が起きます。

「大丈夫?」系の言葉は「あなたを信頼していませんよ。疑ってますよ」と言ってるようなもの。

過去の私もよく使っていましたが(汗)、息子を信じて見守る母になりたいと思って極力使わないようにしました。

自分の不安はぶつけずに
自分で折り合いをつける私になりたい!
信じて見守る母になりたい!

やる気を引き出す親の姿勢とは

やる気を削ぐ親と、引き出す親では、一体何がちがうのでしょうか?

過去やる気を削ぐ親だった私が、引き出す親になれたのは、コーチングを学んだこともありますが、間違いを潔く認め、親としての姿勢をゴロっと変えたことがが大きかったです。

ここでは、やる気を引き出す親の基本姿勢について具体的に3つご紹介します

1)価値観を押し付けない

勉強すべき!
学校に行くべき!
頑張るべき!
逃げるべきではない!

など、子どもに自分の価値観(正しさ)を押し付けている方は、日本にはめっちゃ多いです。

そして、コレが日本に毒親が多い理由の一つ。

自分の期待(正しさ)を子どもに押し付けている状態が、家族の問題を産み出していたことに気づけるといいですね。

以下、読めば読む程、心に響く「ゲシュタルトの祈り」をご紹介します。
↓ ↓

「わたしはわたしの人生を生き、あなたはあなたの人生を生きる。

わたしはあなたの期待にこたえるために生きているのではないし、あなたもわたしの期待にこたえるために生きているのではない。

私は私。あなたはあなた。

もし縁があって、私たちが互いに出会えるならそれは素晴らしいことだ。

しかし出会えないのであれれば、それも仕方のないことだ」

出典:『ゲシュタルトの祈り』
フレデリック・S・パールズ(ドイツの精神科医)がローラ夫人と共に創設した「ゲシュタルト療法」で使われる「祈り」

2)自分で考えさせる

過去の私は、その日をいかに滞りなく終わらせるかに必死で、子どもに「自分で考えさせること」なんて1ミリも考えていませんでした(大汗)

いわば、私が監督で子どもがプレイヤー。

「監督(私)の言う通りにすればいいのよ!」と、監督自ら運転手になって塾の送迎をしたり、マネージャーになって朝起こしたり、勉強や受験のサポートやアドバイスをしたり、、、

これでは、自主性や主体性なんて育ちっこないと思いませんか?

子どもを管理しない。

自分で考えさせる子育てを全力でオススメします。

笑顔で中学生娘の話を聞く母
基本、話すよりも聞く

途中で否定やアドバイスはせずに
自分で考えさせる質問が効果的


「あなたはどうしたいの?」
「どうしてそう思ったの?」

3)信じて任せて見守る

子どもの人生の主人公は自分。

なのに、子どもの人生のハンドルを握って、コントロールしようとしている親が日本には多すぎます。

以下、人育ての言葉として有名な山本五十六の言葉をご紹介しますね。

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。

話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。

やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

山本五十六の言葉

子育ては、時間もお金もかかるほんとーーーに大変な事です。

方向性が間違っていると気づいた時に、自分の価値観に執着せずに、潔く!自己修正していけば、「笑顔の子育て」にたどり着けます

わかばやし
わかばやし

山本五十六の言葉は、超大切なことばかり、数珠繋ぎになっています!

一つ一つ自分の現状と照らし合わせて修正するだけで、自分を変える事が出来ます。

信頼貯金を積み立てるつもりで、コツコツ自己修正してまいりましょう

▼(PR)勉強しない!ゲームばっかり!にお悩みママに
\どちらも無料/
メール(文字)で学びたい方に⇒7日間メールセミナー(登録無料)
❷(New!)動画で学びたい方に⇒7日間【動画】セミナー(登録無料)


動画で学べる♪見守る子育て塾

\新発売/第4弾☆見守る子育てできちゃう♪セミナー

見守る子育てできちゃう♪セミナー(サムネ)
\新発売/
見守る子育てできちゃう♪セミナー
3つのポイントをわかりやすく☆
思春期のお母さんが
ハマりやすい落とし穴も解説しています

・「見守る子育て」やってみたけど、継続するのが難しい

・うちの子、ほんとー--に見守るだけでよいのかな?

というお母さんに向けて、「見守る子育て」ができちゃうようになる♪3つのポイントを解説した約40分の動画です。

「あなたにピッタリの見守り方」を見つけてみませんか? (最後にはワークもあります)

2022年12月12日開講です♪

詳細はコチラから

第3弾♪受験生の母編


動画版「見守る子育て塾」第3弾!
受験生の母編が完成しました~

「見守る子育て」をスタートして6年目になりますが、個別サポートをさせていただいた方々からだんだんビリギャル級の合格報告をいただくようになりました。

(今年は特に多くてビックリ!)

クライアントさん達に個別で「こんなことやっちゃってませんか?」とお伝えしている内容を今回ホワイトボードに見える化!

目からウロコの見守り方をギュギュっと詰め込みました。

受験生のお母さん
来年・再来年が心配なお母さんにも

全てのお母さんに見てもらいたい☆動画版「見守る子育て塾」受験生の母編

2022年7月開講です♪

詳細はコチラから

ご購入特典
見守る子育てオリジナル♪
スマホ待受け画像
全部で8種類☆テスト前や落ち込んでいる時など
その日の気分によって着せ替え出来ます

第2弾♪不登校編

1日も早い解決へ
不登校編
2021年春開講!

行き渋りや不登校など「学校に行きたくない子」の見守り方の解説動画です。

詳細はコチラから。

第1弾♪動画版「見守る子育て塾」

見守る子育ての基本のキを
動画で解説しています

男の子ママが悩みやすい20個のテーマを、約10分の動画でそれぞれ解説しています。

詳細はコチラから。

お知らせ

ただいま、わかばやしが直接サポートするコースは満席になっており、お申込みをストップしています。

空きが出ましたらライン@やメルマガにてお知らせさせていただきます。(2023年2月中旬に3月生さんを若干名、募集予定です)

\登録無料/

ライン公式アカウント(←週3でブログ更新のご案内があなたのスマホに届きます♪)

毎週(月)(水)(金)の朝
週3回の配信

7日間無料メールセミナー(←こじらせていた私自身の話)

メールセミナーバナー
7日間メールセミナーを読んでいただいた後
毎週(月)朝に配信

YouTube わかばやしゆかこ「見守る子育て塾」週2更新♪

2023年元旦より
YouTube週2回更新♪
チャンネル登録していただけると
嬉しいです~~

Twitter @wakayuka18 毎朝つぶやいています♪

Twitter
毎朝つぶやいてます♪
フォローしていただけると
嬉しいです\(^o^)/

***

当ブログはリンクフリーです。
「いいな♪」と思う記事がありましたらブログやSNSでご紹介していただけると嬉しいです。(許可や連絡は不要です)