母と息子の共依存から抜け出る方法
・共依存って何?それってどんな状態?
・息子が母に頼ってばかりで、自分のことを全くやろうとしないのはどうしたらいいの?
とお悩みのお母さんに向けて、親子の共依存とはどんな状態で、どうしてダメなのか?についてお伝えします。
そして、笑顔で自立する男の子を育てるためにも「だめんず」を育てない母になる方法について解説します。
もくじ
共依存とは?母と息子の場合
「共依存」とは、特定の相手との関係にお互いが依存し過ぎる状態のことで、親子関係や恋愛関係、友人関係など、人間関係全般に現れると言われています。
この「共依存」がどうしてダメかというと、それは、相手との関係性の中に、自分の価値を見出すことになるので、自分を見失い危険な状態を招いたり、相手に依存し過ぎて、自分らしく生きられなくなることがあるからです。
例えば、「親子の共依存」で、よくあるのが「母親とマザコン息子」の例。
過干渉な母親に世話をやかれることが、当たり前になってしまった息子(ウザいと思いながらも楽なので母に依存状態)が、母親がいないと一人では何もできなくなってしまう例などがあります。
▼参考記事▼
⇒息子をマザコンにする母の特徴
⇒過干渉チェックリストどこからが毒親?
共依存の怖さ。だめんずうぉ~か~に学ぶ

何年か前に流行った「だめんず・うぉ~か~」という本をご存じですか?
「だめんず」とは働かなかったり、DVをする(いいところもあるけど)ダメな男のことで、そんな「だめんず」ばかりを好きになって、渡り歩く女性のことを「だめんず・うぉ~か~」というらしいです。
この「だめんず・うぉ~か~」になりやすい女性は、自己肯定感が低い女性だと言われ、「尽くす事=誰かの役に立つこと」で自分の価値を感じようとしているために、DVなど苦しい体験をしたとしても、また同じような相手を見つけて、渡り歩いちゃうそうなんです。
要するに
尽くしたい女性(誰かの役に立つことで自分の価値を感じるメリットあり)
尽くされたい男性(生活能力が低いから面倒をみてもらえるメリットあり)
双方の利害関係が一致しているのが特徴で、女性が献身的に世話することで、男性の「甘え」を増長させてしまい、結局お互いの成長の機会を奪い合うという悪循環になっています。(共依存)
つまり、共依存になると双方にメリットがあるので抜け出しにくく、また、二人で一緒に悪い方へ落ちていってしまうこともあるのが怖いところだったりするのです。
母と息子の親子共依存から抜け出る方法

今、自分は自己肯定感が低い!と自覚されているお母さんに注意していただきたいことがあります。
それは、息子の心配ばかりして過干渉になっていると、自分でも無意識のうちに、息子に依存している状態になってしまい、なかなか自立できない「マザコンやだめんず」を育て上げてしまう可能性があるってこと。
例えば
・私がいないとこの子はダメ
・私のやり方が正しい(子どもには危なっかしくて任せられない)
・私が手を貸してあげないと絶対失敗する
といった気持ちがあるお母さんは要注意です。
まずは、自分自身の自己肯定感を高め、子どもに依存しないように注意することで、親に依存しすぎない子に育てることができます。
要するに、親子の共依存の場合は、親の方から手を放してあげないと脱出は難しいのです…
もしも、今、思春期のお子さんが反抗的な態度で親に反抗してくる場合。
もしかしたら、それは「お母さん僕はもう大丈夫。これからは自由に生きたいよ」のサインなのかもしれません。
わが子の「自分で何とかする力」を信じて見守ってみませんか?

お母さんはお母さんの幸せを見つけてね。
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