兄弟ケンカにイライラするお母さんへ~ケンカを減らす方法と起きた後の対処法~

兄弟ケンカが毎日のように繰り返され、イライラしている親御さんも多いと思います。

親として、正しい兄弟ケンカの対処法を知っておくことで、上の子、下の子、それぞれの子どもをうまく育てることが出来ると考えています。

ここでは、兄弟ケンカが起きる原因について考え、兄弟ケンカを減らす方法とケンカが起きてしまった後の対処法について解説します。

親として大切なことを簡単にまとめると、1)兄弟ケンカの火種をつくらないように子育てすること、2)ケンカが起きた後はジャッジしないこと。

この2つです。

そもそも、子どもが自分の本音をぶつけ合う「兄弟ケンカ」は、社会性を育てる絶好の機会でもありますから、あまりカリカリしてケンカを押さえこもうとせずに、余裕を持って見守っていけるといいですね。

兄弟ケンカが起きる理由

私も二人の息子を持つ母親ですので、息子達が小さな頃から兄弟ケンカにはイライラ、悩んできました。

では、どんな場合に兄弟ケンカが起きるのかを観察してみると

1)自分の意思を通したい(欲しいものを手に入れたい)場合
例:ゲームをどっちが先にやるか、一つしかないものの取り合いなど

2)ズルいことをした場合に相手に怒る場合
例:30分交代なのに時間を守らない、順番を守らないなど

たいていはこの2つの時に勃発することが殆どです。

それ以外で、何も原因が見当たらないのに、上の子が下の子をよくいじめる、下の子が上の子をバカにするなどの場合は、基本、親の愛情不足や愛情の片寄りが原因となっています。

自分の方が親から怒られることが多い、相手の方がひいきされている(親のお気に入り)ことを感じる時、嫉妬や不満を相手にぶつけているためだと考えられます。

兄弟ケンカを減らし、深刻化させない方法

そもそも、兄弟ケンカは、自分の気持ちを正直に出して、家族内で社会性を身に着けていくために必要なことです。

自分以外の兄弟の存在が、わがまま(自分本位)を自然に抑制することになるでしょうし、譲り合いの精神を学ぶことが出来ると考えています。

ですが、毎日のようにケンカが頻発していたり、深刻化していくのは避けたいですよね?

ここでは兄弟ケンカを減らしたり、深刻化させないために、親が気を付けると良いことを3つご紹介します。

1)兄弟間で比較しない

私は子育てコーチとして2000時間以上、いろんなご家庭のお悩みを聞いてきましたが、「お姉ちゃんの時は、うるさく言わなくてもちゃんと勉強したのに…」「上の子は下の子よりも…」「どうしてこの子は…」などが口癖になっておられるお母さんは非常に多いです。

無意識のうちに、兄弟間で比較してしまっておられるんですよね。

どうして兄弟の比較が良くないかというと、例えば、親から自分ばかり怒られる!と感じる子は、不満がドンドンたまり、自分よりも可愛がられていると感じる子を攻撃したり、親に反抗的になったりと、家庭内で問題が起きやすくなります。

子どもは誰しも、「自分が親から一番愛されたい」と思っていますから、ある意味、兄弟はライバル関係です。

実は、以前に参加した「子育て講演会」でご参加された方々への事前アンケートにて、Q.「小さい頃、親からされて嫌だったことは何ですか?」という質問があり、そのアンケート結果の第1位は、A.「兄弟(姉妹)と比較されたこと」でした。

この結果が発表された時、会場に一瞬「大きなどよめき」が起きまして、隣の方と顔を見合わせながら「やっぱりね~」とうなずき合っている様子から、兄弟間の比較は、今も昔も本当に良くあることなのだと実感しています。

2)その子の良いところを見て子育てする

例えば、お子さん達の中に、整理整頓が得意な子と、苦手な子がいた場合、どうしても、苦手な子に対して怒る子育てをしていませんか?

「皆と同じことがよい」という価値観の強い日本では、学校でも家庭でも、みんなが出来ることが出来ない子に対して、親は悩み、責め立てる子育てをしてしまいやすいと感じています。(過去の私もそうでした)

そして、例えば、この子のそばに、片付けも勉強も得意な兄弟がいる場合は、きっと自分ばかりが怒られることにストレスを抱え、自己肯定感も下がり、意欲低下やゲーム依存など、いろんな問題を引き起こしていることが考えられます。

こんな時に、お勧めしたいのが子育てコーチングです。

「子どものダメなところ」をどうにかしようとする子育てから→「子どもの良いところを見て伸ばす子育て」に変えていきませんか?

わが子の「良いところ」(←どの子も皆あります!)を見て、その個性を伸ばす子育て法をすると、子どもの心が満たされます。

そして、兄弟間に「思いやりの連鎖」が生まれるはずです。

▼子育てコーチングについて解説しています▼
すぐに使える♪子育てコーチング3選

3)タイプや習性を理解する

親と子のタイプの違いが、兄弟ケンカの火種をつくっている場合もあります。

ご相談事例で良くあるのは、真面目で一生懸命なタイプのお母さんが、自分とは真逆の、自由で破天荒タイプの子に育てにくさを感じ、自分と似たタイプで優しい個性を持った子どもを、母の心の拠り所にしている場合です。

この構造になってしまっていると、兄弟間において、「育てやすい子(だから可愛がる)」と「育てにくい子(だから怒る)」が出来てしまい、無意識にどちらかをひいきしたり、怒り過ぎたりしてしまうこととなり、それが兄弟ケンカの火種になってしまっています。

また、習性の問題もあります。

例えば、父親は息子よりも娘を、母親は娘よりも息子を可愛がる(世話をやく)など、自分とは異性の子どもを可愛がりやすいという習性があるんですよね。

他にも、基本的に、親は、上の子より下の子の方を、可愛がりやすかったりします。

こういったタイプの違いや習性を理解せずに子育てしていると、子ども達の中に不公平感が生まれてしまい、兄弟ケンカへと繋がっていくという訳です。

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兄弟仲が悪い要因は
たいてい親の育て方に
原因がある

兄弟ケンカが起きてしまった後の対処法

では、兄弟ケンカが起きてしまった時、どんなふうに対処するとよいか?要点を5つにまとめました。

1)止める基準とクールダウン

兄弟ケンカがヒートアップしていった場合「これ以上は止める」という自己基準を決めておくとよいですね。

例えば、手を出したり暴力的な行為になった場合は止めに入る、みたいな感じです。

そして、ケンカを止めた後は、お互いを少し離れた場所に誘導して、クールダウンができるとよいでしょう。

2)感情的にならない

例えば「下の子がかわいそうでしょ!」など、特定の子どもに感情移入してしまうと、親は感情的になりやすいのでご注意くださいね。

親は、どちらの側にも肩入れせずに、フラットな状態でいることがよいですから。

そのためには、自分の体調が悪かったり、忙しすぎたり、ストレスが溜まっていたりすると、感情的になりやすいですから、定期的に自分の心が喜ぶことをするようにして、心の栄養管理ができるといいですね。

3)ジャッジしない

例えば
・(上の子に)弟が悪いのはわかっているけど、お兄ちゃんだから今回だけは我慢してあげて!

・先に手を出した方が悪いから、謝りなさい!

など、親が仲裁したり、ジャッジすることはNGです。

なぜなら、兄弟ケンカは、本来、その子ども達の問題ですから、親はなるべく介入せずに、見守ることがベストなんですよね…(ただし危険な行為をした時を除く)

兄弟ケンカは、始まりから仲直りまでの過程を通して、社会性を育てる一面もあり、また相手の気持ちを考える訓練の場にもなります。

4)どちらかを我慢させない

実は、兄弟ケンカが殆どないことにお悩みの方もいらっしゃいます。

この場合、平和主義のお母さんの為に、どちらかの子が、必要以上に我慢している事も良くあります(「いい子」に多い傾向)

母の慰め役や、グチの聞き役をしている子も多いですから…

本来、家庭は、子どもが自分の素(本音)を安心して出せる場所であるべきです。

ですが、その家の中で我慢し過ぎていると、将来の兄弟不仲や、生きづらさの原因になってしまいます。

もしも、こういった「いい子」の傾向があるお子さんに気付いた時は、その子が本音で生きられるように導いてあげるといいですね。

5)感情の整理のお手伝い

基本、兄弟ケンカは子ども達の問題ですから、介入せずに見守るのが良いですが、もしも唯一できることがあるとするならば「感情の整理のお手伝い」です。

例えば、ゲームのことでケンカしている場面で

・(上の子に)もう少し待ってほしかったのに、邪魔されて、悲しかったんだね。

・(下の子に)待っていたのにいつまでもやらせてもらえなかったから、悔しかったんだね。

・本当は仲良くしたいと思っているんだよね。

みたいな感じです。

それぞれの子どもが「わかってほしかった気持ち」を汲み取って言語化してあげるだけ。

これだけです。

その後どうするか?は、子ども達自身にまかせ、親はその後のなりゆきを見守れると良いですね。

実は、ケンカの際に、こみあげる怒りの感情は二次感情で、最初に感じる一次感情は「悲しい」や「つらい」といった感情だと言われています。

ですので、子どもの一次感情(根っこ)にある、「悲しさ」や「つらさ」を汲み取ってあげるようにすると、怒りもだんだんおさまっていくと感じています。

怒りは2次感情。
その根底には悲しいや辛い気持ちがある

兄弟の子育てで大切なこと

寿命的に考えると、親の方が子どもよりも先にこの世を去りますから、自分たちがいなくなった後のことも考えて、兄弟それぞれが不満のないように子育てすることはとても重要です。

そのためには、「自分は親からちゃんと認められている」と、それぞれの子どもの心を満たしてあげることが超重要です。

例えば、成人してもいがみ合っている兄弟をお持ちの方が「兄弟同じように育てたつもりなのに、どうして…」というお嘆きの言葉を聞くことがあります。

実は、この「同じように」という部分は、親側の感覚(都合)で考えていることがほとんどで、視野が非常に狭くなっている状態です。

一人ひとりの子どもの立場に立って考え(=視野を広げる)、一人ひとりの心を満たしてあげようとすると、家族のみんなが笑顔になる子育てが出来るようになります。

あなたが悩んでいる方のお子さんが「欲しがっているもの」は何でしょうか?

【子どもが親にしてほしいこと】

・話を否定せずに聞いてほしい
・指示命令ばかりしないでほしい
・自分を認めて欲しい
・兄弟と比較しないで欲しい
・ダメだと言わないでほしい
・夫婦仲良くしてほしい

など。

比較やジャッジをせずに、シンプルに!(←ここ重要)その子がしてほしいことをしてあげませんか?

私たち親の心がけ次第で、兄弟ケンカの火種はつくらずに済むのです。

天使と悪魔の兄弟の子育て
悪魔に見える上の子。。。
この子が一番望んでいることは何かな?

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兄弟ケンカにイライラするお母さんへ~ケンカを減らす方法と起きた後の対処法~” に対して2件のコメントがあります。

  1. より:

    いつも私の心の拠り所となっています。
    本当にありがとうございます

    高1の息子
    アルバイトを無断で休んだりしてる様子です

    理由はわかりません
    聴いても話してくれません

    息子は
    中3秋から卒業まで不登校でした。
    今は通学できる通信高校に通っていますが、このところ休みがちです。

    父親とは関係がとても悪く
    話もしません。
    私とはかろうじて話す感じです

    バイトの件に関して
    嘘をつくことに
    私はどの様に関われば良いのか
    とても悩んでいます。

    ちなみに
    嘘は多く
    嘘が上手に付けないタイプです

  2. yukako より:

    薫さん

    こんにちは(*^_^*)
    コメントありがとうございます。

    高1の息子さんのアルバイトのことで
    お悩みなのですね。

    いただいた文面から
    息子さんの気持ちになって
    ちょっと考えてみました。

    わかばやし妄想:
    「高校生になって
    バイトをしてお金を稼いで
    自分の好きなモノを買ってみたい!
    なんか楽しそうだし。
    だけど、実際に始めてみたら
    いろいろと大変で、週に何度も働くのは
    キツくて大変だ!
    休みたい日もある。
    ほんとはもうやめたい」

    みたいな感じかもなぁと。。。

    「嘘をつく」という行為は
    自分を守る行為。

    親やバイト先に「ホントのこと」を言うと
    きっと責められると思っているからこそ
    嘘をついておられるんじゃないかなぁと。

    高校生になって
    自分から始めたバイトで
    親としては責任をもって続けて欲しいけど
    (私はそう思う方です!)

    だけど
    これも息子さんの問題だから
    親としては
    「続けても続けなくてもどっちでもいいよ」
    の姿勢で自由を認めて見守り始めると

    だんだんと
    嘘はつかないようになって
    お母さんに「本当の気持ち」を
    打ち明けられるようになると思うのです。

    もしかしたら
    「アルバイトは行くべき」
    「いったん始めたことはやめるべきではない」
    などの価値観がある場合は

    これを手放してみるといいかなぁ。。。

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