兄弟ケンカの根本解決方法

今、子どもの兄弟ケンカに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

実は、上の子が下の子をよくいじめるなどの場合、基本、親の愛情不足がその根っこ(原因)となっていることが多いです。

これは(下の子に比べて)自分は親から怒られることが多いために、その不満を下の子にぶつけてしまっているんですよね…

ですので、こういった場合の根本解決方法として、親が出来ることは

1)兄弟間の比較を辞める
2)その子の良いところを見て育てる
3)仲裁やジャッジしない

ことが大事だと考えています。

お互いの本音をぶつけ合う「兄弟ケンカ」は、子どもの社会性を育てる絶好の機会でもありますので、今日ご紹介する方法を参考にしてくださいね。

兄弟ケンカ根本解決法1)兄弟間で比較しない

私は子育てコーチとして2000時間以上、いろんなご家庭のお悩みを聞いてきましたが、「お姉ちゃんの時は、うるさく言わなくてもちゃんと勉強したのに…」「上の子は下の子よりも…」「どうしてこの子は…」などが口癖になっておられるお母さんは非常に多いです。

無意識に、兄弟間で比較してしまっておられるんですよね。

どうして兄弟の比較が良くないかというと、例えば、親から自分ばかり怒られる!と感じる子は、不満がドンドンたまり、自分よりも可愛がられていると感じる子を攻撃したり、親に反抗的になったりと、いろんな問題が起きやすくなります。

子どもは誰しも、「自分が親から一番愛されたい」と思っていますから、(ある意味、兄弟はライバル関係)、兄弟間の比較は、気づいた時が辞め時です。

実は、何年か前に参加した「子育て講演会」でご参加された方々への事前アンケートにて、Q.「小さい頃、親からされて嫌だったことは何ですか?」という質問があり、そのアンケート結果の第1位は、A.「兄弟(姉妹)と比較されたこと」でした。

この結果が発表された時、会場に一瞬「大きなどよめき」が起きまして、隣の方と顔を見合わせながら「やっぱりね~」とうなずき合っている様子がとても印象的でした。

「小さい頃に兄弟と比較されて悲しい思いをした」というお母さん(お父さん)は、きっと今このブログをお読みの方にも多くいらっしゃると思いますので、自分の口癖に気付いた方は速やかに、比較してしまう習慣を辞めるといいですね。

兄弟ケンカ根本解決法2)その子の良いところを見て子育てする

兄弟ケンカが深刻化していく根っこには、子どもの心に「不公平感」がある場合が殆どです。

この「どうして自分だけが…」という不公平感をなくすためには、私たち親側の姿勢を変えることが重要です。

具体的には、「子どものダメなところ」をどうにかしようとする子育てを辞めて、「子どもの良いところを見て伸ばす子育て」(=子育てコーチング)に変えることでうまくいきます。

心配性のお母さんや、完璧思考のお母さんは、わが子のダメなところが気になっていませんか?(例:だらしない、頑張らないなど)

この部分がどうしても気になってしまうために、「ダメ出しの多い子育て」となってしまい、不満や不公平感が湧きやすい状況になってしまいます。

わが子の「良いところ」(←どの子も皆あります!)を見て、その個性を伸ばす子育て法をすると、子どもの心が満たされます。

そして、兄弟間に「思いやりの連鎖」が生まれると思うのです。

▼子どもを伸ばす親になりたい方に▼
子どもを伸ばす親とつぶす親の「3つの習慣」

兄弟ケンカ根本解決法3)ジャッジしない

兄弟ケンカの際、親が「どちらがいいか悪いか」をジャッジしてしまうことはありませんか?

例えば
「(上の子に)弟が悪いのはわかっているけど、お兄ちゃんだから今回だけは我慢してあげて」

「先に手を出した方が悪いから、謝りなさい!」

みたいな感じで、親が仲裁したり、ジャッジすることは基本NGです。

なぜなら、兄弟ケンカは、本来、その子ども達の問題ですから、親はなるべく介入せずに、見守ることがベストなんですよね…(ただし危険な行為をした時を除く)

兄弟ケンカは、始まりから仲直りまでの過程を通して、社会性を育てる一面もあり、また相手の気持ちを考える訓練の場にもなります。

***


もしも、親にできることがあるとするならば「感情の整理のお手伝い」をするくらいです。

例えば、ゲームのことでケンカしている場面で

・(上の子に)もう少し待ってほしかったのに、邪魔されて、悲しかったんだね。

・(下の子に)待っていたのにいつまでもやらせてもらえなかったから、悔しかったんだね。

みたいな感じです。

それぞれの子どもが「わかってほしかった気持ち」を汲み取って言語化してあげるだけ。

これだけです。

その後どうするか?は、子ども達自身にまかせ、親はその後のなりゆきを見守れると良いですね。

実は、ケンカの際に、こみあげる怒りの感情は二次感情で、最初に感じる一次感情は「悲しい」や「つらい」といった感情だと言われています。

ですので、子どもの一次感情(根っこ)にある、「悲しさ」や「つらさ」を汲み取ってあげるようにすると、怒りもだんだんおさまっていくと感じています。

怒りは2次感情。
その根底には悲しいや辛い気持ちがある

不公平な子育てをしてしまう2つの理由

では、兄弟ケンカの原因にもなる「不公平感」を子どもに感じさせてしまうのは一体どうしてなのでしょうか?

その理由は大きく二つあると考えています。

一つ目は、親と子どもとのタイプの違いです。

過去の私もそうでしたが、自分と価値観が似ているタイプの子は育てやすく、違うタイプの子は育てにくいと感じるんですよね。

というのは、自分とタイプの違う子の考え方や行動は、理解しにくいからです。

例えば、真面目で一生懸命なタイプのお母さんは、自分とよく似たタイプで、コツコツ頑張る子は育てやすいですが、逆に、自由で破天荒なタイプの子どもは育てにくさを感じるという訳です。

ですので、兄弟間において、「育てやすい子(だから可愛がる)」と「育てにくい子(だから怒る)」が出来てしまい、無意識にどちらかをひいきしたり、怒り過ぎたり、してしまうことになります。

二つ目の理由は、習性の問題です。

親は自分とは異性の子どもを可愛がりやすいという習性があるんですよね。

例えば、兄妹の場合、父親は女の子である妹の方を可愛がることが多く、姉弟の場合、母親は男の子である弟の方を姉よりも可愛がる、など

他にも、基本的に、親は、上の子より下の子を、可愛がりやすかったりします。

こんな風に、子どもを上手に育てるには、タイプや習性を理解するなどコツが必要ですが、子どもの心に不公平感を生まないように意識することで、兄弟の子育て
はうまくいくと考えています。

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兄弟仲が悪い要因は
たいていは親の育て方にあるんだなぁ

兄弟の子育てで大切なこと


寿命的に考えると、親の方が子どもよりも先にこの世を去りますから、自分たちがいなくなった後のことも考えて、兄弟それぞれが不満のないように子育てすることはとても重要です。

親として、兄弟ケンカの芽をつくりたくはないですよね?

そのためには、例えば「(下の子も愛されているけど)自分も親からちゃんと認められている」という感じで、子ども達全員の心を満たしてあげることが超重要です。

母世代の方から「兄弟同じように育てたつもりなのに、どうして…」という後悔の言葉を聞くことがありますが、この「同じように」っていう部分には

・かけた教育費の金額
・関わってきた時間数

など、親側の感覚(都合)で考えておられることがほとんどです。

一人ひとりの子どもの心を満たしてあげることが出来なかったために、「後悔する子育て」になったのでは?と感じています。

子どもが親にして欲しいことは、その子によって違いますから、「親側の気持ち」と「子ども側の気持ち(親にしてほしいこと)」に「ズレ」があると、うまくいきません。

あなたが悩んでいる方のお子さんが「欲しがっているもの」は何でしょうか?

【子どもが親にしてほしいこと】

・話を否定せずに聞いてほしい
・指示命令ばかりしないでほしい
・自分を認めて欲しい
・兄弟と比較しないで欲しい
・ダメだと言わないでほしい
・夫婦仲良くしてほしい

など。

比較やジャッジをせずに、シンプルに!(←ここ重要)その子がしてほしいことをしてあげるように心がけると、兄弟の子育てはうまくいくようになります。

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兄弟ケンカの根本解決方法” に対して2件のコメントがあります。

  1. より:

    いつも私の心の拠り所となっています。
    本当にありがとうございます

    高1の息子
    アルバイトを無断で休んだりしてる様子です

    理由はわかりません
    聴いても話してくれません

    息子は
    中3秋から卒業まで不登校でした。
    今は通学できる通信高校に通っていますが、このところ休みがちです。

    父親とは関係がとても悪く
    話もしません。
    私とはかろうじて話す感じです

    バイトの件に関して
    嘘をつくことに
    私はどの様に関われば良いのか
    とても悩んでいます。

    ちなみに
    嘘は多く
    嘘が上手に付けないタイプです

  2. yukako より:

    薫さん

    こんにちは(*^_^*)
    コメントありがとうございます。

    高1の息子さんのアルバイトのことで
    お悩みなのですね。

    いただいた文面から
    息子さんの気持ちになって
    ちょっと考えてみました。

    わかばやし妄想:
    「高校生になって
    バイトをしてお金を稼いで
    自分の好きなモノを買ってみたい!
    なんか楽しそうだし。
    だけど、実際に始めてみたら
    いろいろと大変で、週に何度も働くのは
    キツくて大変だ!
    休みたい日もある。
    ほんとはもうやめたい」

    みたいな感じかもなぁと。。。

    「嘘をつく」という行為は
    自分を守る行為。

    親やバイト先に「ホントのこと」を言うと
    きっと責められると思っているからこそ
    嘘をついておられるんじゃないかなぁと。

    高校生になって
    自分から始めたバイトで
    親としては責任をもって続けて欲しいけど
    (私はそう思う方です!)

    だけど
    これも息子さんの問題だから
    親としては
    「続けても続けなくてもどっちでもいいよ」
    の姿勢で自由を認めて見守り始めると

    だんだんと
    嘘はつかないようになって
    お母さんに「本当の気持ち」を
    打ち明けられるようになると思うのです。

    もしかしたら
    「アルバイトは行くべき」
    「いったん始めたことはやめるべきではない」
    などの価値観がある場合は

    これを手放してみるといいかなぁ。。。

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