中学生になって親の言う事を聞かなくなった子どもへの対応

「反抗期なのか?最近ちっとも親の言う事をきかなくなった」と、親子間のコミュニケーションに悩み過ぎて、どう声をかけていいかがわからなくなってしまった…という方もいらっしゃると思います。

思春期・反抗期の子育てにおいて、この問題に悩む方がいらっしゃったら、「どうして”私の”言う事を聞かないのか?」と、子どもの立場に立って考えてみることで、中学生以降の子育てのコツが見えてきます。

今日は「子育てコーチング」の視点から、「親子の会話例」をあげて解説し、「言う事を聞きたくなる親」になるにはどうしたらよいか?(←根本解決方法)についてお伝えします。

今、子どもに時間もお金もかけて毎日一生懸命に子育てしているのに!なぜか嫌がられ、損な役回りになってしまっているとお嘆きの方に読んでいただきたい記事です。

親の言う事を聞かない子ども「3つの理由」

子どもが親の言う事を聞かない理由について、ちゃんと考えてみた方はいらっしゃいますか?

何ごとにも、そうなるには原因があり、原因について考えることで結果(未来)を変えることが出来ます(原因と結果の法則)

特に「子どもは親の言う事を聞くのが当たり前だ!」と思っている方ほど、親子関係をこじらせやすいですので、参考にしてくださいね。

理由1:そもそも親の言う事をきかないのは当たり前

そもそも人は、自分の自由に生きたい(=誰かの言う事を聞きたくない)生き物だと思うのです。

なので、子どもが親の言う事をきかないことは、ある意味、当たり前で成長の証。

また「嫌なことは嫌だ」と、親に気持ちを素直に出せているとも捉えられます。

小学生まではご褒美や懲罰制を使って、ある程度、従わせること(管理)が出来たけれども、中学生以降の反抗期はそれが出来なくなる時期。

「自分の人生のハンドルは親に任せるのではなく、自分で握りたい!」と主張してくる時期でもあるのですよね…

ですが、これまでの人生で「ずっと親の言う事を聞いてきた(今も顔色を伺っている)いい子(人)タイプの親御さん」にとっては、自由気ままにふるまうわが子のことが許せなかったりするのです。

携帯を嬉しそうに触る男子学生
楽しいことはやる!
嫌なことはやらない!
親の言う事を聞かない理由は
いたってシンプルです

理由2:親の言う事(指示命令)が多い

子どもが親の言う事をきかないことに悩む親御さんは(この状態に悩まない母もいる)、自分の言う事を聞かせたい気持ちが強い方です。

ですので、子どもへの指示命令する回数が多いのが特徴です。

例えば、「宿題しなさい!」とか「部屋をかたづけなさい!」など、「同じセリフ」をこれまでに何回くらい言ってきましたか?

もしも「毎日言ってる!!」っていう人がいたら、1年で365回×年数です!が、これだけ言っても、効果がない理由について考えてみましょう。

本来、勉強や、友人関係など、「子ども自身の問題」です。

自分が「子どもの問題」に介入して、指示命令が多すぎたことに気付いた方は、(過去の私のように)指示命令を減らす方向へと舵取りする時期に来ているのかもしれません。

理由3:親が子どもの言う事を聞いていない

会話はキャッチボールと言いますが、実は、子どもの話(言う事)を聞いていない親御さんは非常~に多いです。(わかばやし調べ)

例えば、親子の会話の分量を数字に表してみると、親:子=9:1くらいの感じで、圧倒的に親から話しかける分量が多く、しかも、そのほとんどが指示命令になっているんですよね…

つまり、会話はキャッチボールなのに、子どもの言葉(気持ち)をちゃんと受け取っていないので、会話(キャッチボール)が続かない状態です。

この一方通行の状態では、会話が続かないことって、ある意味当然のことなのです。

見守る子育てコーチ
見守る子育てコーチ

(無駄と思われる)楽しい会話はめっちゃ大事!
お子さんが楽しいと思える会話をしていますか?

残念な親の習慣(話の聞き方)

ここでは「残念な習慣」と称して、お母さんがやりがちな話の聞き方を4つのイラストにまとめました。

過去の私は、この4つのことを全部をやってしまっている母親でした~(大汗)

どうしてそうなってしまっていたか?というと、親の言う事を聞かせたい!(私が正しい)という気持ちが強すぎて、子どもの気持ちを尊重する余裕がなかったから。

ですが、このことが良くないことに気づき→潔く改善!!

すると、親子関係が良くなり、今では進路のことや、友人関係など、いろんなことを相談してくれるようになりました。

残念な親の習慣1:自分の聞きたくない時は聞かない

子どもの話を聞かない母親1
自分の聞きたくない時は聞かない
(自分も人の話を聞いてない)

残念な親の習慣2:自分の知りたいことだけ聞く

子どもの話を聞かない母親2
心配という理由で
自分の知りたいことだけを
聞きたい

残念な親の習慣3:途中で話を横取りする

子どもの話を聞かない母親3
話を遮るのが
日常茶飯事

残念な親の習慣4:頭から話を否定する

子どもの話を聞かない母親4
なぜかわが子を疑う

子どもの話の聞き方

子どもの話を聞く母親
話の途中で
提案やアドバイスしない!

こういった残念な習慣を変えるためには、口癖を変えることをおススメします。

どうしてかというと、口癖が変われば、習慣が変わり、人生も変わると言われているからです。

男の子ママ専門コーチとして、これまで沢山のお母さん達のお話を聞いてきた中で感じていることですが、今「でも」が口癖になってる方って、本当に多いです。

(「ただ」「だって」「だけど」などの場合もあり)

例えば

中学生男子
中学生男子

俺、部活辞めたいんだけど。

え?
でも!お母さんは辞めない方がいいと思うよ!

イライラ母
イライラ母

みたいな会話に、お心当たりはありませんか?

この会話は、一見、ソフトな「提案」に感じますが、実は「でも」の後で子どもの言い分をバッサリ否定していて、母の「よかれと思う方向」に誘導しています。

結果的に、お子さんの気持ちを否定してるのです。

この話の聞き方は良くないですので、話の途中で「えーー!!」とか「なんでぇ?!」と思っても、その気持ちをグッと我慢して下さいね。

「うんうん」「それで」という相槌を使って、最後までぜーーーーーーんぶ、気持ちを話させてあげて下さいね。

これが、子どもを丸ごと受け入れる(=否定しない=肯定する)という聞き方になります。

この「話の聞き方」を習慣化できると→親子関係は良くなり、親への信頼度もアップし、子どもの笑顔や!やる気も!引き出せるようになります。

親子の会話例(子育てコーチング)

中学生男子
中学生男子

俺、部活辞めたいんだけど。

え?そうなの! 

(辞めない方がいいよという言葉を飲み込んで)

どうして急にやめたくなったの?(理由を聞いてみる)

見守る母
見守る母
中学生男子
中学生男子

実は最近友達とうまくいってないんだ。

そうだったんだね。
そういえば最近暗い顔していたもんね。

それはやめたい気持ちにもなるよね。(共感)

見守る母
見守る母
中学生男子
中学生男子

そうなんだよ。
最近部活に出ててもつまらないしさ。
嫌な気持ちになるだけなんだ。

そっか~。
それは辛そうだわ。(共感)

本当はどうなったらいいなぁと思ってるの?(質問で本音を引き出す)

見守る母
見守る母
中学生男子
中学生男子

そりゃあ、またアイツと仲良くできたらいいけど、なんかもう嫌われてるみたいだし、どうしていいかわからないんだ。

そっか~。今どうしてよいかわからないんだね。
苦しそうだね。
お母さんに何かできることある?(味方感)

見守る母
見守る母

見守る子育てコーチ
見守る子育てコーチ

【子育てコーチングのコツ】
落ち込んでいる親友の話をゆっくり聞くようなイメージで、お子さんの「味方」になって話を聞いてあげてくださいね。

中学生からの叱り方のポイント

子どもが思春期を迎える中学生以降、親はなるべく聞き手に回り、あーしろこーしろといった指示命令はしない方が良いですが、親として「ダメなことはダメだと教えてあげること」も大切です。

ですが、叱るべきことと、そうでないこと(見守るべきこと)の区別が難しいと感じる方もいらっしゃると思いますので、見分け方の簡単なポイントをお伝えします。

【叱るべきことと見守るべきこと、見分け方のポイント】
叱るべきこと
人を傷つけたり自己中な行動はNO!(目的:社会性を身に着けるため)
例:
・SNSへの誹謗中傷やいじめ
・家族への迷惑行為
・食事中の携帯やイヤホン(マナー違反)

見守るべきこと
子どもの問題(勉強、受験、友人関係など)
例:
・勉強をやるorやらない
・塾に行くor行かない
・部活に行くor行かない、辞めるor辞めない

▼叱り方についてはコチラ▼
中学生・反抗期男子の叱り方7つのポイント解説!

子どもが親の言う事を聞きたくなるには?

こんな風に、親が子どもの話を上手に聞けるようになると、大切なことを相談する相手として、選んでくれるようになります。

これは、親への信頼貯金が貯まって、親への信頼度がアップした時に起きることで、「見守る子育て」をコツコツ実践されたご家庭では良く見られます。

この親子の信頼関係がアップした状態で、例えば、親「本は読んでおいた方がよいよ」などのアドバイスをすると、子「わかった」と素直にうなずく事も増えます。

この理由は「本は読んでおいた方がいい」という同じアドバイスでも、毎日イライラ怒っている親から言われるよりも、自分を否定しないで話を聞いてくれる親に言われる方が、素直に聞き入れやすくなるからです。

「何を言うかよりも、誰が言うか?」です。

あなたも子どもから信頼され、尊敬される親を目指してみませんか?

そうすれば、だんだん「言う事を聞きたくなる親」になっていくことができます。

▼参考記事▼
こじれた親子関係を即!改善する方法

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動画版「見守る子育て塾」(タイトル:大切なことを相談される母になる!3つのコツ)で説明しています。

動画版「見守る子育て塾」サムネイル
「大切なことを相談される母になる!3つのコツ
動画版「見守る子育て塾」より)

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中学生になって親の言う事を聞かなくなった子どもへの対応” に対して3件のコメントがあります。

  1. ピロ より:

    毎日ゆかこさんに励まされ、見守る子育てを実践できるよう奮闘しています。
    高2の一人息子はとても健康で、毎日休まず学校へ行き、部活も勉強もやる気満々です。
    ただとても要領が悪く、物を失くしたり、寝過ごしたり(早く寝てるのに)、提出物を間違ったところに提出して点数が貰えなかったり、ヤキモキして黙っているのが苦しくなることがあります。
    また、自分では頑張ったつもりでも、成績が悪かったり、試合で失敗して、しょんぼりしているのを見るのがとても切ないです。
    時々息子を信じられなくなって、頑張った話しは全部嘘だったんじやないか?と思ったり、そんな自分を責めたりしてしまいます。
    夏休みで話す機会が増えたら、酷いことを言ってしまうんじゃないかと心配になります。
    気持ちが揺れたときに堪えられる、おまじないはありませんか?

  2. yukako より:

    ピロさん

    こんにちは(*^_^*)
    毎日の子育て、お疲れ様です。

    とても健康で意欲的な息子さんなのですね。

    要領が悪い、ということにフォーカスされているようですが

    もしかしたら今、息子さんの状態がやる気満々で頑張っておられるだけに、「頑張った先の成果を出してほしい気持ち」がお強いのかもしれないなぁと感じました。

    健康ならそれでいいと、幸せのハードルを下げても良いのかなぁと。

    また、おまじないの言葉としては「損してもいい」はどうかなぁと感じました。

    (「損して徳とれ」と言いますので、例え要領が悪い出来事があったとしても、経験値を積んで着実に人間として成長している)

    お役に立てたら幸いです。

  3. ピロ より:

    ゆかこさん、アドバイスありがとうございます。
    ご指摘のとおり、成果を出させてあげたい気持ちが非常に強いです。
    見ていて切ないし、やる気を失くしてしまうんじゃないかと心配になり、もっと早くから見守る子育てをしておけば とか、そもそも私の要領の悪さが遺伝したのか とか…自分を責めてしまいます。

    ゆかこさんのメッセージを読んで、成果ではなく、経験に視点をおいてみようと言う気持ちになりました。
    これからは、親ではなく経験が息子を育ててくれるんだと。
    難しそうですが、今は損してもいい!で、やってみます。

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