言う事を聞かない中学生のお悩み解決方法
・親に反抗ばかりでちっとも言う事を聞かない
・何度言っても部屋を片付けないので、見るに見かねて親が片付けている
など、反抗期にどっぷり入る、中学生からのコミュニケーションに悩み過ぎて、最近はどう声をかけていいかがわからなくなってしまったという方もいらっしゃると思います。
実は「どうして言う事を聞かないのか?」の子ども側の理由にフォーカスしてみると、そもそも無理なことに挑戦していた現実+親自身が子どもの話を聞いていないという状況があったりします。
今日は「子育てコーチング」の視点から、口癖を変えて子どもの話を聞く方法を「思春期親子の会話例」をあげて解説し、「言う事を聞きたくなる親」になるにはどうしたらよいか?についてお伝えします。
今、子どもに時間もお金もかけて毎日一生懸命に子育てしているのに!なぜか嫌がられ、損な役回りになってしまっているとお嘆きの方に読んでいただきたい記事です。
もくじ
子どもが親の言う事を聞かない理由
例えば、「宿題しなさい!」とか「部屋をかたづけなさい!」など、何度言っても!ちっとも言う事を聞かない!と今お悩みのお母さんに、質問です!
今までに「同じセリフ」を何回くらい言ってきましたか?
もし「毎日言ってる!!」っていう人がいたら、1年で365回×年数です!!
数字にしてみると、ちょっと驚愕しますよね?
では、親がこれだけ言っても、子どもが言う事を聞かないのは一体どうしてなのでしょうか?
この理由は、単純にやりたくないから!
そして、そもそも本人が困っていないからです。
子どもは(特に思春期男子は)、楽しいことはほっておいてもガンガンやりますが、嫌なことは、自分が困った状況にならない限りはやらないのが普通です。
そんな時に、嫌なことを、親からやりなさい!と言われると、もっとやりたくなくなるのが、中学生以降の反抗期の子どもというもの。
コーチングでは「過去と他人は変えられない」という原則があり、特に思春期の子育てにおいては、勉強も、片付けも、全て「子ども本人の問題」で基本親は口を出さない方がよいと考えています。(「見守る子育て」です)
つまり、そもそも反抗期の子どもに言う事を聞かせること自体が無理なのです。
今、勉強や片付けなど「子どもに言うことを聞かせたい」ために悩んでしまっている親御さんは、実は、自分が子どもの領域に入り込んでいた!ということに気付けると、毎日のストレスは激減するはずです。

嫌なことはやらない!
理由は
めっちゃシンプルです
言う事を聞かない子の親「残念な習慣」
こういった感じで、子どもが言う事を聞かないことに悩んでいる親御さんは、私の読者さんに多いですが、実はお母さん自身が「子どもの話を聞かない」ことが殆どだったりします。
あなたはいかがでしょうか?
お子さんの話を否定せずに最後まで聞けていますか?
揉めているご家庭でありがちな親子の会話例を、以下、4つのイラストにまとめてみました。

(自分も人の話を聞いてない)

自分の知りたいことだけを
聞きたい


こんな風に、今の日本では、子どもの言う事をちゃんと聞かないお母さんが多くいらっしゃいます。
これはどうしてかというと、ちまたに出回る沢山の情報に振り回されてしまって不安になり、子どもの意思よりも、親の言う事(正しい事)をやらせたくなってしまっているからです(心配性又は支配型の親の特徴)
特に、「この子の考えは甘い!」「こんな調子では先行きが心配!」とわが子を不安視しているお母さんは、毎日イライラしがちで、過干渉な子育てになってしまいやすいのでご注意下さいね。
▼思春期の子どもの叱り方についてご紹介しています▼
⇒中学生からの悩みに効く「見守る子育て」
▼どこからが過干渉かを知りたい方に▼
⇒過干渉な親チェックリストどこからが毒親?
子育てママの正しい話の聞き方

提案やアドバイスしない!習慣を
こういった悪い習慣を変えるために、口癖を変えることをおススメします。
どうしてかというと、口癖が変われば、習慣が変わり、人生も変わると言われているからです。
男の子ママ専門コーチとして、これまで沢山のお母さん達のお話を聞いてきた中で感じていることですが、「でも」が口癖になってる方って、本当に多いです。
(「ただ」「だって」「だけど」などの場合もあり)
例えば

俺、部活辞めたいんだけど。
え?でも!お母さんは辞めない方がいいと思うよ!

って感じの会話です。
お心当たりはありませんか?
この会話は、一見、ソフトな「提案」に感じますが、実は「でも」の後で子どもの言い分をバッサリ否定していて、母の「よかれと思う方向」に誘導しています。
結果的に、お子さんの気持ちを否定してるのです。
そして、こういった誰かを否定する言葉がお母さんの口癖になっていると言う事は、一番近くにいるわが子の自己肯定感を下げてしまっている可能性があります。
この状況は本当に良くないですので、これからは、話の途中で「えーー!!」とか「なんでぇ?!」と思っても、その気持ちをグッと我慢して下さいね。
提案やアドバイスも、しない方がベターです!
そして
「うんうん」
「それで^^」
と、最後までぜーーーーーーんぶ、気持ちを話させてあげるといいです。
これが、子どもを丸ごと受け入れる(=否定しない=肯定する)という聞き方になります。
この「話の聞き方」を親が習慣化できると→親子関係は良くなり、親への信頼度もアップし、子どもの笑顔ややる気も引き出せるようになります。
思春期親子の会話例(お家de子育てコーチング♪)

俺、部活辞めたいんだけど。
え?そうなの!
(辞めない方がいいよという言葉を飲み込んで)
どうして急にやめたくなったの?


実は最近友達とうまくいってないんだ。
そうだったんだね。それはやめたい気持ちにもなるよね。(共感)


そうなんだよ。最近部活に出ててもつまらないしさ。嫌な気持ちになるだけなんだ。
そっか~。それは辛そうだわ。
あなたは、本当はどうなったらいいなぁと思ってるの?


そりゃあ、またアイツと仲良くできたらいいけど、なんかもう嫌われてるみたいだし、どうしていいかわからないんだ。

【お家de子育てコーチングのコツ】
お子さんの前に立たずに、少し後ろに下がって、足元を照らしてあげるイメージ。
何かで落ち込んでいる親友の話をゆっくり聞くようなイメージで話を聞いてみてくださいね。
子どもが親の言う事を聞きたくなるには?
こんな風に、親が子どもの話を正しく聞けるようになると、思春期・反抗期とは言えども、いろんな話をしてくれるようになります。
だって、自分を大切に扱ってもらっている感じがして、嬉しいですもんね。
なので、時には、進路や友人関係の悩みや恋愛の悩みなど、大切なことを相談する相手として、選んでくれるようになります。
こうなると、今のお悩みは解決するはずです。
これは、親への信頼貯金が貯まって、親への信頼度がアップした時に起きることで、「見守る子育て」をコツコツ実践されたご家庭では良く見られます。
また、この親子の信頼関係がアップした状態で、例えば、親「本は読んでおいた方がよいよ」などのアドバイスをすると、子「わかった」と素直にうなずく事も増えます。
この理由は「本は読んでおいた方がいい」という同じアドバイスでも、毎日イライラ怒っている親から言われるよりも、自分を否定しないで話を聞いてくれる親に言われる方が、素直に聞き入れやすくなるからです。
「何を言うかよりも、誰が言うか?」が大事です。
あなたも子どもから信頼され、尊敬される親を目指してみませんか?
そうすれば、自然に「言う事を聞きたくなる親」になっていきます。
さらに詳しい解説してます♪
受験や将来のこと、友人関係の悩みなど「大切なこと」を相談されたい母になりたい方に☆
動画塾(タイトル:大切なことを相談される母になる!3つのコツ)で説明しています。

(動画版「見守る子育て塾」より)
▼参考記事▼
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