反抗期男子のトリセツ
中学生や高校生の反抗期男子の気持ちが全くわからない!
特に、高校生になってからは、家族よりも友達や彼女や部活を優先して、母は拒絶されているみたいだとお嘆きのお母さんも多いです。
更年期の母 VS 反抗期息子
って感じのお話も時々聞きますが、ぶっちゃけどっちもややこしい時期!!
そんな、お互いの「ややこしい時期」に、10代の男の子の心と体にどんな変化が起きているのか?そしてどんな風に付き合うといい関係をつくっていけるか?を考えながら読んでみてくださいね~
もくじ
反抗期男子がイライラするのは「男性ホルモン」のせいだった!
反抗期の10代の男の子って、母(親)と一緒にいる姿を人に見られるのをものすごく嫌います。
私も、中学の面談の時や卒業式の時など、息子とどうしても一緒に歩かなければいけない時に不自然なくらいに距離を置かれ、複雑な気持ちになった記憶がありあます。。。
また、「ウザい」「しね」など、攻撃的な言葉が増えるのもこの時期の特徴で、「黙ってろ!クソババア」と言われて傷ついているお母さんも多いのではないでしょうか?
これ、男性ホルモンの分泌によるものかもしれません。
というのは、男の子は思春期に入ると、攻撃性の強いテストステロンという男性ホルモンが分泌され、ひげが生えたり、声変わりをしたりと目で見える変化と同時に、「キレやすくなった」「イライラするようになった」など気持ちにも変化が現れます。
つまり、10代は、誰でもイライラしやすく、孤独を好むようになる時期だということ。
更年期の母親が女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少するせいでイライラしやすいのと同じように、10代の男の子達も、男性ホルモン(テストステロン)の分泌の都合でイライラしやすくなっているってことなんですよね。

あと、耳にイヤホンね~
▼中学生ママに▼
⇒勉強しない中学生は基本ほっとく?ほっといてもうまくいく方法
▼高校生ママに▼
⇒勉強しない高校生男子のトリセツ
反抗期がラクになる!反抗期男子の話の聴き方
そんな、ホルモンバランスが不安定な反抗期男子達ですが、では、親がどんな対応をとると、反抗期をうまくやり過ごして、自立へと向かわせることができるのでしょうか?
それは「話をうまく聴くこと」がポイントになります♪
というのは、普段はツレナイ彼らですが、親に自分の気持ちをゆっくり聴いて欲しいなぁって時があるからです。
そして、それはたいていは
1)何かがうまくいった時
2)不安な時
のどっちか。
誰かに自分の話を否定せずに聴いてもらうことは、自分を丸ごと受け止めてもらえる経験になり(自己肯定感アップ↑)、彼らのイライラ解消にも繋がります。
母に話を聴いてもらいたい時1:何かがうまくいった時
例えば
・部活でいいことあった!
・先生に褒められた!
・遊びで勝った!(ゲームなど)
・勉強で思ったよりいい点だった!
(注)この場合、技術家庭や保健など主要科目でないことも多かったりするので、親としては余計な一言を言いたくなること多し。
などなど。
要は、「すごいじゃん」とか「やったね~」とかって感じで、ただただ肯定的なあいづちをして欲しいだけで、褒めてもらいだけだったりするんです。
反抗期男子対応の注意点

多くのお母さんの「引っ掛かりポイント」です
だけど、ここで気をつけていただきたいことがあるんです!!
実は、男の子は褒めると調子に乗る!と思っているお母さんって案外多くて、「意地でも!褒めない!」って方が結構いらっしゃます。
あなたはいかがでしょうか?
で、これこそが、私たち母親がハマりがちな「引っかかりポイント」!!
こういうお母さんのご家庭では、子どもを決して褒めないことが習慣化しちゃっているのです。
だから、お子さんの「褒めてもらいたい」「認めてもらいたい」という「承認欲求」が全く満たされず、これが「親子関係の不和」や「やる気が出ない原因」となっています。
(親から認めてもらってないと、心で感じていると自己肯定感が育ちにくい)
なので、これまで「褒めると調子に乗る!」ことを頑なに信じてきたお母さんにオススメしたいのは、今後は褒めたり、認めたりを、少しずつ意識してやってみるってこと。
すると、例え反抗期の時期だとしても!親子関係によい変化を生み出せます。

なんか わかんないけど
エネルギーがわいてきたーーー!
母に話を聴いてもらいたい時2:不安な時
不安になる時や、落ち込んでいる時って、何かアドバイスが欲しいワケではありません。(←ここ重要)
ただただ話を聴いて欲しいだけなのです。
私たち女性も、そんな時ありませんか?
ただ話を聴いてもらいたいだけで、アドバイスされると(特に夫から!)途端に嫌な気持ちになるってこと。
反抗期の子どもって、いろんな事に敏感で、イラついていたり、傷付きやすかったり、不安定だったりすることも多いので、ただただ話を聞いてあげることで、安心して落ち着くことも多いのです。

と否定をせずに聴いてあげることを
心がけてくださいね^^
アドバイスは極力控えましょう。
反抗期男子のトリセツ
要するに、普段はほっておいてほしいんだけど
1)何かいいことがあった時
2)不安な時
は話を聞いて欲しいのが「反抗期男子あるある」です。
なので、私たちお母さんは普段は極力ほっといて、自分の好きなことで自分をご機嫌にすることを優先します。

「誰か」を動かそうとしないことがポイントです。
ですが、彼らが話しかけてきた時は(←ココ大事)、その子の気持ちの方を優先して話を聴いてあげることが、反抗期子育てがうまくいくヒケツです。

息子の話をゆっくり聴く。
理想は、手を止めて、体を子どもの方に向けて
話しやすい雰囲気をつくってあげる。
まとめますね。
母は
A)普段は
→自分の欲求を優先
B)子どもが話しかけてきた時は
→子どもの欲求を優先
状況に応じて優先順位を変えることが「反抗期男子のトリセツ」です。
子どもが小さい頃は、お母さんは自分の欲求を優先できない事が多すぎて!ホントに苦しかったですけど、中学生、高校生になると、趣味に没頭したりと自分のやりたいことに時間を使えるようになる時期じゃないでしょうか?
子どもたちが「自立」するまで、後もう少し。
子育ての最後の総仕上げのつもりで、子どもから話しかけられた時は丁寧に話を聴いてあげませんか?
子どもの話をちゃんと聴く親になっていれば、反抗期は長引かせずに済み、勝手に自立へとむかいます。

話しかけられた時は子どもの話を聴く」
優先順位をパチンパチンと切り替えるイメージです♪
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