こじれた親子関係を即!改善する方法

どうして親子は親子なのにすれ違うのでしょうか?

子育てコーチとして、中学生や高校生ママからの「親子関係」の悩みを沢山お聞きしてきた私。

今日は現場のリアルな声をご紹介し、「親子関係がこじれる原因」や「親子関係を改善する3つの質問」をご紹介しながら「親子関係を即!改善する方法」についてお伝えします。

今あなたは、子どもから嫌われる親になっていませんか?

親子関係がこじれる3つの原因

親子がこじれる理由をたどっていくと、たいていはその原因は親にあります。

「勉強しなさい!」「少しでもいい大学に行きなさい!」「ちゃんとやりなさい!」など、親の価値観(正論)を押し付けてばかりで、子どもの気持ちを理解しようとしないでいると、反抗期を機に、親子関係はどんどんこじれていきます。

反抗期を過ぎても(というか反抗期が長引いているように見える)

・親とは口をきかない子
・親と目を合わさない子
・部屋にひきこもる子
・親に憎しみの目を向ける子
・親に暴力をふるう子
・何かあると暴れる子
・父親・母親のことを「あの人」と呼ぶ子

など、子どもから嫌われ、憎まれてしまう親御さんの話は決して珍しくありません。

ここでは、親子関係がこじれてしまう原因について3つお伝えします。

原因1)反抗期

(第2次)反抗期は、急激な成長に伴って、子どもの心と身体のバランスが悪くなる時期で、一般的には中学生の間に始まることが多いです。(うちの息子達のピークは中1~中2)

実際には、私たちの更年期をイメージしていただくと分かりやすいと思うのですが、常にイライラしたり、いろんなことがめんどくさくなりやる気が出にくい、みたいな時期。

このストレスを感じやすい時期に、親が「勉強すべきだ!」「部屋は片付けるべき!」「提出物はちゃんと出すべき!」みたいな正論(価値観)で責め立てると、親子関係はどんどん悪くなります。

いろんなご家庭のお話を聞いていて、中学生から始まった反抗期の場合、たいていは高校入学後、高1の後半くらいから、だんだん落ち着いていくことを感じています。

ですが、高3になってもまだずっと同じ状態が続いている、と感じるようなら、2)過干渉や3)愛着障害を疑ってみて、親の対応を変えてみることをオススメいたします。

▼参考記事▼
高校生の反抗期はいつまで?親の対応5選

原因2)過干渉

過干渉とは、子どもが望んでいないことを「良かれと思って」親がやり過ぎてしまうこと。

毒親の特徴とも言われ、特に教育熱心な親御さんがなりやすいです。

「干渉するのはヤメテ欲しい!」「自由にさせてくれ」と反抗していろんな問題を起こし、親子関係がこじれていくのが、中学生高校生の時期ですが、この時期に過干渉をやめると→親子関係は改善に向かいます。

ですが、過干渉な親に、反抗するよりも従うことを選んだ子どもは、「生きる力」が育たず親子の共依存関係になってしまっている場合もあります。。。

こうなってしまうと、本当に大変で、健全な親子関係に戻すにはかなりの時間がかかってしまいます。

過干渉な親(教育虐待)
もっと頑張りなさい!

▼参考記事▼
過干渉な親チェックリストどこからが毒親?

【共依存親子の特徴】母と息子の共依存を断ち切る方法

原因3)愛着障害

愛着障害とは、母親を代表とする養育者と子どもとの間に愛着がうまく芽生えないことによって、子どもの情緒や対人関係に問題が生じる状態のことです。

つまり、小さい頃に親からの愛情を感じることが出来ずに大きくなってしまうと、社会に出てからが大変で、幸せに自立することが難しくなるんですよね…

子どもを可愛いと思う気持ちや愛情は、親になれば自然に湧き出てくるものだと思われていますが、実は「わが子を可愛いと思えない」と悩んでいらしゃる方もいらっしゃいます。

ですが、今、子育てに悩むという事実があるということは、「本当は子どもを大切にしたい」と思う気持ち(=愛情)があるという証拠だと私は思うのです。

お子さんが思春期を迎えた今「もう手遅れだわ」と諦めてしまわないで、今からでも、「あなたの味方でいること。心の安全基地だ」と感じさせてあげることを、心がけていただきたいなぁと願っています。

両親の胸に抱かれる赤ちゃん
子どもに愛情を感じながら
(=与えながら)
育てることって超大事

親子関係をこじらせる親の特徴

ここでは、親子関係をこじらせてしまう親御さんの特徴をあげます。

・被害者意識が強い
・心に余裕がなく常にイライラしている
・世間体が大事
・視野が狭く自己チュー
・学歴コンプレックスがある
・夫婦仲が悪く、責任を押し付け合っている
・自分の親のことが好きではない
・まだ自分の親に遠慮したり気を使って生きている(親の支配下にある)
・子育てに失敗したと思っている(←子どもが失敗作と言ってるようなもので子どもを傷つけています)

など。

子どもの気持ちよりも「自分の都合」を優先しているがことが特徴です。

特に
子どもに手をあげたり、ひどい言葉で傷つけてしまうお母さんの場合は、幼少時代「いい子」や「優等生」で小さい頃の自分が、親に対して言えなかった気持ちを、わが子にぶつけてしまっている場合も多いです。(←虐待が連鎖する理由)

子どもが中学生や高校生になっても

・教えてあげよう
・いい方向に導いてあげよう
・私が問題を解決してあげよう

と「上から目線」で子育てをしていると、子育てはうまくいきません。

なぜなら、常に親が上の「上下関係」ができていて、「親の私が正しいから私のいう事を聞きなさい!」というスタンスになっているからです。

そして、の状態のお母さんはたいてい、子どもの立場になって考えるという「大切なこと」が頭からスポッと抜け落ちています。

実は、コーチングのセッション中、私はこの「お母さんの頭からスポッと抜け落ちている部分」(=子どもの気持ち)を代弁してお伝えしています。

例えば

「もしかしたら、褒めてほしいのかも?」

「もしかしたら、弟さんと比較されて悲しいのかも?」

「もしかしたら、悪いことを繰り返すのはこんな僕でも愛してくれますか?ってやってるのかも?」

「もしかしたら、お父さんに認めてもらいたいのかも?」

「もしかしたら、大人として扱ってほしいのかも?」

「もしかしたら、自分の言葉を信じてほしいのかもね」

みたいな感じです。

そうすると、たいていの方が「全く気が付いていませんでした!」と言われます。

要するに、子育ての「真の主役」であるお子さんの気持ちを無視して、親からの一方通行のコミュニケーションになってしまっているために、親子関係がこじれているのです。

怒る母親
親→子
一方通行のコミュニケーションに
なっていませんか?

親子関係を即!改善する方法

こんな風に、今親子関係に悩まれている方の殆どが「子どもの気持ちが理解できません」とおっしゃいます。(わかばやし的には9割以上の方の印象)

そして、これがとても不思議なのですが、たいていの方は、外でママ友や仕事の人など「周りの人の立場に立って考えること」が出来る方なんです。

なのに!
な・ぜ・か、子育てにおいてのみ、子どもの立場に立って考えることが出来なくなってしまっています。

この現状を踏まえて、こじれていた親子関係を即!改善する方法を3つご紹介します。

1)子どもの立場に立って考える


周りの人の立場に立って考えるのと同じように、わが子の立場に立って、わが子の気持ちを想像してみませんか?

あなたのお子さんは、今どうしてあなたのいうことを聞かないのでしょう?

「理解できない」と嘆くよりも、理解しようとする姿勢が大事です。

2)子どもの話を聞く耳を持つ


子「俺の話をちっともきいてくれない」

子「ママいつも怒ってばかり」

など、実は、子どもは親に対して、自分の気持ち(不満)を正直に話している場合が多いです。

子どもの話を聞く耳を持ってみませんか?

反抗期男子
反抗期男子

親は全然わかってくれない!
いつだって自分の正しさを押し付けてくる

3)話を最後まで否定せずに聞く

例えば、志望校や将来の話。

大切な話だからこそ、子どもに最後まで話させずに、途中で話を遮って「良かれと思うことをアドバイス」していませんか?

人は、最後まで自分の話を聞いてもらえると安心する生き物。

そして、信頼関係もググっとアップします。

子どもの話を聞く親
子どもが話をしたくなる人
はどんな人でしょう?
信頼関係をアップさせるには
良い聞き手になること

親子関係を改善するための3つの質問

親子関係を改善するための「3つの質問」を用意しました。

この質問に向き合うポイントは、相手(子ども)を変えようとするのではなく、自分の何を変えたらうまくいくか?と前向きに考えること。

「子どもより先に親の私が変わろう!」と明るい気持ちでチャレンジして下さいね。

Q.1「今、お子さんはどんな表情をしていますか?」

子どもの気持ちはたいていは表情に出ています。

以前と比べて
・表情が暗い
・言葉数が減った
・目を合わさなくなった
など、まずはお子さんの現状を観察してみてくださいね。

Q.2「何に対して不満を言うことが多いですか?」

子どもの声に耳を傾けてください。

必ず、何か不満を伝えているはずです。

Q.3「どうしてその不満を何度も言ってくると思いますか?」

不満の理由を考えると「突破口」が開けます。

どうしてかと言うと、ただただそこを修正すればいいだけだからです。

素直に子どもの声に耳を傾けてみると、親子関係は徐々に改善していきます!

よい親子関係を築くために

実は「母親との関係が子どもの人間関係に影響を与え、父親との関係が子どもの社会性に影響を与える」と言われています。

これは要するに、母親との関係がよければ→人とうまく付き合え父親との関係がよければ→社会的な地位やお金が手に入れやすくなる、ということだと言えます。

父親と母親。
両方の親と良好な関係でいることは、わが子が豊かに幸せに生きていくためにとても重要なことです。

わが子を幸せな大人に導くためにも、親のエゴを捨て、子どもの声に耳を傾けてみませんか?

わが子に少しずつ歩み寄ることで、こじらせていた親子関係を1日も早く改善できますように☆

STAY HOME お家で過ごそう
家族仲良く
#stay home

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こじれた親子関係を即!改善する方法” に対して2件のコメントがあります。

  1. 匿名 より:

    こんにちは
    高1の、娘がおります

    1)娘は、今テスト中でもありますが、まあ、たいてい不機嫌な感じです。

    2)たいてい部屋にこもってて、口数が少ないのですが、眠いとか勉強が大変と近頃いいます。
    (夏休みの宿題が終わらず、その後試験で睡眠時間が減ってます)

    3)娘は、大変な状況をわかって欲しいのだと思います。

    「勉強大変ねー」とは、言ってあげてますが、夏休みにサボってるわけじゃだし、その前も勉強してなかったから仕方ないと私は思ってます。

    娘は、中学の時はオール5をとるような成績でしたが、公立高校に落ちて私立の特待生です。しかし、高校から勉強しなくなり、成績は下がる一方で担任からも非常に心配と言われてます。それで夏休みの宿題も終わりませんでした。部活で遅くなるのと、スマホなどの影響かあるかなぁとは思いますが…。ヤル気かなさそうです。勉強は、本人の問題ですが、特待外されると困るなぁと思ってます。授業料全額払うので。
    でも、今は勉強のことはなにも言ってないので、親子関係はまあまあかな、と思います。でも、成績悪いと親も学校呼び出されたりするし、困って、また娘にイライラしそうです。

  2. yukako より:

    こんにちは(*^_^*)
    コメントありがとうございます。

    高1のお嬢さんのことで
    お悩みなのですね。

    私立高校の特待生ということで
    勉強量も多く、もしかしたらプレシャーなども
    おありなのでしょうかね?

    今回、質問にも真摯に答えて
    書き込んでいただきましたが、これらが
    今後の対応の何かのヒントになると
    いいなぁと思っています。

    ご相談者さまは
    現在、親子関係がまあまあと言うことですので
    (↑良かったです^^)

    3)で出てきた答え を活かして

    あなたの「大変な状況」を
    お母さんはちゃんとわかっているよ^^

    という対応をされると
    少しずつお嬢さんの心が満たされて
    新しい学校での生活に納得して
    学校生活を楽しんでいかれると
    いいなあと思っています。

    具体的には

    「特待生って精神的にも大変じゃない?」

    「勉強ってやりたくない時あるよね」

    「部活も 勉強も ってなると
    体力的にもキツいよね」

    みたいな感じで 大変さに共感して
    気持ちをくみ取ってあげるのは
    いかがでしょうか?

    ***

    人生は時々
    思うようにいかない時がありますが

    どの道を歩くことになったとしても
    その道はちゃんと自分の目標(行きたい場所)に
    繋がっているっていう「安心感」があると
    お子さんの「やる気」に繋がるのかなあと
    感じました。

    楽しい高校生活になりますように☆

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