学校行きたくないと言い出した子にはコレ|親の対応を徹底解説

もしも「学校に行きたくない」と子どもが行き渋り始めたら、私達親はどんな対応をするとよいのでしょうか?

なんと、令和4年度の不登校人数は過去最高の29万人!

「学校に行きたくない」状態の子どもの増加は、中高生ママ専門コーチの私へのご相談件数の多さからも実感しています。

この記事が今まさに我が子の「学校行きたくない発言」に困っている方や、将来もしもの時はどうしたらいいの?という不安をお持ちのお母さん方のお役に立てたら嬉しいです。

学校行きたくない理由を理解しよう

子どもが学校に行きたくないと言い出した時、子どもの言う通り甘やかしたら不登校になるのでは?という恐れから「休ませない」「どうにかして行かせようとする」対応をしている保護者が殆どだと思います。

ですが、子どもの気持ちやその背景を親が理解しようとすることは、この問題を長引かせないためにも非常に重要です。

理由1)学業に対するプレッシャー

授業で新しい単元に入ったら、ちんぷんかんぷんで急に勉強がわからなくなったという子も少なくありません。

特に、英語や数学などの苦手科目において、よくあることです。

中高一貫校や進学校の中高生は、優秀で意識高い系の友達と自分を比較して気後れしてしまったり、自信をなくしてしまっていることがよくあります。

理由2)人間関係の問題やいじめ

本来の学校は勉強するだけでなく、人間関係や社会性を育む場所でもあります。

ですが、ジャイアンタイプの子に命令ばかりされていたり、仲間はずれにされたりすると、学校に行きたくなくなります。

また厳しい教科担任や(体育の先生に多い印象あり)、部活の顧問の先生からの過度な指導がキッカケで行き渋りや不登校になってしまったお話もよくお聞きします。

理由3)生活リズムの乱れ

友達と一緒に進める遊びの一つとしてスマホのゲームや、ストレス解消や趣味の動画にハマることがあります。

ですが、ついつい見過ぎてしまうために、夜更かしして朝起きれない子どもが中学生以降増えます。

「眠い」「だるい」「めんどくさい」といった言葉が増え、生活リズムが乱れること、そしてそのことを咎める親御さんとの間でバトルが起きていることもよくあります。

▼理由がわからない場合もあります▼
学校に行きたくない理由がわからない中学生への対応を徹底解説!

子どもが「学校行きたくない」と言った時の親の対応

では、そんな中学生の子どもに親が出来るサポートを4つお伝えします。

実は、子どもが「学校行きたくない」と本音を打ち明けてくれると言うことは、親子間に信頼関係があるということです。

信頼していない人に本音を打ち明けること、怖くてできませんから。

ポイントは、親の気持ち(価値観)を押し付けるのではなくて、子どもの気持ちを理解しようとすることです。

1日でも早く!子どもが笑顔が見たい方は特に、子どもの気持ちに寄り添う姿勢を心がけてみてください。

1)まずはしっかり話を聞く

とにかくコレ!
子どもの話を聞いてあげてください!!

子どもが何か話し出したら、話の途中で口をはさまず遮らないで「うんうん。そうなんだね」と否定しないで聞いてみましょう。

親として聞きたくない、弱音や悪口などが出てきても、「なるほど」「そうだったんだね」「嫌だったね」などの相づちを打ちながら、本音をまるっと吐き出させてあげるといいですね。

親から正論で正されないという安心感を感じた子どもは、心が安まりエネルギーが貯まります。

実際に「見守る子育て」では、親に本音を吐き出し始めた子どもが、その後、登校に向かう事例がよくあります。

2)無理に学校に行かせようとしない

学校は行くべきだ!理由もなく休んではいけないという価値観で、無理に行かせようとするご家庭は、この問題が長引く傾向にあります。

具体的には、「学校に行けたら○○を買ってあげる」となだめすかしたり、スマホやゲームを取り上げて家の居心地を悪くして学校に行かせようとする対応です。

いわゆるアメとムチ的な対応で、一時的に登校するかもしれませんが根本解決ではないので、中学時代は何とか乗り切ったけれども、高校でまた行き渋ってしまったというご相談は実は少なくありません。

▼参考記事▼
学校に行きたくない高校生|不登校にならなかった高1息子への対応

3)心と身体のケア

朝になると、お腹が痛くてトイレにこもる。(過敏性大腸炎の疑いも)

頭痛や不眠・食欲不振を訴えるなど、不登校の初期には、身体に不調が見られる場合が殆どです。

おそらく、学校生活において何かストレスを感じていて、身体が悲鳴を上げ始めている状態だと思われます。

ですが、いったん学校を休むと、ケロッとして家の中では元気にしていることも多いので、ずる休みに違いない!とイラ立つお母さんは多く、目に見えない心のケアの難しさを痛感しています。

特に思春期の子どもの心の不調はわかりにくいですが、家庭でリラックスできる環境を整えてあげましょう。

4)第三者のサポート

とはいえ、わが子の話を感情的にならないように聞くことは非常に難しかったりしますから、スクールカウンセラーや思春期外来など専門家のサポートを求めることもオススメです。

「自立とは依存先を増やすこと」だったりもしますから、一人で抱え込まずに、親子ともに信頼できる相手を増やしていけるといいですね。

学校に行きたくない男の子
安心できる居場所がない

せめて家の中が
安全基地でありますように

学校行きたくない子へのNG対応

不登校の初期対応として、やりがちだけどやらない方がいいNGを5つ箇条書きであげます。

  • NG)今日は行ける?と毎日聞く
  • NG)「明日は行くから」を真に受ける。期待する
  • NG)どうして学校に行けないの?と何度も聞く
  • NG)勉強や将来の不安をあおる
  • NG)みんな嫌だけど行っているんだよ。嫌なことから逃げたらダメだと説得する
わかばやし
わかばやし

親が心配ばかりしていると子どもは傷つきますので、大丈夫なんとかなる!と思っとけるといいですね。

 学校以外の選択肢を考えてみる

小学校や中学校は学校に行かない日が続いたとしても、義務教育のために卒業は出来ます。

ですが、①勉強が遅れる不安 ②社会性が身につかなくなる不安 ③高校進学への不安など、いろんな不安がわいてしまいますよね。

これは、子どもを育てる親として当然の感情だと感じています。

ここではそんな不安を軽減するためにも、世間一般的な当たり前の道だけではなく、新しい選択肢を増やしてみる方法をお伝えします。

多様性の時代、道は1本ではありません。

1)通信制高校の活用

中学卒業後の学びの場としては、通信制高校があります。

(授業料の目安:公立だと年間で4~6万円程度、私立だと年間で25~70万円位から)

通信制高校は、毎日通学する全日制高校や定時制高校と違い、必要に応じて通学する自宅学習が基本となります。

自分のペースで学習を進められるため、自由時間が多く、その分趣味や仕事などと両立することができます。

通信制高校の多くは単位制なので、出席日数ではなく、取得単位数や高校在籍日数などの卒業要件を満たせば卒業することができます。

▼不登校から進学できる高校(教育機関)の一覧サイト(不登校サポートナビより)
(中1・2)不登校、登校拒否、引きこもりからの復学、進学を支援するさまざまなタイプの教育機関
(中3)進学先をどうするか迷っている方に適した教育機関

2)オンライン学習の活用

不登校向けのオンライン学習で、出席扱いになるサービスを2つご紹介します。

  • 認定NPO法人カタリバ「room-K」(無料)
    カタリバは2001年から活動する歴史と実績のある認定特定非営利活動法人。現役小学校教員などの専門家と開発したオンラインの不登校支援プログラム「room-K」を無料で提供しています。
  • 無学年式オンライン教材すらら(有料)
    不登校児童生徒を対象にしたオンライン塾を提供するすららのプログラムは、小学生から高校生まで学年を超えて生徒個別のニーズに合わせて学習できるのが特長です。
    入会金7,700~11,000円、中高コース:3教科8,228~8,800円、5教科10,428~10,978円(すべて税込)

3)塾や家庭教師の利用

(人が怖かったり、人間不信のために)学校には行けないけれど、「高校には行きたい!」というお子さんが実際多いです。

そのため、塾や家庭教師を活用しているご家庭も多いです。

学校に行きたくない子を持つ親御さんへのアドバイス

学校に行きたくない!という不登校の初期段階で一番重要なことは、無理に行かせようとしないことです。

そのためには、親御さん自身が自分の心を整えて余裕を持った状態でいる事が非常に大事です。

1)親が自分の気持ちを落ち着かせる

親が子どもの問題を解決しようとしている間は、この不登校の問題はなかなか解決しません。

親は悩み過ぎず、困りすぎないで、自分の心を整える時間を持ちましょう

親御さんが自分の心を落ち着かせることができるようになると、心に余裕ができるので子どものことも尊重できるようになって改善へ向かう場合が多いです。

2)学校との連携

子どもが学校へ行きたくない朝、学校への連絡を苦にするお母さんも、コロナ以前は多かったですが、最近はメール連絡が主になりました。

学校との連携をとるためにも、例えば、「今月はゆっくり様子見します」など家庭の方針を学校側に伝えられるといいですね。

親と学校、周りの大人の考え方が一致している事は、子どもの育ちにとって非常に重要だと感じています。

3)他の保護者との情報共有

同じ行き渋り傾向にあるママ友と定期的に情報共有して、孤独にならないようにしているお母さんも多いです。

また、今はSNS上に「不登校の親の会」などがありますから、地域は違えど「一人じゃない。同じ事で悩んでいる人がいる」という安心感があると、不安も軽減し、視野も広がりやすいと感じています。

SNSでつながる女性(母親)
SNSで情報収集
する方も多いです!

よくある質問とその回答

ここでは「学校に行きたくない子ども」をお持ちの親御さんからよくある質問にお答えします。

質問)学校に行かないと成績が下がるのでは?

はい。授業が受けれなかったり、定期テストを受けることができないと、成績が下がってしまうと思います。

ですが、心にエネルギーが枯渇している状態で、「成績が下がってしまうと受験にも影響が大きいから、何としても学校には行きなさい!」と無理やり行かせることはおすすめしません。

初期対応を間違ったせいで、疲れ切った子どもが完全不登校になるパターンも多いと感じているからです。

行き渋りはSOSのサイン。今は身体を休める時期で、勉強の遅れはいつからでも取り返せると親が焦らず見守る姿勢でいれば、子どもの心は早く回復します。

質問)休む事への罪悪感はどう対処するといいですか?

学校に行けないことに対して、子どもが罪悪感を持つ事があります。

周りとの比較で生じた罪悪感は、子どもの自己肯定感を低くしてしまい、抑うつなどの症状が出る可能性があります。

親は、できるだけ否定しないようにその子の話を聞いたり、落ち込んだ気持ちに共感したりしてあげましょう。

感情を解放すること。そんな自分を受け入れてくれる人がいると、だんだん自己受容できるようになり自分を肯定的に捉えられるようになります。

質問)私は見守った方がいいと思うのですが、夫や義母から「学校を休ませるのは甘やかしだ!」と言われて辛いです。

今の日本では、学校に行きたくない子への対応は、大きく2つ、①強硬派と②見守る派に分かれます。

最初は殆どの家庭が①強硬姿勢で、何とかして学校に行かせようという対応をとられます。

ですが、何をどうしても子どもは動かない事を痛感すると、お母さんはだんだん見守る姿勢(根本解決する姿勢)へと変わっていかれますが、まだ強硬派の身内から反論される事例はすごく多いです。

私からオススメしたいのは、夫婦で沢山話し合うことです。

夫婦ケンカになる場合もあるかもしれませんが、機能不全に陥ってしまっている家族の課題を、子どもが(無意識に)背負って問題提起している場合もあります。

子どもにとって大切なことは何か?親の役割とは?など沢山話し合ったことで「不登校のおかげで、家族が仲良くなれた!」とおっしゃる方も多かったりします。

・・・

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まとめ

実は、私自身も息子が中学2年生の頃、朝「頭が痛い」と言って「学校行きたくなくない」という日が何度かありました。

今思えば、不登校の初期症状だったと思いますが、最初の頃は、熱を測らせて、熱がなかったら行かせるという強硬な対応をしていました。

ですが、ある時

「あれ?学校に行くって《子ども本人の問題》なのに、学校に行かせるかどうかを親の私が決めてる。これってどうなんだろう?」

と気づいて「本人にどうするか?を聞くシステム」に変更しました。

具体的には、母「今日は学校どうする?」と質問して、息子「今日は休む」と言えば、深く考えすぎずに息子の選択を尊重する対応にしたのです。

すると、中3の頃には、息子「今朝は頭が痛いけど、今日はどうしても行かないとまずいから」と、少し無理をして登校する日も出てきて、自分で考えて自分で判断する「自主性」が育っていることを実感しました。

学校に行くか行かないかは子どもの問題で、親の問題ではありません。

お母さんがずっと「子どもの問題」に関して、ずっと困っていると、自分を困らせるわが子を、責めたり非難したりと「否定のメッセージ」を子どもに送り続けることになってしまいます。

そして、親からの否定による自己肯定感の低さが、不登校の根本原因になっている場合も実は多いのです、、、

ちなみに、不登校でお悩みの場合は、「親が子どもを責めないようになる」と(←この部分をサポートしています)たいていは解決に向かいます。

今「学校に行きたくない」という日が多い状態で、「このまま不登校になったらどうしよう…」という心配があるお母さんは、特に「自分が作り出す不安」に負けないで、子どもの訴え(言葉)をただただ信じて、心に寄り添ってあげて下さいね。

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この記事を書いた人(監修者)

わかばやしゆかこ

長野県松本市在住 
中高生ママ専門の子育てコーチとして、悩める母専門のコーチングセッションを行う。
【経歴】
・コーチングオフィス ままはぐ代表
・ICA国際コーチ協会認定 ポテンシャルコーチ
・セッショントータル4,500時間以上を実施
・24歳(社会人)と21歳(大4)2人の息子を持つ母親
・京都大学にて教授秘書歴7年

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学校行きたくないと言い出した子にはコレ|親の対応を徹底解説” に対して11件のコメントがあります。

  1. クミ より:

    おはようございます。高一男子の母です。
    高校入学してから、朝起きられずに登校出来ない日が何度もあり、新学期も行けなくなってもう4日目です。私はまさに心配性、過干渉の口出し、手出しの母です。こちらのサイトに辿り着き、何とか見守りを頑張っています!
    でも、やっぱりこれでいいのか不安で、、
    今朝は無理に起こした方が良いのかと迷ってたところに、ゆかこさんからの今朝のLINEを見て、涙が出ました。
    何だかゆかこさんが近くで、見守ってくれてるかのように勝手に感じて、思わずコメントさせていただきました。
    今のこの方法でいいんだと思えました。
    何時になるかわかりませんが、息子が起きてくるのをゆったり待てそうです。
    長々とすみません。いつもありがとうございます。

  2. yukako より:

    クミさま

    高1息子さんの子育て、毎日お疲れ様です。

    ご心配な朝にタイムリーなメッセージをお届けできたようですね。
    コメントをありがとうございます。嬉しいです。

    息子さん、今行きたくない「何か」があるのでしょうかね。。。

    もしよかったら
    息子さんの言葉に耳を傾けて、息子さんの一番の味方になってあげることを意識してみて下さいね。

    お母さんという心強い味方がいれば、きっと息子さんの心にエネルギーが貯まっていくはず。
    きっと大丈夫です^^

    どうぞ笑顔の子育てになりますように☆

    応援しています(^^)/

  3. 悩める母 より:

    ゆかこ先生、いつも拝読しています。進学高校2年の息子は学校は休まず行きますが、土曜日の模試を休みます。私立の難関美術大学を目指しておりそのため毎日絵画塾に通っていて、土曜は塾があるので必ずそちらを優先します。これまで塾の夏季冬季講習と学校の補修が重なっても全て塾を優先してきました。息子は英国のみで受験しますが、模試は夜7時まで全教科受けなくてはならず、「時間の無駄、その間に作品が一つ仕上がる」と言います。また、推薦を狙ってますが、志望する大学に指定校推薦はなく、提出するポートフォリオで決まるようです。塾ではそのポートフォリオも作成しています。私は見守る子育てをしていますので、息子の意思を尊重していますが、学校の先生にも、毎回なんと言って休んだらいいかわからず、体調不良と嘘をついて休んでいます。しかし、この先も模試のたび体調不良と嘘をつく勇気もなく、またこのまま模試を受けないのもどうかと思います。平日休まず登校しているだけでもすごいことだと思いますが、進学校で当たり前のように模試を受けてきた私にとっては息子は変わり者だと思いますし、学校の先生にもそのように思われでしょう。どうかアドバイスお願いします。長文失礼致しました。

  4. yukako より:

    悩める母さま

    毎日高2の息子さんの子育てお疲れ様です。

    難関美術大学に入る!という明確な目標をお持ちの息子さんなのですね。
    そのための道筋がちゃんと見えていて、優先順位がキッチリ定まっているという印象を受けました。

    ですが、お母さんとしては、高校へのお休みの連絡など困ってしまいますよね。

    いろんな考え方があると思いますが、もしも私なら、と言うスタンスでお答えさせて下さいね。

    もしも私なら。。。

    まず先生に相談すると思います。(担任の先生の理解を引き出すことが目標なので、話し方に気を付けて)

    というのは、息子さんのようなタイプのお子さん(特に高校生男子)は決して珍しくはないですし、息子さんの心情もよくわかるからです。

    (単に、学校のシステムと彼の目標との間にギャップがあるだけ)

    また、もしかしたら日頃の息子さんの姿勢から、多分おおよそのことは理解されているのではないかと感じました。

    参考にしていただけますと幸いです。

  5. 悩める母 より:

    アドバイスありがとうございます。息子のような子は珍らしいわけではないのですね。小心者の私は、先生の心象を悪くしないかとても不安です。次回の模試は息子に自分はどうしても塾に行きたいので休みます、と先生に伝えるように言いました。私からも先生に相談してみます。本当にありがとうございました。

  6. なおみ より:

    ゆかこ先生、高2、中3の息子の母です。いつも拝読させていただいております。見守り母になろうと日々格闘中です‼︎

    今、中3の息子の事で、心配が耐えません。全く勉強をしないのです!大学付属校のため、高校へはあがれますので、彼を信じてはらはら見守りしていた中、先日の数学のテストは8点!先生から危機だと言われても、本人はあんまり危機に感じないんだよーなどと申しております。いつもならまーいいか、どうにかなると思っていたのですが、来年は高校生!このまま静観で良いのかな?ほっておけない自分もおり、もやもや中なのです。家族とは会話あり、思いやりもあり、明るく、人間関係も良好、反抗期バリバリですが、普段の生活においては安定しているように思います。息子、私、このままで良いのか?見守りに徹せず不安になりメールさせていただきました。
    息子のことを先生に知っていただきたく、書かせていただきます。
    ・中学受験
    続けたかったサッカー中断、親のレールで受験、本人は公立行きたかった様子。
    ・中1から中2
    サッカー部入部、ゲーム&テレビ大好き、勉強しない、学校へ行きたがらない日もあるが、学校では楽しく過ごしている様子。バリバリの反抗期。
    ・中3
    まだ、反抗期!サッカー部キャプテン、学校選抜駅伝メンバー、学校行事大好き、面倒と言いながらも学校へは登校、友好関係良好、ゲーム&テレビばかりでノー勉の日々。宿題未提出、成績悪いのは全然平気!

  7. yukako より:

    なおみさん

    お二人の息子さんの子育て、毎日お疲れ様です。

    中3次男さんのことでお悩みなのですね。大学付属校の中3生は特にこの時期、危機感がなくなりがちですもんね。

    >家族とは会話あり、思いやりもあり、明るく、人間関係も良好、反抗期バリバリですが、普段の生活においては安定しているように思います。

    ⇒ほんとー---に素敵な息子さんですね♪

    「もしも私ならどうするかな?」と考えてみました。

    もしも私なら、、、

    「うちの子には、自分の課題を乗り越える力がある」と未来のチカラを信じて「愛情エネルギー」を注ごうとするなぁと。

    具体的には「存在承認」を頑張ります。

    存在承認とはコチラを

    https://himehaha.net/affirmation/20161101-9/

    息子さんは
    人望や、楽しいことを見つける力、没頭する力、自分の能力を発揮する環境やなど

    沢山のことに恵まれ、自分らしく人生を楽しんでおられるように感じました。

    これらを与えている親としての自分に誇りを持たれるのはいかがでしょうか?(←私ならそうして自分を認めて褒めて自己肯定感アップに繋げます(笑))

    参考になれば、嬉しいです。

    笑顔の子育てになりますように☆

  8. なおみ より:

    ゆかこ先生、ありがとうございました。
    反抗時、母親の私のせいで行きたくもない学校へ行って、やりたいことも出来なかった!なんて言う発言もありますが、気にせず息子の未来を信じることですよね?
    早速、存在承認を読み返して実践してみます。

  9. ゆみん より:

    ゆかこ先生いつも心待ちにしています。
    見守りを始めても上手くいかず1年が経とうとしています。心配症でせっかちで過干渉の最悪な私は高1の次男と勝手に戦っています。
    中学1年のGWから行き渋りや1か月に2、3回無断で休んだりゲームにハマり昼夜逆転や朝起きれないと私のせいにしたり暴言を吐いたりとかなり大変でした。小学生では優等生だったので家族全員戸惑い喧嘩の日々でした。そんな次男も中3の春に自分から塾に通いだし、サボりながらでもランク1つ上を目指して合格しました。希望の高校だし、これから変わるかなとちょっと期待していましたが生活態度も変わらず(泣)
    そんな時ゆかこ先生に出会い毎日読んでは紙に書いたりして何とか自分に染み込ませようとしていますが、苦労をしています。夫婦仲も悪くなり私が一緒に頑張ろうと話しても旦那は辛く息子にあたり、一時は離婚騒動になった事も。でも何度もゆかこ先生の話を読み、私は家庭を良くしたい私は悪くないのに何で!って思いを捨てて今は夫婦仲も良くなってきました。また私はちょっと具合が悪くても休んだり遅れたりするべきではないなどのいわゆるベキ星人なので自分でも疲れてしまいます。以前より少しずつは考えは変わってきてますが登校や勉強も本人の問題だと頭で分かっていてゆかこ先生の話しも理解しようと努力してるのになかなか自分が変えられず苦しいです。
    朝から晩まで情け無い。朝のグズりや行きたくないに怯えてます。

  10. yukako より:

    ゆみんさま

    コメントをありがとうございます。
    そして、息子さん達の子育て毎日おつかれさまです。

    この3年くらいお辛い日々がおありだったのですね。
    ですが、夫婦仲を良くしたってすごいですー--!!!

    「朝のグズリや行きたくない」って、ものすごーーく怖いですよね。
    めっちゃわかります!

    ですが、これはおそらく「不登校になったらどうしよう、、、」が「不安オバケ」になっていて、ここから逃げていると、ずっ~~~っと不安オバケが追っかけてきます。

    ですので、「しょうがないわ」と観念してしまいませんか?

    例えば、こんな感じ↓

    「学校に行く行かないは私の問題ではないし、この子の問題。
    だから、私がなんとかすることはできない。
    しょうがない。
    でも、万が一そうなったとしても、この子はそれを克服する力があるから大丈夫。なんとかなる」

    こんな風に観念してしまうと、不安オバケは追っかけてこなります。

    また、息子さんの力を信じていることにもなるので、愛情エネルギーを注げます(一石二鳥です♪)

    よかったらお試しくださいね。

    笑顔の子育てになりますように☆
    応援してます(^^)/

  11. ゆみん より:

    ゆかこ先生アドバイスありがとうございました。次男を信じきれてなかったですね。不安おばけに追いかけられないように次男を信じてみます。

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