「学校行きたくない」と言われたら?中学生親の対応

もしも「学校に行きたくない」と中学生の子どもが行き渋り始めたら、私達親はどんな対応をするとよいのでしょうか?

なんと、令和3年度の不登校人数は過去最高の24万人!

「学校に行きたくない」状態の子どもの増加は、中高生ママ専門コーチの私への最近のご相談件数の多さからも実感しています。

この記事が今まさに困っている方や、将来もしもの時はどうしたらいいの?という不安をお持ちのお母さん方のお役に立てたら嬉しいです。

学校に行きたくない中学生の心理と理由

子育てコーチとしてこれまで沢山の中学生ママから「学校に行きたくないという子ども」のお悩みを聞いてきました。

不登校児童が29万人に増えている令和のリアルな「学校に行きたくない理由」は、先生からの叱責や友だちとのトラブルなど原因が特定出来る場合と、特定できない場合がありますので、ご紹介します。

【理由が特定出来る場合】
・厳しい先生に叱責された(先生との相性が悪い)
・部活内でのトラブル(怖い先輩の存在や仲間はずれ)
・友達からの過度ないじり(いじめ)
・その日、嫌な教科がある(もしくは好きな科目:体育のある日のみ登校する)

【漠然とした原因】
・難しくなった勉強についていけない
・学校が面白くない
・体育祭、文化祭など行事の疲れ
・新しい環境になじめない

理由がわからない場合
・特に理由なし(単にだるい)
・めんどくさい
・眠い・朝起きれない(起立性機能障害の可能性も)

「中学時代はとにかく眠かった。何時間でも寝れた」

↑これはうちの息子が当時を振り返って言った言葉です。

このように、男の子はグーンと背が伸び、声変わりしたり、女の子はより女の子らしい体になるなど、体の成長も著しく、その成長に心も不安定になる時期が中学時代。

ですので、「なんとなくだるい」という理由で行きたくない場合も多そうです。

とはいえ、私たち親世代にとって、「学校はどうしても行かなければいけない場所」で「安易に休んでいいよ」とはなかなか言えない場所だったりするので、難しいですよね。

学校に行きたくない中学生に親ができるサポート

では、そんな中学生の子どもに親が出来るサポートを4つお伝えします。

ポイントは、親の気持ち(価値観)を押し付けるのではなくて、子どもの気持ちを理解しようとすることです。

1日でも早く!子どもが笑顔が見たい方は特に、子どもの気持ちに寄り添う姿勢を心がけてみてください。

1)話を聞く重要性

とにかくコレ!
子どもの話を聞いてあげてください!!

子どもが何か話し出したら、話の途中で口をはさまず遮らないで「うんうん。そうなんだね」と否定しないで聞いてみましょう。

親として聞きたくない、弱音や悪口などが出てきても、「なるほど」「そうだったんだね」「嫌だったね」などの相づちを打ちながら、本音をまるっと吐き出させてあげるといいですね。

親から正論で正されないという安心感を感じた子どもは、心が安まりエネルギーが貯まります。

親が自分の味方でいてくれると感じると心強いですもんね。

実際に「見守る子育て」では、親に本音を吐き出し始めた子どもが、その後、登校に向かう事例がよくあります。

2)無理に学校に行かせようとしない

学校は行くべきだ!理由もなく休んではいけないという価値観で、無理に行かせようとするご家庭は、この問題が長引く傾向にあります。

具体的には、「学校に行けたら○○を買ってあげる」となだめすかしたり、スマホやゲームの制限を厳しくして家の居心地を悪くして学校に行かせようとする対応です。

いわゆるアメとムチ的な対応で、一時的に登校するかもしれませんが根本解決ではないので、中学時代は何とか乗り切ったけれども、高校でまた行き渋ってしまったというお悩み相談は少なくありません。

▼参考記事▼
学校に行きたくない高校生の対応全ガイド~不登校にならなかった高1息子の話~

3)心と身体のケア

朝になると、お腹が痛くてトイレにこもる。(過敏性大腸炎の疑いも)

頭痛や不眠・食欲不振を訴えるなど、不登校の初期には、身体に不調が見られる場合が殆どです。

おそらく、学校生活において何かストレスを感じていて、身体が悲鳴を上げ始めている状態だと思われます。

ですが、いったん学校を休むと、ケロッとして家の中では元気にしていることも多いので、ずる休みに違いない!とイラ立つお母さんは多く、目に見えない心のケアの難しさを痛感しています。

特に思春期の子どもの心の不調はわかりにくいですが、子どもの心に注目してその辛さを理解しようとして、見守る子育てに徹すると改善に向かう場合が多いです。

4)第三者のサポート

とはいえ、わが子の話を感情的にならないように聞くことは非常に難しかったりしますから、スクールカウンセラーや思春期外来など専門家のサポートを求めることもオススメです。

「自立とは依存先を増やすこと」だったりもしますから、一人で抱え込まずに、親子ともに信頼できる相手を増やしていけるといいですね。

学校に行きたくない男の子
安心できる居場所がない

せめて家の中が
安全基地でありますように

(不安軽減)学校に行かない選択肢を考えよう

中学校は学校に行かない日が続いたとしても、義務教育のために卒業は出来ます。

ですが、①勉強が遅れる不安 ②社会性が身につかなくなる不安 ③高校進学への不安など、いろんな不安がわいてしまいますよね。

これは、子どもを育てる親として当然の感情だと感じています。

ここではそんな不安を軽減するためにも、世間一般的な当たり前の道だけではなく、新しい選択肢を増やしてみる方法をお伝えします。

多様性の時代、道は1本ではありません。

1)通信制高校の活用

中学卒業後の学びの場としては、通信制高校があります。

(授業料の目安:公立だと年間で4~6万円程度、私立だと年間で25~70万円位から)

通信制高校は、毎日通学する全日制高校や定時制高校と違い、必要に応じて通学する自宅学習が基本となります。

自分のペースで学習を進められるため、自由時間が多く、その分趣味や仕事などと両立することができます。

通信制高校の多くは単位制なので、出席日数ではなく、取得単位数や高校在籍日数などの卒業要件を満たせば卒業することができます。

▼不登校から進学できる高校(教育機関)の一覧サイト(不登校サポートナビより)
(中1・2)不登校、登校拒否、引きこもりからの復学、進学を支援するさまざまなタイプの教育機関
(中3)進学先をどうするか迷っている方に適した教育機関

2)オンライン学習の活用

不登校向けのオンライン学習で、出席扱いになるサービスを2つご紹介します。

  • 認定NPO法人カタリバ「room-K」(無料)
    カタリバは2001年から活動する歴史と実績のある認定特定非営利活動法人。現役小学校教員などの専門家と開発したオンラインの不登校支援プログラム「room-K」を無料で提供しています。
  • 無学年式オンライン教材すらら(有料)
    不登校児童生徒を対象にしたオンライン塾を提供するすららのプログラムは、小学生から高校生まで学年を超えて生徒個別のニーズに合わせて学習できるのが特長です。
    入会金7,700~11,000円、中高コース:3教科8,228~8,800円、5教科10,428~10,978円(すべて税込)

3)塾や家庭教師の利用

(人が怖かったり、人間不信のために)学校には行けないけれど、「高校には行きたい!」というお子さんが実際多いです。

そのため、塾や家庭教師を活用しているご家庭も多いです。

中学校を休む間にできること(早い回復のために)

では、子どもが「学校に行かないこと」や「今日は休むこと」を選択した場合、親は何を見据えてわが子をサポートするとよいのでしょうか?

ここでは、早い回復の為にも「親が目指すべき2つのこと」を紹介します。

  • 心の休養&栄養補給
    子どもは心が元気になれば動き出します。
    中学を休んでいる間に、休養をたっぷりとれるように、親は心にエネルギーを注ぐ対応(共感や承認)を目指しましょう。
  • 親子仲良く、家族仲良く
    子どもの心が元気になるためには、親子仲、家族仲が良いことが最も効果があります。居心地のよい家庭をつくり、子どもから信頼される親を目指しましょう。

学校に行きたくない子を持つ親御さんへのアドバイス

学校に行きたくない中学生をお持ちの親御さんへのアドバイスで、一番重要なことは、とにかく無理に行かせようとしないこと!

基本、子どもを見守る姿勢をオススメしますが、その他にも3つアドバイスしますね。

1)親が自分の好きなことをする

親が子どもの問題を解決しようとしている間は、この不登校の問題はなかなか解決しません。

親は悩み過ぎず、困りすぎないで、自分の好きな事をするようにしましょう。

親子間で課題の分離が出来ると、子どもの心は楽になり、改善へ向かう場合が多いです。

2)学校との連携

子どもが学校へ行きたくない朝、学校への連絡を苦にするお母さんも、コロナ以前は多かったですが、最近はメール連絡が主になりました。

学校との連携をとるためにも、例えば、「今月はゆっくり様子見します」など家庭の方針を学校側に伝えられるといいですね。

親と学校、周りの大人の考え方が一致している事は、子どもの育ちにとって非常に重要だと感じています。

3)他の保護者との情報共有

同じ行き渋り傾向にあるママ友と定期的に情報共有して、孤独にならないようにしているお母さんも多いです。

また、今はSNS上に「不登校の親の会」などがありますから、地域は違えど「一人じゃない。同じ事で悩んでいる人がいる」という安心感があると、不安も軽減し、視野も広がりやすいと感じています。

SNSでつながる女性(母親)
SNSで情報収集
する方も多いです!

特にXには不登校ママさんが
沢山いらしゃいますよ~  

【先輩ママの事例】中2~学校に行きたくない息子さんを見守って高校合格

中2の夏頃から不登校となった息子さんのことで悩んでおられたお母さん(A子さん)をご紹介します。

ゲーム依存への不安もお持ちだったのですが、「ゲームは子どもの居場所だから、ご飯を食べていれば大丈夫!母性で包み込んだ方がいい」というSNSで繋がった方からのお話が腑に落ちて、昼夜逆転も気にし過ぎない対応をされていました。

先回りをしないようにするのが難しいとおっしゃりながらも、「見守る子育て」を実践された結果、息子さんはだんだん心の内を話すようになられます。

そして、高校受験直前にやる気を出された息子さんは無事に志望校に合格!

今は、目をキラキラさせて高校生活をエンジョイされているとの事です。

「見守る子育て」では、他にも中高生の子育てに関する様々なセミナーや動画を提供しています。

「学校に行きたくない子の悩みを相談してみたい」という方はまずはLINE登録をしてくださいね。オンラインサロン「母テラス」のイベントなどもご案内しています。

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よくある質問と回答

学校に行きたくない中学生を持つ親御さんから、中高生ママ専門コーチの私によくいただく質問にお答えしますね。

質問)高校受験が心配です。

中学は行きたくないけど、高校には行きたい!と言うお子さんは、実はすごく多いです。

なのに、他の子のように受験に向けて勉強しないわが子を目の当たりにすると心配になってしまいますよね。

でもだからといって、勉強や高校受験の話をすると途端に不機嫌になってしまう場合が多いと思います。

こんな場合は、中3になって本人から相談のあった時に「こんな感じの高校があるよ」と紹介できるように、情報収集をしておくといいかもしれません。(前述のA子さんもこのスタイルでした)

不登校傾向のある子どもに優しいスタイルの私立高校や、通信制高校など、その子にあった高校が見つかると、親御さんの不安も少し和らぐはずです。

質問)私は見守った方がいいと思うのですが、夫や義母から「学校を休ませるのは甘やかしだ!」と言われて辛いです。

今の日本では、学校に行きたくない子への対応は、大きく2つ、①強硬派と②見守る派に分かれます。

最初は殆どの方が①強硬姿勢で何とかして学校に行かせようという対応をとられます。

ですが、何をどうしても子どもは動かない事を痛感すると、だんだん見守る姿勢(根本解決する姿勢)へと変わっていかれます。

私からオススメしたいのは、夫婦で沢山話し合うことです。

夫婦ケンカになる場合もあるかもしれませんが、機能不全に陥ってしまっている家族の課題を、子どもが(無意識に)背負って問題提起している場合もあります。

その証拠に「あの子が不登校になってくれたおかげで、家族が仲良くなれた!」とおっしゃる方も非常に多かったりします。

まとめ


実は、私自身も息子が中学2年生の頃、朝「頭が痛い」と言って「学校行きたくなくない」という日が何度かありました。

今思えば、不登校の初期症状だったと思いますが、最初の頃は、熱を測らせて、熱がなかったら行かせるという強硬な対応をしていました。

ですが、ある時

「あれ?学校に行くって《子ども本人の問題》なのに、学校に行かせるかどうかを親の私が決めてる。これってどうなんだろう?」

と気づいて「本人にどうするか?を聞くシステム」に変更しました。

具体的には、母「今日は学校どうする?」と質問して、息子「今日は休む」と言えば、深く考えすぎずに息子の選択を尊重する対応にしたのです。

すると、中3の頃には、息子「今朝は頭が痛いけど、今日はどうしても行かないとまずいから」と、少し無理をして登校する日も出てきて、自分で考えて自分で判断する「自主性」が育っていることを実感しました。

学校に行くか行かないかは子どもの問題で、親の問題ではありません。

お母さんがずっと「子どもの問題」に関して、ずっと困っていると、自分を困らせるわが子を、責めたり非難したりと「否定のメッセージ」を子どもに送り続けることになってしまいます。

そして、親からの否定による自己肯定感の低さが、不登校の根本原因になっている場合も実は多いのです、、、

ちなみに、不登校でお悩みの場合は、「親が子どもを責めないようになる」と(←この部分をサポートしています)たいていは解決に向かいます。

今「学校に行きたくない」という日が多い状態で、「このまま不登校になったらどうしよう…」という心配があるお母さんは、特に「自分が作り出す不安」に負けないで、子どもの訴え(言葉)をただただ信じて、心に寄り添ってあげて下さいね。

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この記事を書いた人(監修者)

わかばやしゆかこ

長野県松本市在住 
中高生ママ専門の子育てコーチとして、悩める母専門のコーチングセッションを行う。
【経歴】
・コーチングオフィス ままはぐ代表
・ICA国際コーチ協会認定 ポテンシャルコーチ
・セッショントータル4,500時間以上を実施
・24歳(社会人)と21歳(大4)2人の息子を持つ母親
・京都大学にて教授秘書歴7年

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「学校行きたくない」と言われたら?中学生親の対応” に対して11件のコメントがあります。

  1. クミ より:

    おはようございます。高一男子の母です。
    高校入学してから、朝起きられずに登校出来ない日が何度もあり、新学期も行けなくなってもう4日目です。私はまさに心配性、過干渉の口出し、手出しの母です。こちらのサイトに辿り着き、何とか見守りを頑張っています!
    でも、やっぱりこれでいいのか不安で、、
    今朝は無理に起こした方が良いのかと迷ってたところに、ゆかこさんからの今朝のLINEを見て、涙が出ました。
    何だかゆかこさんが近くで、見守ってくれてるかのように勝手に感じて、思わずコメントさせていただきました。
    今のこの方法でいいんだと思えました。
    何時になるかわかりませんが、息子が起きてくるのをゆったり待てそうです。
    長々とすみません。いつもありがとうございます。

  2. yukako より:

    クミさま

    高1息子さんの子育て、毎日お疲れ様です。

    ご心配な朝にタイムリーなメッセージをお届けできたようですね。
    コメントをありがとうございます。嬉しいです。

    息子さん、今行きたくない「何か」があるのでしょうかね。。。

    もしよかったら
    息子さんの言葉に耳を傾けて、息子さんの一番の味方になってあげることを意識してみて下さいね。

    お母さんという心強い味方がいれば、きっと息子さんの心にエネルギーが貯まっていくはず。
    きっと大丈夫です^^

    どうぞ笑顔の子育てになりますように☆

    応援しています(^^)/

  3. 悩める母 より:

    ゆかこ先生、いつも拝読しています。進学高校2年の息子は学校は休まず行きますが、土曜日の模試を休みます。私立の難関美術大学を目指しておりそのため毎日絵画塾に通っていて、土曜は塾があるので必ずそちらを優先します。これまで塾の夏季冬季講習と学校の補修が重なっても全て塾を優先してきました。息子は英国のみで受験しますが、模試は夜7時まで全教科受けなくてはならず、「時間の無駄、その間に作品が一つ仕上がる」と言います。また、推薦を狙ってますが、志望する大学に指定校推薦はなく、提出するポートフォリオで決まるようです。塾ではそのポートフォリオも作成しています。私は見守る子育てをしていますので、息子の意思を尊重していますが、学校の先生にも、毎回なんと言って休んだらいいかわからず、体調不良と嘘をついて休んでいます。しかし、この先も模試のたび体調不良と嘘をつく勇気もなく、またこのまま模試を受けないのもどうかと思います。平日休まず登校しているだけでもすごいことだと思いますが、進学校で当たり前のように模試を受けてきた私にとっては息子は変わり者だと思いますし、学校の先生にもそのように思われでしょう。どうかアドバイスお願いします。長文失礼致しました。

  4. yukako より:

    悩める母さま

    毎日高2の息子さんの子育てお疲れ様です。

    難関美術大学に入る!という明確な目標をお持ちの息子さんなのですね。
    そのための道筋がちゃんと見えていて、優先順位がキッチリ定まっているという印象を受けました。

    ですが、お母さんとしては、高校へのお休みの連絡など困ってしまいますよね。

    いろんな考え方があると思いますが、もしも私なら、と言うスタンスでお答えさせて下さいね。

    もしも私なら。。。

    まず先生に相談すると思います。(担任の先生の理解を引き出すことが目標なので、話し方に気を付けて)

    というのは、息子さんのようなタイプのお子さん(特に高校生男子)は決して珍しくはないですし、息子さんの心情もよくわかるからです。

    (単に、学校のシステムと彼の目標との間にギャップがあるだけ)

    また、もしかしたら日頃の息子さんの姿勢から、多分おおよそのことは理解されているのではないかと感じました。

    参考にしていただけますと幸いです。

  5. 悩める母 より:

    アドバイスありがとうございます。息子のような子は珍らしいわけではないのですね。小心者の私は、先生の心象を悪くしないかとても不安です。次回の模試は息子に自分はどうしても塾に行きたいので休みます、と先生に伝えるように言いました。私からも先生に相談してみます。本当にありがとうございました。

  6. なおみ より:

    ゆかこ先生、高2、中3の息子の母です。いつも拝読させていただいております。見守り母になろうと日々格闘中です‼︎

    今、中3の息子の事で、心配が耐えません。全く勉強をしないのです!大学付属校のため、高校へはあがれますので、彼を信じてはらはら見守りしていた中、先日の数学のテストは8点!先生から危機だと言われても、本人はあんまり危機に感じないんだよーなどと申しております。いつもならまーいいか、どうにかなると思っていたのですが、来年は高校生!このまま静観で良いのかな?ほっておけない自分もおり、もやもや中なのです。家族とは会話あり、思いやりもあり、明るく、人間関係も良好、反抗期バリバリですが、普段の生活においては安定しているように思います。息子、私、このままで良いのか?見守りに徹せず不安になりメールさせていただきました。
    息子のことを先生に知っていただきたく、書かせていただきます。
    ・中学受験
    続けたかったサッカー中断、親のレールで受験、本人は公立行きたかった様子。
    ・中1から中2
    サッカー部入部、ゲーム&テレビ大好き、勉強しない、学校へ行きたがらない日もあるが、学校では楽しく過ごしている様子。バリバリの反抗期。
    ・中3
    まだ、反抗期!サッカー部キャプテン、学校選抜駅伝メンバー、学校行事大好き、面倒と言いながらも学校へは登校、友好関係良好、ゲーム&テレビばかりでノー勉の日々。宿題未提出、成績悪いのは全然平気!

  7. yukako より:

    なおみさん

    お二人の息子さんの子育て、毎日お疲れ様です。

    中3次男さんのことでお悩みなのですね。大学付属校の中3生は特にこの時期、危機感がなくなりがちですもんね。

    >家族とは会話あり、思いやりもあり、明るく、人間関係も良好、反抗期バリバリですが、普段の生活においては安定しているように思います。

    ⇒ほんとー---に素敵な息子さんですね♪

    「もしも私ならどうするかな?」と考えてみました。

    もしも私なら、、、

    「うちの子には、自分の課題を乗り越える力がある」と未来のチカラを信じて「愛情エネルギー」を注ごうとするなぁと。

    具体的には「存在承認」を頑張ります。

    存在承認とはコチラを

    https://himehaha.net/affirmation/20161101-9/

    息子さんは
    人望や、楽しいことを見つける力、没頭する力、自分の能力を発揮する環境やなど

    沢山のことに恵まれ、自分らしく人生を楽しんでおられるように感じました。

    これらを与えている親としての自分に誇りを持たれるのはいかがでしょうか?(←私ならそうして自分を認めて褒めて自己肯定感アップに繋げます(笑))

    参考になれば、嬉しいです。

    笑顔の子育てになりますように☆

  8. なおみ より:

    ゆかこ先生、ありがとうございました。
    反抗時、母親の私のせいで行きたくもない学校へ行って、やりたいことも出来なかった!なんて言う発言もありますが、気にせず息子の未来を信じることですよね?
    早速、存在承認を読み返して実践してみます。

  9. ゆみん より:

    ゆかこ先生いつも心待ちにしています。
    見守りを始めても上手くいかず1年が経とうとしています。心配症でせっかちで過干渉の最悪な私は高1の次男と勝手に戦っています。
    中学1年のGWから行き渋りや1か月に2、3回無断で休んだりゲームにハマり昼夜逆転や朝起きれないと私のせいにしたり暴言を吐いたりとかなり大変でした。小学生では優等生だったので家族全員戸惑い喧嘩の日々でした。そんな次男も中3の春に自分から塾に通いだし、サボりながらでもランク1つ上を目指して合格しました。希望の高校だし、これから変わるかなとちょっと期待していましたが生活態度も変わらず(泣)
    そんな時ゆかこ先生に出会い毎日読んでは紙に書いたりして何とか自分に染み込ませようとしていますが、苦労をしています。夫婦仲も悪くなり私が一緒に頑張ろうと話しても旦那は辛く息子にあたり、一時は離婚騒動になった事も。でも何度もゆかこ先生の話を読み、私は家庭を良くしたい私は悪くないのに何で!って思いを捨てて今は夫婦仲も良くなってきました。また私はちょっと具合が悪くても休んだり遅れたりするべきではないなどのいわゆるベキ星人なので自分でも疲れてしまいます。以前より少しずつは考えは変わってきてますが登校や勉強も本人の問題だと頭で分かっていてゆかこ先生の話しも理解しようと努力してるのになかなか自分が変えられず苦しいです。
    朝から晩まで情け無い。朝のグズりや行きたくないに怯えてます。

  10. yukako より:

    ゆみんさま

    コメントをありがとうございます。
    そして、息子さん達の子育て毎日おつかれさまです。

    この3年くらいお辛い日々がおありだったのですね。
    ですが、夫婦仲を良くしたってすごいですー--!!!

    「朝のグズリや行きたくない」って、ものすごーーく怖いですよね。
    めっちゃわかります!

    ですが、これはおそらく「不登校になったらどうしよう、、、」が「不安オバケ」になっていて、ここから逃げていると、ずっ~~~っと不安オバケが追っかけてきます。

    ですので、「しょうがないわ」と観念してしまいませんか?

    例えば、こんな感じ↓

    「学校に行く行かないは私の問題ではないし、この子の問題。
    だから、私がなんとかすることはできない。
    しょうがない。
    でも、万が一そうなったとしても、この子はそれを克服する力があるから大丈夫。なんとかなる」

    こんな風に観念してしまうと、不安オバケは追っかけてこなります。

    また、息子さんの力を信じていることにもなるので、愛情エネルギーを注げます(一石二鳥です♪)

    よかったらお試しくださいね。

    笑顔の子育てになりますように☆
    応援してます(^^)/

  11. ゆみん より:

    ゆかこ先生アドバイスありがとうございました。次男を信じきれてなかったですね。不安おばけに追いかけられないように次男を信じてみます。

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