学校行きたくない中学生!親はどう対応すべき?

学校に行きたくない中学生

中学生の不登校や行き渋りに関するご相談が多く、朝「学校に行きたくない」と子どもに言われた時の対応についてご質問いただくことが増えました。

現状をお聞きしてみると「とにかく不登校になったら大変だから!何が何でも学校に行かさなきゃ!」という対応をされている場合が今殆どだったりします。

だけど
そんなお母さんの切実な想いとはうらはらに、実際には「学校に行きたくない」日がどんどん増えていき、結果、不登校の状態になっているご家庭も多いと感じています。

実は
「学校に行きたくない」と行き渋りする中学生に対して、問題を長引かせずに、不登校の早期解決につながる対応があると考えています。

というのは
実は私も、同様のことで悩んだ経験がありまして、その時期を「今日ご紹介する方法」で乗り越えた経験があるからです。

「今日ご紹介する方法」が、今まさに「学校に行きたくない」と言われていて困っている状態の方や、将来もしもの時はどうしたらいいの?という不安をお持ちのお母さん方のお役に立てたら嬉しいです。

最近の不登校の実情


まずは、日本における最近の「不登校の実情」について調べてみました。

3 小中学校における不登校
○ 小・中学校における不登校児童生徒数は164,528人(前年度144,031人)であり,前年度から20,497人 (約14%)増加。在籍児童生徒に占める不登校児童生徒の割合は1.7%(前年度1.5%)。
過去5年間の傾 向として,小・中学校ともに不登校児童生徒数及びその割合は増加している(H25:小学校276人に1人, 中学校37人に1人→H30:小学校144人に1人,中学校27人に1人)。

○ 不登校児童生徒数が6年連続で増加,約6割の不登校児童生徒が90日以上欠席しているなど,憂慮すべ き状況。児童生徒の状態に応じて休養させる等の「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機 会の確保等に関する法律」の趣旨の浸透の側面もある。

引用:文部科学省「平成30年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」より

上記、文部科学省の昨年の調査では

H25では、小学校276人に1人, 中学校37人に1人だったのが

H30には、小学校144人に1人,中学校27人に1人に増加したという調査結果が出ています。

不登校者数は6年連続増加しているとのこと。

要するに今の日本では
中学生の27人に1人が不登校

各クラスに一人は不登校の子どもがいる状態らしいのです。



そして、この調査から考えられるのは、朝「学校に行きたくない」という子も年々増加していて、その対応に困っているお母さんも、相当増えているのでは?ということです。

朝起きない中学生(布団から出ない)
布団をかぶって朝起きてこない男の子も。

「学校行きたくない」中学生へやりがち対応7つ


今の日本のご家庭で、普通に起こりうる「学校行きたくない」発言(「頭が痛い」「お腹が痛い」も含む)に対して、お母さんがよくやりがちな対応事例を挙げてみます。

 

  • 「何馬鹿なこと言ってるの?ずる休みなんて許さないからね!」と言って行かせうとする
  • 「熱でもある?」と熱を測ってから、熱がなかったら学校に行かせる
  • 「何か学校であったの?」と不安になって(本人は話したくないのに)アレコレ聞き出そうとする
  • 車に乗せて、無理やり連れていく
  • 「子どもの仕事は、学校に行って勉強をすることだから行きなさい」と説得して行かせようとする
  • 「頑張って行ったら、ゲームしていいから」みたいな感じで、モノで釣って行かせようとする
  • 「理由がないのに休んだらお父さんに言いつけるからね」と脅す

「学校を休ませたくないお母さん」がやりがちな対応を7つ挙げてみました。

これらの対応で、一時的に登校する中学生もいたりしますが

たいていは、繰り返すことも多く、

最初は、3か月に1度だったのが、2か月に一度、1か月に一度という感じで「学校に行きたくない日」がだんだん増えていったりします。

無理に学校に行かせようとする対応は「解決へ向けて効果のある対応」ではなく、むしろ悪化させている場合も多いのです。



このような、中学生の「学校に行きたくない」という行き渋りの段階においては、私は早期解決も可能だと考えていますので

今日は私自身が実際にやった方法を、以下ご紹介しますね。

 

不登校早期解決対応①疑わない

「頭が痛い」「お腹が痛い」と何度も言われると、「本当に痛いの?!」と子どもの言うことを疑うお母さんも多いのですが

ここで一番大切なのは、子どもの「訴え(気持ち)」を「そうなんだね。痛いんだね」とちゃんと信じて受け取ってあげることです。

もしも、「またか?」「本当なの?」という疑いの気持ちがあったとしても、騙されてあげるくらいの気持ちでいれるといいなぁ。

そして、顔色や表情もよく見てあげて、病院を受診するかどうか?の意思確認をして、なるべく本人の気持ちを尊重することも大切です。

疑う母親
疑いたくなるけど、疑わないことが大事です!

 

不登校早期解決対応②学校に行くかどうかは、子どもが決める

「休みの連絡は親から」と決められている中学校も多いために、「学校を休むかどうか」はお母さんが決めているご家庭が今殆どだと感じています。

要するに、子どもが学校を休む決定権がお母さんにあるのです。

過去を思い返せば、私自身も息子が中学生の時朝「頭が痛い」と「今日は休みたいオーラ」を感じる時が何度かあったんですが

当時は、熱を測らせて、熱がなかったら行かせるという❷の対応をしていました。


ですが、ある時(中2くらいかな)

「あれ?学校に行くって《子ども本人の問題》なのに、母の私が決めてる。
これってどうなんだろう?」

と感じて、この対応を辞めました。

そして
本人にどうするか?を聞くシステム」にしたんです。

実際には

息子「頭が痛い」
私「そうなんだね。頭が痛いんだね。
(一応熱は測って熱がなくても)今日は学校どうする?

と聞くことにしました。

息子「今日は休む」 
私「わかった。じゃあ、学校に連絡しておくね」

という感じで
私「今日は頭痛で休みます」
と、あまり深くは考え過ぎずに、学校に連絡を入れることにしました。

で、様子を見ていると、たいていの場合は、午前中しっかり寝て、お昼ご飯を食べると、午後からは元気になり

息子「もう大丈夫だから、明日は行くよ」

となることが多かったです。

中1の頃は、だいたい、3か月に1回くらい、こんな感じのことがあったのですが、中2からは、この「本人が決めるシステム」を採用。

気づいたら

「学校行きたくない(頭が痛い)」と言い出す間隔があき、私が朝モヤモヤすることも減っていきました。

そして、中3の頃には

息子「今朝は頭が痛いけど、今日はどうしても行かないとまずいから」

と、少し無理をして登校する日も出てきて、自分で考えて自分で判断する「自主性」が育っていることも実感しました。

男の子の話を傾聴する母親
そっかぁ。今日は調子が悪いんだね。学校はどうする?
(自分の問題だから、自分で決めていいんだよ^^)

不登校早期解決対応③お母さんが困り過ぎない

そして、この時期のお母さんが、特に大きく持っているのが「不登校になったらどうしよう?」という不安です。


この不安が大きくなりすぎると、問題を長引かせる要因となります。

なぜなら、「学校に行く行かない」は「子どもの問題」で、本来は(子どもよりも)親の方が困る問題ではないからです。

お母さんがずっと「子どもの問題」に関して、ずっと困っているとね。

母の自分を困らせる言動をするわが子を、責めたり非難したりと「否定のメッセージ」を子どもに送り続けることになってしまいます。

そして、これが「不登校の根本原因」になっている場合も多いです。

ちなみに
不登校でお悩みの場合は、「親が子どもを責めないようになる」と(←この部分をサポートしています)たいていは解決に向かいます。



今「行き渋り」の状態で、「このまま不登校になったらどうしよう…」というお母さんは、特に「自分が作り出す不安」に負けないで

子どもの訴え(言葉)をただただ信じて、心に寄り添ってあげて下さいね。

悩む母親
子どもの問題を自分の問題と捉えて、困り過ぎないこと。
大丈夫なんとかなる!と少し楽観的に眺めることが早期解決につながります

まとめ

時代の移り変わりとともに、学校も様変わりしてきて、今や登校せずにネットで学べる高校もあったりします。

そして、そんな通信制の高校から、大学に進学したり、自分の目標に向かって邁進する子の事例も沢山聞かれるようになりました。

時代はどんどん進化しています。

新しい時代は、子育ても多様性の時代。

どうぞお子さんの将来を悲観しすぎないで下さいね。

「大丈夫きっとうまくいく」とドーンと構えて、不安定になりがちな思春期・反抗期の中学生の心に寄り添う対応をされますように。

「どんな時も愛されている、自分は親から大切にされている!」と感じさせてあげることが、この問題を根本解決する方法だと思っています。


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