【9月1日子どもの自殺が多い日に】不登校・行き渋りの子を持つ親に伝えたいたった一つの大切なこと
全国的に9月1日は夏休みが明け、2学期の始まる日。
そんな「2学期が始まる日」は18歳以下の子どもたちが1年で最も多く自殺する日だそうなのです。。。
今日は、そんな「今日を憂う今の日本の子ども達」を子育て中のお母さんに向けて、心にとめおいてほしい「たった1つの大切なこと」をお伝えします。

もともと特別なオンリーワン♪
もくじ
小中高校生の自殺者過去最多!514名
2022年の厚生労働省のまとめでは、小中高校生の自殺者数は514人で、統計がある1980年以降で最多となったそうです。(引用元:朝日新聞デジタル。2023.3.14)
そしてその4割が男子高校生なのだと、、、(涙)
この結果に息子二人を持つ母として、また中高生ママ専門の子育てコーチとして非常に衝撃を受けました!!
この理由を考えてみると、男の子は自分の心の内を言語化して人に話すこと(助けてと言うこと)が苦手で、悩みを一人で抱え込みやすいためではないか?と、推測しています。
夏休み明け9月1日に自殺が多くなる理由
そして、夏休みが明ける2学期の開始の時期、特に9月1日の自殺の数が一番多いことが知られています。
これは、学校に行きたいくない子ども達にとって、夏休み明けが一番プレッシャーを感じる時期だからではないでしょうか?
実は、私へのご相談でも、この夏休みが終わる時期は、子どもの不安定な行動に対するご相談が増える時期だったりします。
というのは、学校に行きたくない子にとって、夏休みは自分以外のみんなも休んでいるために、安心してコンビニなど昼間の町にも出やすい時期。
呼吸がしやすいというか、精神的に楽な時期なんですよね。
そんな夏休みが終わる時期は、再び不安になって自分を責める子が多いのだと感じています。
心の不調やストレスは体に出ることも多く、サインを出していることも多いですので、どうぞ見逃さないようにしてくださいね。
例えば
・夏休みが終わりかけに『学校行きたくない』としきりに言う
・暗い顔をして部屋にこもりがち
・母への距離が近い(何か言いたげだけど言えない感じ)
・お腹が痛い(トイレにこもる)頭が痛い、など体の不調が増えた
またいろんな有名人の方が「どうか死なないで。逃げていいんだよ」をいうメッセージを発信されています。
例えば
●樹木希林さん
(娘の也哉子さんが意思を受け継いでおられます)
樹木希林さんが病床で9月1日を気にした理由
●小幡和樹さん(「学校は行かなくてもいい」著者)
中高生の自殺が最も多い9月1日に、元不登校児として故郷和歌山の新聞に広告を出しました。
これらの多くが「子ども達に直接向けたもの」だったりします。
そんな中、私は有名人でも何でもありませんが、絶望感で「この世から居なくなること」を考えやすい、中高生・思春期世代の「子育てコーチ」として、この世代を子育て中のお父さんお母さんに向けて「これだけは!どうか忘れないでほしい大切なこと」をお伝えします。

ゲームばかりでお気楽に見えて
悩んでもいるんだなぁ
中高生ママに伝えたい「たった一つの大切なこと」
「忘れないでほしいたった一つの大切なこと」とは、家庭を安心で安全な居場所にしてあげてほしいということ。
もうホントこれに尽きます。
今ね。
実は、私のところにも、不登校についてのご相談を沢山いただくようになり、不登校で悩むお母さんのサポートもさせていただいています。
様々な段階や状態の方がいらっしゃいますが、皆さんに共通しているのは本当にほんとうに苦しんでおられるということ。
それは、病気(正当な理由)でもないのに、他の子が普通に行ける場所にわが子は行けないという事実にうちのめされているといった印象があります。
・「世間的にどう見られるか」
・どんどん遅れてしまう勉強面のこと
・お仕事されている方は子どもを日中一人で置いておくこと
など「心配」や「将来への不安」などで、心が埋め尽くされてしまっておられるのです。

これからどうなっちゃうんだろう…
そして「この苦しさから抜け出るたった1つの方法」が、以前のように、子どもが学校に行くことだったりします。
だからこそ、「どうしてみんなが出来てることが出来ないの?!一日でも早く学校に行ってほしい!!」といった「子どもを責める気持ち・今すぐ動かしたい気持ち」が心の中に居座り続けてしまいます。
ですが、この気持ちがお母さんの心の中にあり続けるとね。
いっくら「その気持ち」を表に出さないように頑張っていたとしても
・表情
・声のトーン
・言葉の選び方(言葉尻)
・話題
などに、どうしても出てきてしまいます。
そうすると、学校が、自分の安心で安全な居場所ではなくなくなってしまっているからこそ、学校に行けなくなっている子ども達は、家という安心で安全であるべき場所で、
1)体と
2)心を
ちゃんと休ませることができなくなっちゃうんですよね。
どういうことかというと
1)体:学校は休ませてあげてるのに!家でダラダラ過ごしてばかりで(←イライラするポイント)体は休めているように、一見、見えます。
見えますが、
2)心:心の方は(親からずっと責められ続けているので)ちっとも休まらない状態です。
つまり、結局
2)心が休まっていないので、2)体にも不調が出やすい。
↓
動けない
という状態になっていることが多いのです。

▼参考記事▼
⇒【中学生の不登校】原因と5段階別対応と進路。子どもの心が回復して動けるようになるには
子どもの心が回復して動けるようになる特効薬とは?
実は「長引く反抗期」でも「勉強しないこと」でも「不登校」でも、子どもの「今の状態」に悩むお母さんに一番効果的な「見守る子育て」が
◆生まれてくれてありがとう
◆存在そのものに価値がある
という「存在承認」です。
なぜかというと、周りから否定され続けた子ども達が一番欲しいと願っているものが、この親からの「存在承認」だからです。
実は、学校に行けなくなったことで、一番自分を責めているのが子ども自身。
こんな(みんなとは違う情けない)自分でも、お母さんは認めてくれる、そのままでいいよ、と許して欲しいのですよね…
そんな、めちゃめちゃ大切な「存在承認」のポイントは子どもの「今」を責めないこと!!
これは 要するに、親の価値観からはみ出てしまった子どもに対して「否定のメッセージ」を飛ばさないようにするってことです。
「ふつうの枠」&「親の価値観の枠」からはみ出してしまって、そんな自分には価値がないと自分自身を心の中で責めてしまっている子どもたち。
(はたから見るとお気楽そうでそんな風に見えないかもしれないけど)今動けないでいることを、問題視せずに許してあげてほしいのです。
傷付いたお子さんが、安心で安全なお家の中で自分の気がすむまで安心して!ゆっくり休んでいられますように。。

ゆっくり休んでいいからね。
▼あわせて読みたい不登校関連記事▼
⇒「学校行きたくない」と言われたら?中学生親の対応
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この記事を書いた人(監修者)

長野県松本市在住
中高生ママ専門の子育てコーチとして、悩める母専門のコーチングセッションを行う。
【経歴】
・コーチングオフィス ままはぐ代表
・ICA国際コーチ協会認定 ポテンシャルコーチ
・セッショントータル5,000時間以上を実施
・26歳(社会人)と23歳(大学院1)2人の息子を持つ母親
・京都大学にて教授秘書歴7年
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