受験生の親が知っておきたいストレス対策7選|わが子を合格に導く親がやっていること
・今年受験生となった我が子だが、ちっとも勉強しないので、ストレスが溜まっている
・受験が近づくに従って、焦りでストレスが半端ない
・イライラする気持ちを我が子にぶつけてしまい、自己嫌悪している
という親御さんも多いのではないでしょうか?
子どもが受験生になると親もストレスを感じやすいので、自分なりの対処法を知っておくことで、上手なサポートが出来るようになります。
「見守る子育てコーチ」として5,000時間以上、悩める中高生ママ達をサポートしてきた経験+二人の息子の受験(計5回)の経験を踏まえ、受験生と受験生の親、双方のストレスを減らし、結果として合格に導く方法をご紹介します。
もくじ
受験生の親がストレスを感じる理由
教育熱心な親御さんほど、肩に力が入ってしまうのがわが子の受験。
点数や偏差値、学校のレベルなど外部基準でわが子が評価される機会だと感じているために、少しでも上位校に合格させたい!と力が入りやすいです。
しかも、それが(自分のためではなく)子どものためだと信じて必死になっている人ほどストレスを感じやすいと、多くの中高生ママ達のお悩みを聞いてきた子育てコーチとして実感しています。
以下に、受験生の親がストレスを感じる理由を3つお伝えします。
理由1)子どもの成績不振
模試の結果や合格判定に一喜一憂してしまう教育熱心な方ほど、ストレスを感じやすいです。
一番気がかりなことが「わが子の成績が上がること(受験に合格すること)」になっているために、成績不振の状態が続くと自分でどうしようもできない事だけに、成績を上げることができないわが子に怒りすらわいてしまうようです。
子どもの受験が自分事になってしまっている親御さんにありがちです。
理由2)経済的な負担
殆どの受験生が通っている進学塾や予備校。
評判のよい塾ほど月々の授業料もかなりの金額だと思いますが、それに加えて夏期講習や冬期講習もあって、別途料金がかかるシステム。
受験生の1年は経済的な負担が多くなりますよね(涙)
実は、夏期&冬期講習には行きたがらない子どもも多いのですが、長期休み中にダラダラするわが子をよしと思っていない親御さんが多いために、「高いなぁ」と思いながらも「行くべきだ」と誘導している場合も多いです。
理由3)コミュニケーションの難しさ
高校受験の中3生は特に思春期で親に反抗的な時期ですので、親が望む普通の会話が非常に難しい時期となります。
特に「父と息子の会話がないこと」や「暴言」にお悩みのお母さんも多いです。
また、大学受験に向かう高3生は、心も身体も大人に近づき自分の価値観を確立しつつある時期です。
にもかかわらず、親が勉強やスマホの時間などを管理する体制を遂行しようとしていると「反抗的」「会話は事務連絡のみ」となり、温かいコミュミケーションがとれなくなっているご家庭もあります。
親のストレスが子ども(受験生)に与える影響
ストレスがたまるとご機嫌ではいられません。
表情は曇り、言葉は厳しくなり、不機嫌になることが多いので、親のストレスが子どもや家族に悪影響を与えていることがよくあります
1)子どもの勉強意欲に与える影響
親の不機嫌は受験生である子どもに想像以上の(悪)影響を与えます。
もちろん、「親の不機嫌が怖いから勉強しなきゃ」と子どもに影響を与える場合もありますが、これは立派な不機嫌ハラスメント(フキハラ)です。
親が無理にやる気を引き出そうとする外発的動機付けではなく、その子の中から湧き出る内発的動機付けを目指して、信頼や共感や承認など、温かい関わりを目指しましょう。

勉強をムリヤリやらせる事の
弊害は大きかったです(後悔)
2)家庭の雰囲気に与える影響
「お母さんは太陽であれ」という言葉を聞いた時に「そんなの無理!」と毒づいていた過去の私。
母として毎日笑顔でいることの難しさを感じていました。
ですが今は、子どもを産み出し、家族と関わる時間の長いお母さんは家族の要で、大きな影響を与える人だからこそ、笑顔でいてほしいと願うようになりました。

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(注意)受験ノイローゼ!子どものストレスの原因となる親の特徴
もちろん!親だけではなく、子どもも受験ストレスを抱えています。
「受験ノーローゼ」状態になってしまう子どももいて、症状は以下の通りです。
- 勉強が手につかずイライラしている
- スマホに依存するようになる
- 「死にたい」と言うようになる
- うまく睡眠が取れないようになる
- 食欲がわかない、もしくは食べ過ぎてしまうようになる
- ゆっくり休んでも疲れが取れない、など
お子さんにこういった症状が見られる時は、無理はさせずに、早めに専門医にご相談くださいね。
こんな風に、子どもの心が悲鳴をあげる背景には、「絶対に〇〇合格!」「親戚の手前、〇〇以上でないと恥ずかしい」などのプレッシャーを与えている親がいることが多いのです。(教育虐待になっている場合も有り)
【ストレスの原因となりやすい親の特徴】は
- 比較する
- 世間体を気にする
- 勉強のやり方に口を出す
- 経済的圧迫をする(●●以下なら学費は払わない、絶対に国公立!滑り止めはなし!など)
- 試験(模試)の結果に一喜一憂する
- 子どもの不安をあおる
などがあります。

なっていると
合格も遠のきます
受験生の親のストレス対処法7選
基本的に、受験は子ども自身の問題ですから、親御さんがいくら頑張っても、なるようにしかなりません。(冷たいようですが)
むしろ、頑張ってサポートしようとすればするほど、我が子に圧をかけ、悪影響を与えていることが殆どだったりします…
受験生に特別な「何か」をしようともするよりも、子どものことを信頼して「何をどうやるか?」などは全て本人に任せること(=失敗も含め様々な経験をさせてあげること)が、私は子育てコーチとして一番大切だと考えています。
1)朝の散歩
まず最初のストレス解消法は、朝の散歩です。
どうしてかというと、朝の光を浴びながら体を動かすことは、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が出やすくなり、ストレスにも強くなると言われているからです。
散歩道の草花に癒されたり、新しい朝を迎えられることや家族の存在に「感謝の気持ち」が湧いてきたりなど、素敵な効果が沢山あります。
受験生にプレッシャー(圧)を与えすぎると、いいことは一つもありません。
子どもが毎日健康でいてくれることに感謝の気持ちが湧いてくると(=存在承認)、受験生の母の「少しでもよい学校に」というプレッシャー(呪縛)から解き放たれるはずです。
2)趣味や生きがいを見つける
私の経験上、ストレスが大きい受験生の親御さんは、頭の中の9割近くが「子どもへの不安」で埋め尽くされています。
視野が非常に狭くなっているのですよね…
ですので、子どもの受験以外のことに、意識を向けるように工夫することをオススメしています。
子どもの受験とは全く関係のない、趣味や生きがいを探してみませんか?
例:推し活、オンラインで映画・動画鑑賞、老後のための資格取得
3)道は1本ではないことを知る
実は「子育てコーチ」として感じている「わが子の受験にストレスを感じる母のほぼ全ての方に見られる特徴」があります。
それは「道が1本しか見えていないこと」です。
「最低〇〇以上の学校!でないと外を歩けない」など、親の理想の志望校に合格しないと、世間体が悪く恥ずかしいと考えてしまう思考がストレスを生む構造になっています。
「わが子の幸せにつながる道は1本ではないこと」を知ると、きっと心は安らかになるはずです。
4)受験や勉強以外の雑談をする
実は、家での話題が、勉強や受験関連の話ばかりになっているご家庭は非常に多いです。(多分みなさん無意識)
あなたのお宅では、いかがでしょう?
受験や勉強の話が、会話全体の何割くらいを占めていますか?
これは、親御さんにとっての一番の関心事が受験になっているために起きていることで、例えば、ネットで見つけた有益な情報を教えたくなったり(ラインに添付する母多し…)、塾での様子やテスト結果を問い詰めたりしてしまうのだと思います。
ですが、家がこの状態になってしまうと、そりゃあ、子どもは親と話したくなくなる、と思いませんか?
なぜなら、家で受験の話題ばかりになっていると、リラックスして充電するどころではなくなるから。
私のこれまでの経験上、自分のタイミングで家でリラックスでき、うまくエネルギー補給できている子どもほど集中し、質の高い受験勉強をし、行きたかった学校の合格を手にしていると感じています。
受験のことは、本人を信頼して、本人にまかせ、家ではあえて、受験以外の話題を心がけると、親御さん自身も子どもの受験に囚われないようになります。
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5)子どもとあえて距離をとる
我が子にどうしても口出ししてしまう方は、子どもが目に入らない場所に移動して、あ・え・て距離をとる方法をおすすめします。
人は、目に入るものに影響されますので、あえて見ないようにする作戦です(笑)
具体的には、買い物に出かけたり、お料理に没頭したりするのもいいですね。
注意)ただし、子どもから話しかけられた時は、逃げずに、ちゃんと話を聞いてあげて下さいね。
6)ママ友とは、ほどほどの距離間を
本来なら情報収集やストレス解消になるはずのママ友とのお付き合いが、実はストレス源になっていることはよくあります。
例えば、ついつい比較してしまう癖のある方は、聞きたくない情報(たいていは自慢話)を聞いてしまうことで、不安になり、怒りとなって爆発してしまうことが多いからです。
保護者同士のお付き合いのメリットとデメリットを書き出すなどしてみて、もしもデメリットの方が多いようなら、受験が終わるまで少し距離を置く方がいいかもしれません。
(私はそうしました)
7)相談する(専門機関を受診)
心配で夜眠れない。食欲が落ちてきた。などの症状が見られ、毎日が辛い場合は、電話相談や心療内科など専門機関を受診されることをオススメします。
お子さんの為にも、一人で悩まないで、苦しい心の内を誰かに話すだけでも楽になることがあります。
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受験生の心の支えになる親の対応3選
- 生活面のサポートに徹する
実は、食事や洗濯など、子どもが安心して生活できるように普段の生活を普段通りにすることが、一番の支えになります。
もしも、嫌味や不安をあおる言葉が多くなっている場合は、子どものストレス(プレッシャー)となってしまいますので、即座にやめましょう。 - 味方になる
子どもが話を聴いてほしい時に聞いてあげる。など、子ども目線に立って、「親は自分の味方である」と感じる行動を心がけましょう。 - 信じて見守る
受験という関門を、自分の力で乗り越える力があると信じて、見守りましょう(=過干渉な行動は辞める)
受験生の我が子を合格に導くために
中学受験にしろ、高校受験にしろ、大学受験にしろ、子どもの受験は「目的」ではなく「手段」です。
受験は、わが子が幸せに生きるための「手段の一つ」に過ぎず、幸せになるための方法は他にも沢山ある!と視野を広げてみませんか?
すると「何が何でも合格させなきゃ!すぐにでも勉強させなきゃ!」という過度のストレスから解放されます。
そして、親御さんが、この「合格(学歴)への執着」を手放すことで、逆に、合格の可能性も高まるのです。
受験生である子ども以上に、親がストレスを抱えていませんか?
実は、この状態が異様なことだと気付いた方は、「執着心」を手放すことが出来ますように。
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この記事を書いた人(監修者)

長野県松本市在住
中高生ママ専門の子育てコーチとして、悩める母専門のコーチングセッションを行う。
【経歴】
・コーチングオフィス ままはぐ代表
・ICA国際コーチ協会認定 ポテンシャルコーチ
・セッショントータル5,000時間以上を実施
・26歳(社会人)と23歳(大学院1)2人の息子を持つ母親
・京都大学にて教授秘書歴7年
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